経営者インタビュー 前田出氏(一般社団法人 協会ビジネス推進機構代表理事) Vol.4|経営ノート

経営者インタビュー 前田出氏(一般社団法人 協会ビジネス推進機構代表理事) Vol.4|経営ノート

「社長に聞く!」経営者インタビュー 〜活躍する現役社長に、経営者としての半生をお聞きしました!

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、前田出氏(一般社団法人 協会ビジネス推進機構代表理事)です。協会ビジネスの第一人者である、前田出氏にお越しいただきました。ホビークラフトで作り上げた認定講師が活躍する仕組みをビジネスモデルとして、2007年より他の業態に「新・家元制度」を提唱されています。ミュージカル劇団、街づくり、インテリアコーディネーター、選挙のプロデュースなど、様々な経験が現在のビジネスの成功につながっていくストーリーは、大変興味深い内容となっております。前田出氏の語る、事業を大きく発展させるための「仕組みづくり」とは? 企業成長を目指す経営者の皆様は必聴です!

(2017年6月配信)


前回に続き、前田出氏(一般社団法人 協会ビジネス推進機構代表理事)の経営者インタビューをお届けします。(Vol.3はこちら

新谷哲:ここで全く違う質問をさせていただきます。好きなものに「うまい飯」とお答えになっていますが、どういうものがお好きなのですか?

前田出:僕自身は、ビジネスとプライベートを結構分けていて、32歳まで自分でやりたいことをやっていました。今は変わってきていますが、コロネットの頃、最初に決めるスケジュールは「誰と食事に行くか」でした。毎日、誰とどんな飯を食うかと考えて、その会話が弾むものや、この人とこの飯を食いたいと決めて、仕事の予定を決めていくスケジュールです。

新谷哲:一緒に食べる人も全部含めて「うまい飯」としているのですね。1カ月間で、30人とセッティングするのですか?

前田出:もちろん家でも食べます。当時は、和歌山と東京の二重生活をしていました。週末は和歌山に帰って、平日は東京でホテル暮らし。誰かと飯を食わないと寂しいので、いつも誰かと食うものを決めていました。

新谷哲:そうですか。「うまい飯」が好きという理由が少しわかった気がします(笑)。もうひとつ、座右の銘が「投げられた石は足元に積んでいけ」とお聞きしていますが、これはどういう意味ですか?

前田出:和歌山でミュージカルをやり始め、そのあとまちづくりを始めた頃、名士の人たちと会う機会がありました。その中に、和歌山県のナンバー3の人の奥さまがいたのです。女流作家でもあり、和歌山の女性を纏める人でした。この人から「まちづくりをやっているとその時にみんなはちやほやしてくれる。権力を持つ人を脅かす存在や、目障りな存在になったら石を投げてくるようになる。その石を投げられたらその石は投げ返すな、投げられたら、ありがとうと言って足もとに積んでいけ。その石をずっと積んで行ったらいつの間にか石が高くなって、石垣となって石が届かなくなる。批判されるのを反発せずに、そのままありがとうと言って受けていけ。」と言われました。その後、石を投げられるようになりましたが、石は投げ返すなというのをずっと守ってきました。

新谷哲:選挙の後の放浪に、通ずる話ですね

前田出:選挙なんか石とか岩が飛んでくる世界ですから(笑)。

新谷哲:大変勉強になる話ありがとうございました。最後なのですが、今後起業する方、経営者の方へ向けて、成功の秘訣をお教え頂けたらと思います。

前田出:僕は自分の時間を大事にしたいので、なるべく誰かにやってもらうと考えています。仕組みづくりが大好きだったのでこのビジネスをやるのにどういう役割の人が必要か。そして、この役割をうまく回す役目は僕の役目で、それぞれ実務をやる人は実務する人など、自分が出来ないことをやってもらう組織作りを考えてきました。だから僕は、事業を作った場合は先に仕組みや組織を作った方がいいと思います。1億ぐらいまででしたら、その場その場で判断していけばいいと思いますが、10億超えるビジネスをやるのであれば、仕組みをつくることから始めたほうがいいと思います。

新谷哲:仕組みづくり、私も頑張って作っていきたいと思います。本日は、ありがとうございました。

前田出:どうもありがとうございました。

 


 
編集後記(聞き手・新谷 哲 談)

前田出氏のお話をお聞きして、家元制度を作る運命だったのだと感じました。ミュージカルのプロデューサーをやり、まちづくりをやり、そしてインテリアコーディネーターの講師育成制度もやり、コロネットの押し花、ビーズ、そして選挙もございましたね。すべての流れから、前田出氏は家元制度をやるために、運命付けられてそのまま歩みられて大成功されています。そして、すべては仕組みづくりというようなお話もございましたが、素晴らしい経営者で、私も昔から尊敬しておりましたが、更に尊敬してしまいました。私もそうですが、経営者の皆さま方も、是非、仕組み作りをがんばって、企業成長をして頂きたいと思います。

 

[プロフィール]前田 出 氏
一般社団法人 協会ビジネス推進機構代表理事

1954年1月5日 和歌山市生まれ。一般社団法人 協会ビジネス推進機構代表理事。神戸山手大学 客員教授。書籍・映像などの著作。「社会に良いことをしながら儲かる仕組み」として、協会ビジネスモデルを提唱。2020年までに、年商1億円の協会を200作り、10万人の認定講師が活躍する社会を実現させる。

 

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

今回は、前田出氏(一般社団法人 協会ビジネス推進機構代表理事)の経営者インタビューを取り上げました。

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