経営者インタビュー 寺澤康介氏(ProFuture株式会社 代表取締役社長) Vol.2|経営ノート

経営者インタビュー 寺澤康介氏(ProFuture株式会社 代表取締役社長) Vol.2|経営ノート

「社長に聞く!」経営者インタビュー 〜活躍する現役社長に、経営者としての半生をお聞きしました!

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、寺澤康介氏(ProFuture株式会社 代表取締役社長)です。6万人以上の会員を持つ日本最大級の人事ポータルサイト「HRプロ」、約15,000人が参加する日本最大級の人事フォーラム「HRサミット」を運営する、ProFuture株式会社 代表取締役社長の寺澤康介氏にお越しいただきました。好きなことに「仕事」と挙げるくらい、経営者としての仕事に邁進されている寺澤康介氏は、「いかに仕事を楽しくできるか」が重要だと言います。これから起業を志す方・経営者の皆様へのお言葉も、多くの修羅場をくぐり抜けてきたという寺澤康介氏ならではの力強さです。経営者インタビューをぜひお聞きください!

(2017年9月配信)



前回に続き、寺澤康介氏(ProFuture株式会社 代表取締役社長)の経営者インタビューをお届けします。(Vol.1はこちら

新谷哲:新卒で就職情報会社に入られて、そのまま役員になったのですか?

寺澤康介:違います。最初に入った会社は14年ほどで辞めて、最後は部長でした。当時、株主が変わり、経営体制が大きく変わった時期で「この会社に残るのは嫌だな」と思って、7人の部長で独立します。それが2社目の会社になり、そこで私は常務になりました。

新谷哲:では、新卒で入られた会社から飛び出して、7人で起業した2社目で役員になったのですね。

寺澤康介:そうです。

新谷哲:業種としては、1社目と同じ就職情報系の会社ですか?

寺澤康介:同じ就職情報会社でした。

新谷哲:社会人になられてから、もしくは2社目で苦労したことはございますか?

寺澤康介:最初の会社は、就職する気がない中だったので、「何がやりたいか?」と聞かれて、「やりたいことは特にないです。でも営業はやりたくない」と言って採用されました。でも実際入ってみると「配属先は営業だ」と言われて、辞めたいと思いましたね(笑)。社会人になって半年ぐらいはもう生き地獄でしたが、やっていくうちに営業の面白さが分かってきました。「営業が一番面白いのではないか」と思うほどに面白くなった、というのが社会人のスタートでしたね。

新谷哲:営業を好きになったきっかけは何ですか?

寺澤康介:お客さんに対して媚びへつらって物を売らないと、商品は売れないのだと思っていました。でもある日、お客さんから「提案をされたものを全部やろう」と言われて、びっくりしました。お客さんに「なぜやってくれるのですか?」という話をしたら、「あなたを信用したから」と言われて、これは天にも舞うぐらい嬉しくて、営業の面白さに気づきました。それからは、営業に対する考え方、やり方がガラッと変わります。「お客さんの顕在的なニーズ、そして潜在的なニーズまで引き出して、提案をして受け入れてもらい成果に結びつけていくことが仕事としては一番面白い」と、完全に考え方が変わりました。

新谷哲:その時の経験で、経営者の仕事にも通ずる部分を得られたのですね?

寺澤康介:そうです。ビジネスの基本は営業です。私は営業を嫌っていたので、無理にでも営業をやり、その面白さに気付けたことは私の財産です。

新谷哲: 2社目の常務をやられた後、2007年に起業されています。2社目では常務という経営幹部だったと思うのですが、辞めてまで経営者になろう、起業しようと思った理由はございますか?

寺澤康介: 2社目の会社は、前の会社をどんどん退職する人が出て、そこの受け皿になったような会社だったのです。なので、やることは同じ就職情報。当時私は「インターネットビジネスが非常に面白いな」と思っていたのですが、ある程度収益が出てからにしようと考えました。ところが、ある程度収益が出てきた時に、私のやりたいインターネットビジネスが通らないのです。「船頭を多くして船を動かす」の典型のような形で、「7人の思惑が一致せず大胆な手を打つことができない」と感じ、自分で会社を作り経営をスタートしました。

新谷哲:その時起業した会社が、現在のProFuture株式会社ですが、起業当初の構想通りに進んでいますか?

寺澤康介:そんなことは、全くないです。

新谷哲:当初はどんな構想でいらっしゃったのですか?

寺澤康介:採用担当者のための情報を提供する会社になろう、と構想しました。当時私は業界の問題点というのを感じていて、客観中立的な立場で情報を出そうとしました。でも採用の問題は、採用担当者だけではなく人事全般に関わることなので、最初は人材育成、次に人事管理、それからシステムと広がっていきました。当初の構想は、恐らく半分以上は捨てています。

Vol.3へ続く

 

[プロフィール]
寺澤 康介 氏
ProFuture株式会社 代表取締役 HR総研所長

1986年慶應義塾大学文学部人間関係学科を卒業後、就職情報会社文化放送ブレーン入社。営業部長、企画制作部長などを経て、2001年文化放送キャリアパートナーズを共同設立。常務取締役を経て、2007年採用プロドットコム(現社名=HRプロ)を設立、代表取締役社長に就任。約25年間、大企業から中堅・中小企業まで幅広く人材採用のコンサルティングを行う。

 

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

今回は、寺澤康介氏(ProFuture株式会社 代表取締役社長)の経営者インタビューを取り上げました。

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