経営者インタビュー 中島 康博 氏(メガエフシーシステムズ株式会社 代表取締役社長) Vol.3|経営ノート

経営者インタビュー 中島 康博 氏(メガエフシーシステムズ株式会社 代表取締役社長) Vol.3|経営ノート

「社長に聞く!」経営者インタビュー 〜活躍する現役社長に、経営者としての半生をお聞きしました!

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、中島 康博 氏(メガエフシーシステムズ株式会社 代表取締役社長)です。複数のFCビジネスを展開するマルチフランチャイジーとして有名な、メガエフシーシステムズ株式会社の経営者、中島康博氏にお越しいただきました。牛丼の「吉野家」9店、「牛角」6店、とらふぐ料理専門店「玄品ふぐ」1店など、計25店のFCを経営。中島康博氏は座右の銘で挙げられていた「当たり前のことを当たり前にする」という、凡事徹底の考え方を体現されている経営者です。皆さんもぜひお聞きいただき、経営者としての在り方を改めて見つめ直すきっかけとしていただければと思います!

(2017年6月配信)



前回に続き、中島 康博 氏(メガエフシーシステムズ株式会社 代表取締役社長)の経営者インタビューをお届けします。(Vol.2はこちら

新谷哲:その後、実家である中島商事に戻られたのですか?

中島康博:そうです、家を継ぎました。

新谷哲:中島商事さんは、何をする会社だったのですか?

中島康博:元々は中島水産という魚屋で、東京や熱海にあり、デパートの地下などに商品を卸していました。

新谷哲:その後、和食の事業を行ったのですね?

中島康博:それにも理由があります。商売の相手は、小売の魚屋ではなく旅館さんでした。売掛け商売でしたので、支払いが3カ月先や9カ月先です。しかし仕入れは現金でしたので、両親はいつも資金繰りに苦労していました。そこで、日銭が入る商売として、先代が和食のお店を経営し始めました。吉野屋とは、和食店の仕入れで築地へ行っている時に、出会いました。

新谷哲:それで、吉野家のフランチャイズに加盟されたのですね?

中島康博:そうです。お魚屋からお肉屋に変わっていくのは、見ていて面白かったです(笑)。

新谷哲:その様子を見られていて、戻られたとき吉野家中心の事業に変わられていたのですか?

中島康博:そうです。吉野家も、かなり出店はしていたと思います。

新谷哲:戻られた後の苦労は何かありましたか?

中島康博:振り返れば、大変さが面白かったです。少し不謹慎かもしれませんが、1980年に吉野家が倒産事件を起こした頃、僕にとっては素敵な経験をさせていただきました。

新谷哲:吉野家の倒産事件があった時、加盟店側としてドキドキしなかったのですか?

中島康博:当時は吉野家の社員でした。先代は本部との関係も非常に良かったので、本部の人も応援してくれました。自身も若かった部分もあり、倒産というのは会社が無くなってしまうと勘違いをしました。そのため、会社更生法を知らずに、「みんなで行くところまで行こう」と踏ん張った部分が面白かったです。

新谷哲:中島商事様に戻られて、他のフランチャイズに加盟しようとしたのは何年ぐらいですか?

中島康博:吉野家が倒産事件を起こした、1980年頃からです。凄いことに、加盟店側は利益が余っていたのです。本部の直営店を閉めても、加盟店を応援してくれました。そうした時に先代は、現状維持か、成長のどちらかを選ばないといけない。経営者としては成長を選びますよね。その時、吉野家は会社更生するために出店を一時ストップしていました。おかげさまで利益が余っていたので、それをどこに投資を行うかというところで、2つ目のフランチャイズにモスバーガーを選びました。

Vol.4へ続く

 

[プロフィール]中島 康博 氏
メガエフシーシステムズ株式会社 代表取締役社長

牛丼の「吉野家」9店、炭火焼肉酒家「牛角」6店、とらふぐ料理専門店「玄品ふぐ」1店、こだわり かつ丼「かつさと」2店、介護施設(デイサービス)「茶話本舗」6事業所、高齢者専門宅配弁当「宅配クック123」1店舗 計25店のFC経営。新たな業態を続々と開発中。そして何人の起業家を育成できるかに挑戦中。

 

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

今回は、中島 康博 氏(メガエフシーシステムズ株式会社 代表取締役社長)の経営者インタビューを取り上げました。

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