経営者インタビュー 清水貴久氏(株式会社シルバーライフ 代表取締役) Vol.3

経営者インタビュー 清水貴久氏(株式会社シルバーライフ 代表取締役) Vol.3

「社長に聞く!」経営者インタビュー 〜活躍する現役社長に、経営者としての半生をお聞きしました!

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、清水貴久氏(株式会社シルバーライフ 代表取締役)です。今回の経営者インタビューは、日本一の高齢者向け配食サービスを運営する株式会社シルバーライフ代表取締役の清水貴久氏にお越しいただきました。親の言うとおりに勉強をしていたという小学校時代から、大学卒業後には警視庁に入庁。その後民間企業で修業を経たのち、起業・独立し創業経営者となられます。「事業戦略として上場が必要」と感じてから上場を目指し、2017年に東証マザーズに上場を果たされています。上場までの苦労、今後の展望などもリアルにお話いただいています。ぜひ、インタビューをお聞きください!

(2017年12月配信)



前回に続き、清水貴久氏(株式会社シルバーライフ 代表取締役)の経営者インタビューをお届けします。(Vol.2はこちら

新谷哲:珍しいパターンで、2代目経営者になったのですね。2017年に上場を果たされる訳ですが、上場はいつぐらいから目指されて経営をしていたのですか?

清水貴久:5年ほど前からです。

新谷哲:それは「上場できる」と感じたのですか?

清水貴久:そうですね。あと、経営戦略上、上場が必要だとも感じました。

新谷哲:上場が必要というのは、どういう意味ですか?

清水貴久:これは経営戦略的な話ですが、配食サービスの業界は間違いなく、色々な大手企業が入り、厳しい競争の業界になると思っています。競争の厳しい業界になると、経営者個人のテクニック、例えば「配食サービスのお店が一番上手く経営できる」といった、経営者個人のテクニックではもうカバーできなくなります。もう純粋に「たくさん設備投資をし、良い機械を入れ、良いものを安く作れるだけの製造と物流の設備」を手に入れなければ勝ち残っていけないと考えました。設備投資のためにはそのキャッシュが必要。そのキャッシュを手に入れるために、上場による資金調達が必要という、後ろからの考えでなっています。

新谷哲:ベンチャー・リンク時代に教えていたことをちゃんと実践されて、清水貴久社長はベンチャー・リンク出身者の中でも、大変優秀な経営者だなと感じます。上場するまでのご苦労などはございますか?

清水貴久:やはり内部統制と労務管理です。上場は、イケイケドンドンで売上を上げていくだけでは出来ません。社会の一員として「お前の会社は皆様からのお金を預けられるちゃんとした会社か?ちゃんとした月次決算が毎月出せるの?」ということが必要です。そういった組織そのものを作っていくというところが大変でした。

新谷哲:確かにベンチャー・リンクは、内部統制とか労務管理とかは全く教えない会社でしたね(笑)。株式会社シルバーライフの事業内容をお教えいただきたいのですが、どんな事業を経営されているのですか?

清水貴久:毎日の食事の準備が難しくなってきた高齢者のご自宅に、毎日のお食事をお届けする「高齢者様向けの配食サービス」という事業を経営しています。

新谷哲:少子高齢化時代ですので、これからもどんどん伸びていく業界だと思いますが、何店舗を目指して経営されていますか?

清水貴久:今は全国560店舗少々ですが、10年~15年で1500店舗ぐらいは目指せると思って経営しております。

新谷哲: 1500店舗というと、本当にビックチェーンだと思うのですが、ライバル企業はいますか?

清水貴久:たくさんいます。

新谷哲:どんなところが挙げられますか?

清水貴久:私の出身である宅配クック123さん、上場企業のワタミさん、あとは業界とターゲットはちょっと異なりますが、ご病気の方に向けた冷凍のお食事を出しているFUNDELYさんなどです。やっぱりライバル企業はたくさんいると思います。

新谷哲:では、そのライバル企業に勝つために上場をし、そして店舗戦略をきちんと立てるというのが清水貴久社長の経営方針なのですね?

清水貴久:はい、そうです。

Vol.4へ続く

 

[プロフィール]清水貴久氏
株式会社シルバーライフ代表取締役

大学卒業後には警視庁に入庁。その後民間企業で修業を経て平成14年に有限会社マーケットインを創業。平成21年に株式会社シルバーライフに移動後、代表取締役社長に就任。2017年に東証マザーズに上場。

 

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

今回は、清水貴久氏(株式会社シルバーライフ 代表取締役)の経営者インタビューを取り上げました。

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