経営者インタビュー 嶋津 良智氏(一般社団法人日本リーダーズ学会 代表理事) Vol.2|経営ノート

経営者インタビュー 嶋津 良智氏(一般社団法人日本リーダーズ学会 代表理事) Vol.2|経営ノート

「社長に聞く!」経営者インタビュー 〜活躍する現役社長に、経営者としての半生をお聞きしました!

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、嶋津 良智氏(一般社団法人日本リーダーズ学会 代表理事)です。今回は、もっと“稼ぐ”組織を作る「上司学」「組織づくりの12分野」メソッドの開発者であり、リーダー育成の第一人者でもある、嶋津良智氏にお越しいただきました。大学卒業後に入社したITベンチャー企業では、同期100名の中でトップセールスとして活躍し、その功績が認められ24歳の若さで最年少営業部長に抜擢。その後28歳で独立し、2004年には年商52億円の会社にまで育て、上場を果たされました。さらに出版した書籍は累計発行部数が140万部を超えています。経営者として、右肩上がりで輝かしい成功を掴んでいった嶋津良智氏の秘密とは? インタビューをぜひお聞きください!

(2017年7月配信)



前回に続き、嶋津 良智氏(一般社団法人日本リーダーズ学会 代表理事)の経営者インタビューをお届けします。(Vol.1はこちら

新谷哲:嶋津良智社長は24歳で営業部長になられたわけですが、入社して2年~3年の時期ですか?

嶋津良智:そうですね。当時、社員は400名くらいの会社でしたが、俗にいうベンチャー企業でした。頑張ったら頑張っただけ評価をしてくれる会社だったので、評価されて25歳の時には、50名くらい部下持っていました。

新谷哲:入社当初から、営業成績は良かったのですか?

嶋津良智:全然売れなかったです。素晴らしいリーダーにたまたま出会い、僕が変わりました。この時の経験と、「育てる側が良くなれば、社会も企業も良くなる」という僕の思いがあって、今、リーダー育成という専門業を経営しています。

新谷哲:なるほど。できればこの時に出会ったリーダーの方のエピソードを教えて頂きたいのですが、変わったエピソードはございますか?

嶋津良智:僕の人生を変えてくれたのは、2人目のリーダーでした。1人目のリーダーは「見込みを作ったら同行してやるから、見込みを作ってこい」というタイプでした。今から思うと、同行するのが面倒くさかったのでしょう。2人目のリーダー「俺が必ずお前を売らせるようにしてやる」って言ってくれる頼もしいリーダーでした。1人目との最大の違いは「現場に同行して指導してくれたこと」です。それによって、営業現場の『行間』を掴めるようになりました。「こういう状況で提案するとお客さんはメリットを感じてくれる」とか、「こういう風に返すとお客さんは得してくれる」など、今まで見えなかったものが見えてくる。

さらに、リーダーが取った契約を「お前が取ったことにして会社に持ち帰れ」と言ってくれる。それによって、はじめて目標達成をして、成功の疑似体験をさせてもらったのです。ノルマが達成して起こることを感じさせてもらえたのです。人というのは、一回登った山を下りたがらないですよね? それで「今度こそ自分で頑張ってみよう」という気持ちも沸いてきて、ノルマを切らないような営業マンになれました。僕みたいになんの才能も取り柄もなくても、素晴らしいリーダーとの出会いによって変わることを体感したので、それを伝えたいという思いがあります。

新谷哲: 24歳で営業部長になられて、50名も部下がいた頃は、どのような苦労がございましたか?

嶋津良智:半端でない苦労がありました。24歳の小僧で、戦略がさっぱり分からない頃でしたから、ただ部下を鼓舞して煽って、部下に頑張ってもらいました。部下から反発を受けたり、辞めてしまったりとか、色んなことがありました。けれど、そこが僕の原点でもあり、マネージャーとしての原点でもあるので、後悔は一切していないんです。

新谷哲:3カ月で全国1位を取れたのは、マネジメントの能力や才能がおありだったからだと思いましたが、いかがでしょうか?

嶋津良智:僕がマネージャーになる前のチームの上司が、嫌なタイプの上司でした。僕はその上司を反面教師的にやったので、当時の部下が「嫌だったことが全部解消された」と感じて、一気に駆け上がったと思います。

新谷哲:嶋津良智社長のお話を聞いていると、スマートにうまくやって、あんまり苦労したようには思えませんが、本当に苦労されたのですか(笑)。

嶋津良智:いやいや(笑)。私が書いた本には色々あった苦労が書いてあるので、ぜひ読んで欲しいです!

新谷哲:分かりました(笑)。そして、入社から4年後の28歳で独立され、経営者になられたのですか?

嶋津良智:そうですね、28歳の時に独立して、経営者になりました。

新谷哲:なぜ独立・起業されたのですか?

嶋津良智:理由は3つあります。1つは、僕の上に担当役員しかいなかったこと。実力主義の会社でしたが、上に行けば行くほど年功序列があり、「次の役員は俺じゃない」と思った時に先が見えなくなりました。2つ目が、お客さんに対する考え方の相違。会社は「新規でお客様を増やす」方針で、僕は「お客さんを守るべきじゃないか」と思っていましたので、その違いから。3つ目が決定的で「自分の考えや思いを自由に反映したい」と思ったこと。でも、独立志向はありませんでした。しかし「仕事を辞める」と話をしたら、何人かの人間から「僕らも辞めたいので一緒に何かやりましょう」と言ってくれたので、独立して経営者の道を歩むことになりました。

Vol.3へ続く

 

[プロフィール]嶋津 良智 氏
一般社団法人日本リーダーズ学会 代表理事

1965年1月26日生まれ。日本の著述家、評論家。リーダーズアカデミー学長。セミナーズアカデミー学長。一般社団法人日本リーダーズ学会 代表理事。早稲田大学エクステンションセンター講師を務める。

 

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

今回は、嶋津 良智氏(一般社団法人日本リーダーズ学会 代表理事)の経営者インタビューを取り上げました。

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