経営者インタビュー 早川周作氏(SHGホールディングス株式会社 代表取締役) Vol.2

経営者インタビュー 早川周作氏(SHGホールディングス株式会社 代表取締役) Vol.2

「社長に聞く!」経営者インタビュー 〜活躍する現役社長に、経営者としての半生をお聞きしました!

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、早川周作氏(SHGホールディングス株式会社 代表取締役)です。今回は、SHGホールディングス株式会社の代表取締役 早川周作氏にお越しいただきました。大学在学中20代前半から、学生起業家として数多くの会社の経営に参画して活躍。その後、元首相の秘書としての経験を積みながら、現在は「日本のベンチャーを育てる」という意志のもと、日本最大級の経営者交流会を全国で主催されています。著書として『人生が変わる!「夢・実現力」』『小さい夢から始めよう。』などがあり、幅広い事業を展開し、大活躍中の経営者です。華やかな経歴を持ちながら「地道に勝る王道なし」と語る早川周作社長の経営者インタビューです。大変聞きごたえのある内容となっております!

(2017年10月配信)



前回に続き、早川周作氏(SHGホールディングス株式会社 代表取締役)の経営者インタビューをお届けします。(Vol.1はこちら

新谷哲:その頃は、大学にはあまり行かなかったのですか?

早川周作:そのことについては、本当にありがたくて、忘れられないエピソードがあります。大学1年生で体育の授業が必須だったのですが、仕事しながらでは、どうにも出席できませんでした。そこで体育の授業に1回も出ず、最後の回だけスーツを着て教授のところに行き、100人ぐらいがいる前で土下座をして「単位を下さい。本当に僕はお金がないので、もう留年したら通えなくなりますし、大学3年で司法試験を受けたいのです。そのためには絶対にこの科目は必要なのです」と言いました。そうしたら教授室に呼ばれて、「お前は何であんな恥ずかしいことをするんだ」と言われまして、「僕にはこういった事情があるのです」と申したら、突然「私の明治大学」という作文を書けと言われました。20分~30分ほどで作文を書いて教授に渡しましたら「感動した」と言われて、単位をもらいました。

新谷哲:すごい話ですね!

早川周作:その他にも色々な場面で、いろんな方々に支えられて、なんとか大学を卒業しました。

新谷哲:お話を聞くと、早川周作社長は何でもできる方だと思えてきます(笑)。

早川周作:そんなことないです。全く何もできないです(笑)。

新谷哲:大学卒業後、羽田孜元首相の秘書になられますよね?

早川周作:そうです。

新谷哲:なぜ司法試験を受けるでもなく、経営者になるのでもなく、政治家の秘書になられたのですか?

早川周作:大学1年生で入れてもらった法律事務所に、参議院議員で弁護士登録をしている佐藤道夫先生が所属していました。そこで国会に書類を届けに行った時、佐藤先生のチャックが半分開いていたのですね。そこで若気の至りで「チャックが半分開いている方でも国会議員になれるのか」という勘違いをします。大学3年生で司法試験を受けたのですが、論文が駄目で落ちました。また弁護士になろうと思った原点、本当に親父が会社を潰して蒸発した時に「なぜ強い地域、強い者のためではなくて、弱い地域、弱い者のために社会基盤が働かないのだろう」と思っていました。「困った方々に手を差し伸べよう、そのために弁護士になろう」と決めたのですが、「一弁護士になったとしても社会基盤は変えられない。僕が目指すところは、どこなのだろう」と考えていた時に、出資の話がきました。そこで、「勉強は後でできる。しかし、このチャンスを逃したらまずい」と思い事業を興して経営者になり、その後、政治の世界に行こうと決めました。

新谷哲:経営者は学生の時に経験したのでしたね。

早川周作:もう21~25歳ぐらいまでやっていました。

新谷哲:秘書に移られた時は、経営者は一旦やめる感じですか?

早川周作:株を売却して、ある一定のお小遣いを頂きました。ですから、2年半ほど無給でやらせていただきました。

新谷哲:それはすごい話ですね。この前お亡くなりになられた羽田孜元首相の秘書ということで、相当勉強になられたのではないでしょうか?

早川周作:実は25歳で経営者をやめた時に、いろんな政治の本を読んだのです。そしたら当時、政権交代をしたのが細川・羽田内閣しかないと知りました。そこで細川さんに会いに行きましたらピンとこなかったのです。敷居を作られたりして、いわゆるお殿様です。次に羽田さんに会いに行きましたら、現職で錚々たる国会議員とSPを引き連れている姿を見て、ドラマのように感じました。そこで僕は右腕に抱きついて「僕を国会議員にしてください」と申したのです。そしたら、また「お前は目が違うからなれる」と勘違いをする一言を言われたのです。

そこからは丁稚奉公です。パーティーでも何でも随行して、1日に3カ所、4カ所周ったり、朝5時45分に迎えに行ったり、SPと内容を詰めたり、出張同行をしたりしました。人間との付き合い方とか、政治家としてのあるべき姿とか、どういう信念を持っているかを、学びました。人間力溢れた羽田孜先生の元で勉強できたのは、今までの経験の中で一生の宝かもしれません。

Vol.3へ続く

 

[プロフィール]早川 周作 氏
日本リーディング総合法務事務所所長
一般社団法人アスカ王国青少年自立支援機構理事

1976年12月17日、秋田県生まれ。明治大学卒業。元首相秘書。現在は80社以上の顧問会社を持つ総合法務事務所を経営するとともに、日本最大の規模を誇るベンチャー企業交流会「ベンチャーマッチング交流会」を主催。さらには、自身のさまざまな経験を活かし、夢を持てなくなってしまった人へのサポート活動にも力を注いでいる。2009年9月には個人向け夢実現プロジェクト「夢のカタチはひとつじゃない」をスタート。

 

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

今回は、早川周作氏(SHGホールディングス株式会社 代表取締役)の経営者インタビューを取り上げました。

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