経営者インタビュー 柴原幸保氏(慈眼寺 住職) Vol.3

経営者インタビュー 柴原幸保氏(慈眼寺 住職) Vol.3

「社長に聞く!」経営者インタビュー 〜活躍する現役社長に、経営者としての半生をお聞きしました!

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、柴原幸保氏(慈眼寺 住職)です。今回は、経営者でもあり住職であり、そして作家でもある、柴原幸保氏にお越しいただきました。柴原幸保氏は780年続くお寺に生まれ、大学卒業後祖父の代から続くお寺に併設された幼稚園に就職。18年ほどの園経営の低迷を乗り越え、人口減少、少子高齢化、競合多数という幼稚園保育園経営にとって厳しい経営環境の秩父市で、5年連続で園児増を実現されました。この経験をもとに、現在は講演活動を開始。同業者にとどまらず、異業種にも広がっています。「成功の秘訣は成功するまでやること」のメッセージに始まり、住職ならではの奥深いお話をたくさんお聞きいただけます。経営者インタビューをぜひお楽しみください。

(2017年11月配信)



前回に続き、柴原幸保氏(慈眼寺 住職)の経営者インタビューをお届けします。(Vol.2はこちら

新谷哲:修行された部分と経営の勉強をされた部分が、思考が変わってきたことによって活きてきたのですね?

柴原幸保:そういう感じですね。

新谷哲:その後、立て直しを成功される訳ですが、どういう理由で成功したのですか?

柴原幸保:「保護者が何でうちを選んでくれるのだろう?」と思った時に、アンケートを取りました。私は保育の内容が理由だと思っていたのですが、保護者は「職員」で選んでいました。それまで職員は「自分の駒、私の思う通りに動け」という存在でしたが、「そうか。一番大切なものって職員だった」と変わりました。だから職員をその入園説明会の時に、「秩父幼稚園の魅力は何といっても職員です」というムービーを流すことにしました。そのムービーを、説明会のリハーサルで職員が見て泣いたのです。そこから大きく変わりました。

新谷哲:なるほど。では経営者としての柴原幸保住職のお考えが職員は駒だったのが、職員の皆様方は財産と考え方を変えたということですね。

柴原幸保:そうです。だからそこで職員と私との一体感が生まれ始めました。

新谷哲:経営者の皆様方は、今のお話は勉強になったと思います。柴原幸保住職は本を出版していますが、出版されようと思ったきっかけはなんでしょうか?

柴原幸保:ある人から「本はたくさんのお母さん方にものすごく役に立つ」と言われました。でも私は本の出し方が分からないので「本を出すことを知っている人に習いに行こう」と思いました。

新谷哲:なるほど。それで経営セミナーで勉強されてご参考にされたのですか?

柴原幸保:そうです。WizBizさんもかかわっている、出版界のジャイアンという吉田浩さんと、本田健さんの出版の関わるセミナーに全部出ました。それで出版のスイッチが入りました。

新谷哲: WizBizと本田健さんと吉田浩さんのコラボの経営セミナーに、いっぱい出ていただいてありがとうございます。柴原幸保住職が出した本は、どのような内容ですか?

柴原幸保:最初に出したのは『仏様に教わった毎日をハッピーにする90の方法』です。今お話をした内容です。見開きで読み切るような感じの90のトピックが載っているので、ある人は「毎日2ページだけ読んでいる」とか「ペラッとめくって開いたのだけ読む」とかという、そんなような使い方をしてくれている人もいます。

新谷哲:今、何冊出版されているのですか?

柴原幸保:出した本は、3種類です。あと2017年中にもう1冊出ます。

新谷哲:なるほど。是非、皆様もご購入なさってください(笑)

Vol.4へ続く

 

[プロフィール]柴原 幸保 氏
秩父札所十三番 慈眼寺20世住職
秩父こども園園長理事長

昭和34年9月秩父市の寺院に生まれる。大学卒業後、曹洞宗大本山総持寺で3年間修行。昭和62年に秩父幼稚園に就職後、平成9年に弘道学園理事長、平成10年に慈眼寺住職に就任。平成11年に墓地改修を発表し檀家から大反対に遭うものの、諦めず対話を継続し、平成16年車いす参拝可能な墓地区画整理を実現。その後、廃園の噂が出るほど厳しい状況の幼稚園を、平成18年に同一園舎内に保育園、0歳から2歳のこどもと保護者のための広場を開設し、幼保一体化施設を実現。また、それぞれの職員が自分らしく力を発揮できる、チーム弘道学園を目指し、オリジナル曲やムービーを制作し、方針発表会などを一体化のために取り組む。さらに自己革新と自分との約束を守るため、マラソン完走にチャレンジ。平成21年、東京マラソン完走。この年から園児が増え始め、平成24年度は、保育園入園希望者は定員の2倍が応募に。教職員幸福度を高め、この学園で働けてよかったと心の底から思える学園作りに取り組む。現在は、幼稚園保育園、寺院、中小企業経営者を支援するため未来創造経営研究所を設立し、三宝経営塾を主宰。セミナー、講演、研修会を実施している。

 

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

今回は、柴原幸保氏(慈眼寺 住職)の経営者インタビューを取り上げました。

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