経営者インタビュー 三原淳氏(株式会社エムアイエス代表取締役) Vol.2|経営ノート

経営者インタビュー 三原淳氏(株式会社エムアイエス代表取締役) Vol.2|経営ノート

「社長に聞く!」経営者インタビュー 〜活躍する現役社長に、経営者としての半生をお聞きしました!

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、三原淳氏(株式会社エムアイエス代表取締役)です。日本トップクラスのコインランドリーフランチャイズビジネスを展開する、株式会社エムアイエス代表取締役の三原淳氏。今や急成長を遂げ、社員14名にして一人当たりで売上高1億円を実現する企業! しかし創業当初から順風満帆な出だしではなかったとのこと。苦境でもあきらめずに事業を成長させ続けた三原淳氏の経営信念とは?

(2017年5月配信)



前回に続き、三原淳氏(株式会社エムアイエス代表取締役)の経営者インタビューをお届けします。(Vol.1はこちら

新谷哲:そうですか!製薬会社は入社してみて、いかがでしたか?

三原淳:まあ大変でしたよ。営業というより、要はどれだけドクターと仲良くなるかが重要でした。もっと嫌な言い方すると、ドクターの犬になるかですね(笑)。シャーペンの芯が無くなると「はい、買ってきて」、車のカギ渡されて「修理してきて」というのをずっとやって仲良くなって、それでやっと薬が売れました。

あとは本当に営業命の会社でしたので、同僚、隣に座っている人もライバル、という感じです。当時はネットがないけど、ネット通信みたいなのはあって、誰がいくら売っているのかわかったんです。そこで電話がかかってきて、「薬やけに売れているけど、どうやって売っているの?」って言ってきて「こうやってんだよ」と教えても、私が「お前はどうやって売っているの?」と聞くと、「君はライバルだから教えない」と電話を切られるくらい、それくらい大変でした。

新谷哲:そうですか…。でも、営業成績がいいから聞かれるので、その当時はやはり営業力はあったんですね?

三原淳:たまたま営業はできていました。なぜ売れているかもわからず、プレゼンも上手じゃないし、でも、なぜか売れている人間だったのです。今、思うと、お医者さんの世話を焼いて、人となりが気に入られて売れていたのです。「三原君、君、面白いから買ってあげるよ」という感じです。

新谷哲:やはり三原淳社長には人柄というのがにじみでて、それが営業に繋がっていると、そういうわけでございますね。非常に素晴らしいです。その後、10カ月で辞めていらっしゃるのですが、何か理由があったのですか?

三原淳:これが、うつ病になってしまったのです。本当に朝は早いし、7時から病院に入って夜23時まで営業をして、それで誰とも口を聞かないのですよ。それで、凄く寂しい気持ちになってしまって、うつ病になり、辞めました。

新谷哲:ではその後、引き籠もっていたのですか?

三原淳:そうですね。

新谷哲:どれくらいの期間ですか?

三原淳:3カ月くらいですかね。

新谷哲:それで辞められた後は、スーパーで働いたそうですが、なぜスーパーだったのですか?

三原淳:うつ病になってしまっているので、自分からどこかに勤めようという気はないのです。当時、独り暮らししていたアパートを引き払って、親と住んでいたのですが、親が勝手に履歴書を出したのです。それで、とあるスーパーに行くのですが、うつ病なので面接でしゃべれない。けどあまりにも人が足りないので、採用になったという経緯です。

新谷哲:素晴らしい親御さんですね。

三原淳:今思うとそうですね。

新谷哲:その後に貿易会社さんとか、印刷会社さんにお勤めになられて、コインランドリー機器の輸入会社様に就職されてらっしゃいますけれども。その頃の思い出はなにかございますか?

三原淳:スーパーで体を動かしていくうちに、うつ病が治るんですよ。治って元気になると、営業やりたいなと思い、わざわざ一番小さめのOA機器販売会社に行きました。大企業が嫌だったのと、大企業にいたのだから中小企業は楽勝だろうという感じです。そこに行くと営業成績がまあまあ良いのです。営業成績がいいので、友達がやっている印刷会社で「一緒に営業やらないか?」って引き抜かれる。そうこうしているうちに今度は、輸入商社さんに「営業やらないか?」と引き抜かれる、というのが続きました。

新谷哲:ヘッドハンティングされ続けているのですね。その頃、ご苦労はありましたか?

三原淳:売れないときや、途中結婚したり、離婚したときは苦労しましたが、今、思うと大した苦労ではなかったと思います。経営者やってからの苦労と、サラリーマンの時の苦労では、まったくレベルが違います。

新谷哲:コインランドリー機器の輸入商社さんは、何年くらい務められたのですか?

三原淳:3年、4年くらいだと思いますね。

新谷哲:ではそこで学ばれたことを、そのまま独立に使われたのですか?

三原淳:基本的なところだけですね。コインランドリーの洗濯機には、知識はあるということで独立してしまったというわけです。

Vol.3へ続く

 

[プロフィール]三原淳氏
株式会社エムアイエス 代表取締役

1967年生まれ。専修大学経営学部経営学科卒業、ファイザー製薬に入社。スーパー、OA販売会社、印刷会社、輸入商社を経て、コインランドリービジネスに携わる。オーナー視点に立った経営を目指し独立。

 

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

今回は、三原淳氏(株式会社エムアイエス代表取締役)の経営者インタビューを取り上げました。

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