経営者インタビュー 和田 裕美氏(作家、営業コンサルタント) Vol.2|経営ノート

経営者インタビュー 和田 裕美氏(作家、営業コンサルタント) Vol.2|経営ノート

「社長に聞く!」経営者インタビュー 〜活躍する現役社長に、経営者としての半生をお聞きしました!

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、和田 裕美氏(作家、営業コンサルタント)です。今回は、作家でもあり、営業コンサルタントでもある和田裕美氏にお越し頂きました。これまで出版した書籍は50冊を超え、累計200万部超えのベストセラー作家として、ビジネス書だけでなく、絵本や小説と幅広く執筆されています。外資系教育会社のフルコミッション営業では、世界第2位の営業成績を残し、20代で女性初の支社長となった方です。そんな華々しい実績をお持ちの和田裕美氏も、始めから営業が得意だった訳ではなかったとのことです。「営業が向いていない」と気づいた所からどのように成果を出し、起業に至ったのでしょうか。「陽転思考」を日本中に広めている和田裕美氏のお話は、聞いているだけで明るい気持ちになります!

(2017年7月配信)



前回に続き、和田 裕美氏(作家、営業コンサルタント)の経営者インタビューをお届けします。(Vol.1はこちら

和田裕美:京都から東京に来て「お金がないと東京は楽しめない」と感じました。そこで、時給が3800円~4000円ぐらいの銀座のクラブで働いてみました。

新谷哲:時給、良いですね(笑)。どこのクラブで働いていたか、お聞きしてよろしいでしょうか?

和田裕美:数寄屋橋にある有名なところで、作家さんも集まりました。今でもまだ残っています。でも合わなくて、1週間ほどで辞めました。辞めた後に「自分で稼げるようになろう。自分で自由に稼げる世界は営業だ」と考えて、外資系の企業に営業として入社しました。

新谷哲:全然想像がつかないお話なのでビックリしました。外資系の教育会社に入りまして、すぐに成績は残されたのですか?

和田裕美:最初は、結果が出ませんでした。フルコミッション(完全歩合制)の企業で、会社説明会の時に「3カ月間は、研修期間ではなくてプロへの登竜門である。3カ月でプロになれなかったら辞めなさい」と言われました。

新谷哲:厳しいですね。

和田裕美:フルコミッションなので、結果を出せなかったら食べていけない。そのため出来ない人は、3カ月で自然と辞めていくのです。私は、2カ月目までは結果が出なかったですが、3カ月目から、少しずつ結果が出てきました。

新谷哲:世界第2位の成績を上げるまで、どのくらいの時間がかかったのですか?

和田裕美:入社2年目か、3年目くらいです。

新谷哲:和田裕美先生は、営業の素質があったのですね。

和田裕美:小さいころから実家の商売を見てきたのが大きな要因だったと思います。

新谷哲:フルコミッションの制度は、受け入れられたのですね。

和田裕美:いいえ、実は受け入れられず、こんな仕事を友達に言えないと思っていました。日本では「固定給がついていて正社員になること」がステータスだと思います。誰でも入れるフルコミッション会社は、日本のイメージから恥ずかしくて、受け入れられなかったです。

新谷哲:受け入れられたから、良い成績を収められたのではないですか?

和田裕美:半分は、受け入れられませんでした。もう半分は上司の「アルバイトで、お客さんにすごく気配りできている人と、タバコばかり吸ってサボる人が、同じ時給では不公平でしょ。働いている人は1,700円、働かない人は300円なのがフルコミッションだ」という言葉に納得して受け入れていました。だから頑張れました。

新谷哲:世界第2位の成績を残せた要因や努力はありますか?

和田裕美:私は営業には向いたタイプではないので、最初の頃に「営業は無理だ」と思いました。それで「自分は営業に向いていない」と上司に言ったら「最初から向いている仕事をしても意味がない。向いていない仕事をすることが人間の成長になる。もし君が営業に向いていないと感じているのなら、営業に向いていると感じられた時に、すごい成長をしたことになる」と言われました。

私、単純なので、感銘をうけました(笑)。そこで、「商品と市場は一緒なのに、なぜ結果に差が出るのか」を考え、「答えは個人差だ」と結論を出しました。そして「売れている人の行動量、人間性、喋り方、態度、好かれているか嫌われているか」などの要因を、徹底研究しました。

新谷哲:売れている人をベンチマークしたのですか?

和田裕美:そうです。録音機を持って、売れている営業マンの営業を見に行きました。喫茶店で面談するなら、探偵みたいにこっそり付いていきました。それくらいハングリー精神を前面に出し、結果を出している人を真似してみようと考え、足りない部分を補おうとしたのです。

新谷哲:何人くらいの営業マンの営業を、見に行かれたのですか?

和田裕美:4人~5人くらいを見て、共通項が分かりました。売れていない営業マンは、すごい人の真似をしようともしないので「なんで勉強しないのか」と思います。営業に限らず色々な仕事で言えますが、優秀な人間を見て、「あの人は違うよな」と悪口を言う人がいます。優秀な人間の行動を見て、真似をすれば優秀な人間になれるのに、しないのです。私は、優秀な人を真似して、自分が持っている優秀な部分とコラボしてオリジナリティを作って行きました。そのため私は、「優秀な人の真似をしたほうがいい」とよく言います。

新谷哲:なるほど。大変勉強になるお話です。今きっと全国の経営者が「なるほど」と思っていますね!

Vol.3へ続く

 

[プロフィール]
和田 裕美 氏
作家・営業コンサルタント

日本の著述家。 株式会社HIROWA代表取締役。株式会社イマジンプラス社外取締役、社団法人神社プラス1代表、エンジン01会員、特定非営利活動法人FDA名誉顧問、熊野本宮大社参与、特定非営利活動法人ヴィンテージエイジングクラブ会長、京都光華女子大学客員教授

 

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

今回は、和田 裕美氏(作家、営業コンサルタント)の経営者インタビューを取り上げました。

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