経営者インタビュー 佐々木 扶美 氏(SRCS International社 代表) Vol.2

経営者インタビュー 佐々木 扶美 氏(SRCS International社 代表) Vol.2

「社長に聞く!」経営者インタビュー 〜活躍する現役社長に、経営者としての半生をお聞きしました!

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、佐々木 扶美 氏(SRCS International社 代表)です。今回は、タイのバンコクにて金融業を中心に事業展開される、SRCS International 経営者の佐々木扶美氏にお越しいただきました!幼い頃は「普通にしていなさい」と言われることに疑問を持っていたという佐々木扶美氏。タイを訪れた際に、働く人々が、心の底から豊かに笑っている姿に感銘を受けたことがきっかけで、タイに移住、結婚、創業を実現されました。異国の地で、ひとりの経営者として、母として、笑顔で前向きに活躍する佐々木扶美氏は、多くの女性経営者にとってまさに理想の姿。お話を聞くと、パワフルに前進しつづけるその秘密が得られるかと存じます!

(2017年9月配信)



前回に続き、佐々木 扶美 氏(SRCS International社 代表)の経営者インタビューをお届けします。(Vol.1はこちら

新谷哲:タイに2003年に行かれていますが、きっかけはございますか?

佐々木扶美:入社して3年目か4年目だったと思うのですが、お休みを取ってタイに行きました。旅行関係者ということで素敵なホテルに泊まらせていただいたのですが、タイのホスピタリティを見た時に、「本当のホスピタリティは何か」と感じました。日系のホスピタリティは質が高いと言われますが、自分をすり減らして、どこまでサービスを提供できるかという部分があります。私も同じく、毎日徹夜だったり終電だったりという中で、どこまでお客様に笑顔を見せられるか、自分を切り詰めてサービスできるか、ということに疑問を感じました。

私は「それが本当のホスピタリティなのか」と疑問をもって働いていては、長く続けることはできないと思っていました。そんなときにタイに行き、タイの人たちが心の底から楽しそうに仕事をする姿をみて、「これが真のホスピタリティの姿なのではないか」とすごく惹かれました。そこで会社を退職して、向こうでオープンするホテルに就職をするという形でタイに移りました。

新谷哲:なるほど。タイに移るのに、ご家族のご反対とかはなかったのですか?

佐々木扶美:もちろんもう大反対です(笑)。親からは「なぜアメリカとかヨーロッパじゃないんだ。何でタイになんだ。どうしてアジアの新興国に行かなくてはいけないんだ」とかなり反対されました。

新谷哲:どのように説得されたのですか?

佐々木扶美:説得というよりは、強行突破で行きました(笑)。もう社会人でしたので、親が何か言う前に就職先を決め、会社も辞めて就職先も決めてタイにいきました。

新谷哲:そこら辺も自由ですね(笑)。今はタイで創業して経営者をしていらっしゃいますが、創業のきっかけはございますか?

佐々木扶美:ホテルのオープンを行った後、ビーチリゾートからバンコクの近郊に移り、日系の金融の会社に勤めました。その後、結婚をして子どもを産んだタイミングで、会社に勤めるのか、自分で会社を経営するのかを考えました。私は郊外に住んでいましたが、大体、会社というのは中心部にあります。通勤時間も含めて、私はお母さんになって仕事と両立してやっていけるのかを考え、子どもを中心に生活を組んでいこうと思い、起業・独立をすることを選びました。

新谷哲:お聞きしていると、海外に住み、子育てをしながら起業・独立するという、日本の女性の理想像を実現されていますね。タイで行っている事業は、どのようなものでしょうか?

佐々木扶美:1つは、日本の投資家がタイに投資をされる際、お手伝いをさせていただいております。日本語ができるタイ人のスタッフがおりますので、基本的には日本語でサポートができるようにしています。しかし気をつけないと「外国の人にはあまり良くない投資案件を勧め、目先の手数料で稼げば良い」という考え方になります。なので、基本的にはタイの人達がやる良い案件を皆様にお届けすること、売り買いの最後まで責任を持つというサポートすることにしています。

2つ目は、中小企業のタイ進出のご支援。うちは大企業はやらないので、中小企業がタイに進出される際に日本とタイの双方のためになる、双方の社会のためになるのであれば、どんな業種でもお手伝いをします。

3つ目は、地方創生に関わるような部分。地方自治体とタイを直接繋いで、タイから地方を元気にするお手伝いです。今ご縁がありますのは、北から言うと北海道、小樽、熊本、長崎などの事業体、あるいは自治体と組んでプロジェクトを進めております。

Vol.3へ続く

 

[プロフィール]
佐々木 扶美 氏
SRCS International社代表

津田塾大学卒業。2004年タイへ渡り、バンコクでの日系金融会社勤務などを経て現在に至る。現在は不動産運営管理会社、資産運用・税務コンサルティングを行う会社を各1社経営する。

 

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

今回は、佐々木 扶美 氏(SRCS International社 代表)の経営者インタビューを取り上げました。

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