経営者インタビュー 早川周作氏(SHGホールディングス株式会社 代表取締役) Vol.3

経営者インタビュー 早川周作氏(SHGホールディングス株式会社 代表取締役) Vol.3

「社長に聞く!」経営者インタビュー 〜活躍する現役社長に、経営者としての半生をお聞きしました!

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、早川周作氏(SHGホールディングス株式会社 代表取締役)です。今回は、SHGホールディングス株式会社の代表取締役 早川周作氏にお越しいただきました。大学在学中20代前半から、学生起業家として数多くの会社の経営に参画して活躍。その後、元首相の秘書としての経験を積みながら、現在は「日本のベンチャーを育てる」という意志のもと、日本最大級の経営者交流会を全国で主催されています。著書として『人生が変わる!「夢・実現力」』『小さい夢から始めよう。』などがあり、幅広い事業を展開し、大活躍中の経営者です。華やかな経歴を持ちながら「地道に勝る王道なし」と語る早川周作社長の経営者インタビューです。大変聞きごたえのある内容となっております!

(2017年10月配信)



前回に続き、早川周作氏(SHGホールディングス株式会社 代表取締役)の経営者インタビューをお届けします。(Vol.2はこちら

新谷哲:その後、国政選挙に出馬しますが、これは鳥取県でしたか?

早川周作:はい、鳥取県です。

新谷哲:鳥取県に出馬したのは、羽田先生がお勧めになったからですか?

早川周作:これは既に皆さんに申し上げているので、包み隠さず申します。26歳で私、秋田一区で、衆議院の内定をいただけそうな状況になりました。つまり錦を飾るためにしっかりと故郷に帰ろうということです。しかしながら、今の現職でもある寺田学先生に公認を取られ、彼は最年少の国会議員になります。そのときに、僕みたいに縁もコネも金もないやつは、知事の息子や大臣の息子と闘って勝っていかなかったら、本当のバッチを付けられないだろう思ったのです。

そこで突然、衆議院が郵政解散になって、党本部に9つ選挙区を提案されましたが、僕の条件は1つだったのです。相手が知事の息子か大臣の息子であること。その中で、たまたま鳥取一区に、角栄さんの時代に自治大臣になった方のご子息である、石破茂さんがいたのです。知事の息子か大臣の息子という条件は満たしていますので、5分で決意を決めて、翌日の記者会見のため鳥取に入り込んでいきました。

新谷哲:選挙は厳しかったのではないですか?

早川周作:厳しかったですね。当時の民主党で逆風でありながら、初めての民主党公認候補が、石破先生にぶつかったのです。その当時一番脂がのっている防衛大臣で自衛隊の派遣をして、次期総理に一番近い人間と言われていました。そこに対して、突然羽田孜の秘書が28歳でどんな爆弾を送り込んでくるのだと記者陣が期待する訳です。

今でも忘れないのがシャッターの嵐の中、記者会見で「鳥取にいらっしゃったことあるのですか?」と聞かれる訳です。「大変恐縮ながら正直に日帰りで1回だけ来たことあります」と言うと、記者は大爆笑です。「鳥取にお知り合いがいるのですか?」と言われて、「今から作ります」で、また大爆笑です。最後に共同通信の記者さんに言われたのが「勝算ありますか?」と言われます。僕もカチンとちょっときたのか「すみません。負ける気がしません」と答えてしまったのです。そうしましたら、地元の夕方ニューストップで「負ける気がしない早川周作氏」、翌日の一面地元紙も「負ける気がしない早川周作氏」ですよ。誰1人知り合いがいなくて、日帰りで1回しか来たことがない28歳の小僧が突然「負ける気がしない」と言われたら、相手の後援会はもう激怒ですよね。ですから、言葉では言い表せないような、非常にユニークで楽しいことがたくさんございました。

新谷哲:さすが早川周作社長、というエピソードです。

早川周作:とんでもないです。

新谷哲:選挙に落選した後、秘書に戻るのではなくて、経営者に戻られたのですか?

早川周作:そうです。

新谷哲:政治の世界は辞めようと思って、経営者に戻ったのですか?

早川周作:落選した翌日に羽田孜先生から電話があり、「とりあえず3万枚の名刺を作れ」と言われました。選挙区には漁村もあり、農村もあり、市街地もある。隣村もある。「選挙区をすべて歩くことによって日本の縮図を敷くことになるんだ」と言われました。ですから、僕も月に3000軒を、1軒1軒、郡部から何からずっと歩きました。ですから、選挙区で行ったことない家・会社1つもございません。約2年で7万人程の後援会組織を作っていきました。自分にとっては勉強になったのですが、しかしながら、問題が1つ発生しました。その時に参議院選挙で、鳥取の一人区の選挙区の中で、ある組織のトップから「参議院の候補者がいないからお前出ろ」と言われたのです。

僕は「党本部の了承を得ていないのでまずいだろう」と思いながらも、言え言えという話をされたので、「皆様方が神輿に乗せていただけるならば出馬する可能性はある」と申し上げたら、翌日の新聞に「早川周作氏は参議院選挙に出馬に意欲」と出たのです。「あら、こんな出ちゃうんだ」と思い、党本部から連絡がありました。その翌々日ぐらいに小沢一郎先生が突然鳥取に来るという話になります。

そこで、「次の参議院選挙、川上義博氏を擁立する」と言われました。実は郵政解散で、鳥取二区で除名をされた、非常にあくが強い先生なのです。考え方が保守系なので、尊敬はできますけど、なかなか折り合いがつかなくなりました。確か「朝ズバ」とかでも取り上げられたと思うのですけど、いわば旧自民党の反対派、郵政反対派の人間が民主党に合流した時のまさに最中でございました。彼が参議院議員に当選して、やっぱり非常にごたごたがありまして、僕がポロッと「彼にはついていけないよ」という話を記者に申しましたら、翌日に「早川周作氏、衆議院選挙断念」と出たのですよ。そこで党本部からえらい電話が鳴りまして、こうなったらもう彼の組織、つまり国会議員の彼は一応県連の代表になることになります。僕は副代表をやっていましたので、一度、政治の道から身を引き経営者に戻ることにしました。今、簡潔に申し上げていますけど、非常に深い話がたくさんあるので、詳しい話は、今度飲みに行った時に是非お願いします(笑)。

新谷哲:分かりました。是非お聞きしたいと思います(笑)。

Vol.4へ続く

 

[プロフィール]早川 周作 氏
日本リーディング総合法務事務所所長
一般社団法人アスカ王国青少年自立支援機構理事

1976年12月17日、秋田県生まれ。明治大学卒業。元首相秘書。現在は80社以上の顧問会社を持つ総合法務事務所を経営するとともに、日本最大の規模を誇るベンチャー企業交流会「ベンチャーマッチング交流会」を主催。さらには、自身のさまざまな経験を活かし、夢を持てなくなってしまった人へのサポート活動にも力を注いでいる。2009年9月には個人向け夢実現プロジェクト「夢のカタチはひとつじゃない」をスタート。

 

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

今回は、早川周作氏(SHGホールディングス株式会社 代表取締役)の経営者インタビューを取り上げました。

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