経営者インタビュー 前田出氏(一般社団法人 協会ビジネス推進機構代表理事) Vol.2

経営者インタビュー 前田出氏(一般社団法人 協会ビジネス推進機構代表理事) Vol.2

「社長に聞く!」経営者インタビュー 〜活躍する現役社長に、経営者としての半生をお聞きしました!

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、前田出氏(一般社団法人 協会ビジネス推進機構代表理事)です。協会ビジネスの第一人者である、前田出氏にお越しいただきました。ホビークラフトで作り上げた認定講師が活躍する仕組みをビジネスモデルとして、2007年より他の業態に「新・家元制度」を提唱されています。ミュージカル劇団、街づくり、インテリアコーディネーター、選挙のプロデュースなど、様々な経験が現在のビジネスの成功につながっていくストーリーは、大変興味深い内容となっております。前田出氏の語る、事業を大きく発展させるための「仕組みづくり」とは? 企業成長を目指す経営者の皆様は必聴です!

(2017年5月配信)



前回に続き、前田出氏(一般社団法人 協会ビジネス推進機構代表理事)の経営者インタビューをお届けします。(Vol.1はこちら

新谷哲:アイシーエスさんは、何を目的に事業をやろうと思ったのですか?

前田出:まちづくりの時、参加していたのは男性ばかりで、女性を参加させるには「自分の自宅で何かさせればいいか?」と考えたのです。そこで、当時は世間にまだ知られていないインテリアコーディネーターの資格を取り、インテリアコーディネーターシステムを発案。この頭文字を取って「ICS」としました。このインテリアコーディネーターの養成講座を地元の新聞社と組んで行ったのが、今の協会ビジネスの原型でした。

新谷哲:今から35年前くらいには協会ビジネスの原型が出来ていたのですね。

前田出:講座を作り、「インテリアコーディネーターという資格を世間に周知するために資格をとりましょう」と。そして、資格を取った人を組織化して企業とタイアップする事業を始めました。

新谷哲:初めて聞きました。外では、そのようなお話はあまりされていないですよね。その事業は大成功されたのですか?

前田出:1回20人、4回で80人ぐらい集め、資格を取った人を纏める。資格を持ってない人も、女性の企画力を会社に活かしませんかと提案する。そして、商業施設のプロデュースをしようと思い、いかに集客をするか、イベントをやるか、会員化するか検討しました。ちょうどTSUTAYAさんができた頃だったので、和歌山でも同じように、ビデオ・本合わせたレンタルの業態を全国で120店舗を作りプロデュースをしました。

新谷哲:TSUTAYAのプロデュースですか?

前田出:いいえ、和歌山で同じような業態の「イワキ」というものをやりました。レコード屋さんのビジネスモデルを、TSUTAYAと同じような感じで作りました。

新谷哲:いまのお話を聞くと、協会ビジネスの原型がミュージカル、まちづくりやインテリアコーディネーターの起用で、そのまま発展していったようですね。

前田出:僕の中ではもうひとつ、選挙のプロデュースもあります。インテリアコーディネーターのフランチャイズのビジネスモデルを作っていた時、たまたま選挙のプロデュースを頼まれて受けたのです。町長さんが衆議院選挙に出馬したのですが、その人がとても目立たない人でした。埋没してしまう人をどう目立たせるかを考え、プロデュースをする。青年部や婦人部を作る、スポットライトを当ててしゃべらせる、衣装を揃える、送り出しの者を並ばす等、ミュージカルでやるようなことをそのまま選挙に持ち込みました。候補者は落ちたのですが選挙区自体が話題になり、選挙プロデュースの依頼がいろいろな所から来ました。

新谷哲:どのくらいきたのですか?

前田出:15回くらいです。市長選、知事選、県会議員など、いろんな種類の選挙をやってきました。

新谷哲:お話を聞きますと、青年部とかは会員制度ですし、スポットライトを当てるみたいなのはミュージカルなので、すべて家元制度に繋がりますね。

前田出:ミュージカルでは観客をどう動員するかを考え、選挙では組織を作り、思惑の違う人をどう動かすかを考え、選挙の公約を作り未来を約束させる。そういうことが組み合わさり、ビジネスが繋がってきています。

新谷哲:選挙のプロデュースをやってから家元制度の発表をするまで、どれくらいかかったのですか?

前田出:和歌山知事選のプロデュースをやった後、和歌山に居られなくなるくらいの締め付けがあり、旅に出ようと思いました。そこで押し花をやっている人間に出会い、面白いという話になり、協会ビジネスが始まり出しました。

新谷哲:それが株式会社コロネットですか?

前田出:コロネットを作る前です。その時出会った者が、日本ヴォーグ社という出版社で、押し花のプロデュースをしていた伊東琢磨。共にコロネットを作るパートナーです。

新谷哲:なるほど。放浪していた時、奥さまと一緒だったのですか?

前田出:一緒ではなく、和歌山にいました。ミュージカルやっている時も和歌山にいてくれて、好きなことをさせてくれました。

新谷哲:素晴らしい奥さまですね。

Vol.3へ続く

 

[プロフィール]前田 出 氏
一般社団法人 協会ビジネス推進機構代表理事

1954年1月5日 和歌山市生まれ。一般社団法人 協会ビジネス推進機構代表理事。神戸山手大学 客員教授。書籍・映像などの著作。「社会に良いことをしながら儲かる仕組み」として、協会ビジネスモデルを提唱。2020年までに、年商1億円の協会を200作り、10万人の認定講師が活躍する社会を実現させる。

 

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

今回は、前田出氏(一般社団法人 協会ビジネス推進機構代表理事)の経営者インタビューを取り上げました。

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