経営者インタビュー 清水貴久氏(株式会社シルバーライフ 代表取締役) Vol.4

経営者インタビュー 清水貴久氏(株式会社シルバーライフ 代表取締役) Vol.4

「社長に聞く!」経営者インタビュー 〜活躍する現役社長に、経営者としての半生をお聞きしました!

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、清水貴久氏(株式会社シルバーライフ 代表取締役)です。今回の経営者インタビューは、日本一の高齢者向け配食サービスを運営する株式会社シルバーライフ代表取締役の清水貴久氏にお越しいただきました。親の言うとおりに勉強をしていたという小学校時代から、大学卒業後には警視庁に入庁。その後民間企業で修業を経たのち、起業・独立し創業経営者となられます。「事業戦略として上場が必要」と感じてから上場を目指し、2017年に東証マザーズに上場を果たされています。上場までの苦労、今後の展望などもリアルにお話いただいています。ぜひ、インタビューをお聞きください!

(2017年12月配信)


前回に続き、清水貴久氏(株式会社シルバーライフ 代表取締役)の経営者インタビューをお届けします。(Vol.3はこちら

新谷哲:違う質問をさせていただきます。好きなもの・好きなことで「家族・仕事・自転車通勤」と答えいただきました。仕事好きでいらっしゃるのですね。

清水貴久:仕事も、そのために必要な勉強も好きです。

新谷哲:でも、仕事の前に「家族」とお答えいただきましたので、ご家族も本当に大切にされていらっしゃるのですね。

清水貴久:はい。

新谷哲:家族サービスとして行っていることは、何かございますか?

清水貴久:日曜日ごとに、公園に行ったり、遊園地に行ったりと、どこかに連れて行きます。

新谷哲:自転車通勤は何時間ぐらいかけているのですか?

清水貴久:往復で1時間ずつなので、1日2時間ですね。

新谷哲:株式会社シルバーライフの本社は今どちらでいらっしゃいますか?

清水貴久:新宿です。

新谷哲:ご自宅はどちらでいらっしゃるのですか?

清水貴久:小平です。

新谷哲:小平から新宿まで1時間かけて自転車で行き来をされるということですか?

清水貴久:そうですね。でもゆっくりですよ。往復で時速22~23kmぐらいで、ゆっくりと行ったり来たりしています。

新谷哲:経営者らしいエピソードですね。座右の銘をお聞きしたら、「特になし」「行動規範を決める、その場その場で最善を尽くしています」とお答えいただきました。座右の銘を設けない理由はなんでしょうか?

清水貴久:自分の中の価値観がガラリと変わるというのを何回も経験しています。例えば、「お金儲けは汚い、私は社会のために頑張るのだ」と思って入った警察官時代。「社会の一員として頑張って知識を身につけよう」思った会社員時代。「自分で稼いでいかなければ妻も子どもも餓死してしまう。どんな手を使っても私は稼いで生き残っていくのだ」という自営業の時代。それから「たくさんの社員の方にも入っていただいて一人前にする。それが私の仕事なのだ」という時代。そういった立場の違いによって自分の中の価値観がガラリと変わってくるというのを何回も経験していますので、「これが正義だとか、これが正しいとか決められない」という心境に至っております。

新谷哲:価値観がどんどん変わるほど、どんどん成長されているのですね。清水貴久社長は素晴らしい経営者なのだと感動しています。最後に、全国の経営者向け、もしくはこれから起業する方に向け、経営者として成功する秘訣をお教え下さい。

清水貴久:「伸びるマーケットを選ぶ」そして、「できれば競合他社が弱い業界を選ぶ」ことが経営者として成功する方法だと思います。新谷社長にお褒めいただいて嬉しいところではあるのですが、私は自分自身がいかに駄目だったかを知っています。例えば、進学校だった中学・高校時代で落ちこぼれたこと。ベンチャー・リンクでは営業マンとしてはほとんど通用しなかったなど、駄目だった時代がございますので、駄目な自分でも勝ち残っていける業界や、相手が弱い業界を選ぶべきだと思っています。

新谷哲:それはおそらくベンチャー・リンク時代に学ばれた理論の1つだと思います。すべての経営者様には是非、清水貴久社長のおっしゃる「伸びるマーケットを選ぶ」「ライバルが弱いところを選ぶ」ことを実践いただきたいです。清水貴久社長、本日はどうもありがとうございました。

清水貴久:ありがとうございました。

 


 
編集後記(聞き手・新谷 哲 談)

清水貴久社長のお話をお聞きしまして、成功している理由は「挫折をちゃんと味わっていて、そして自分が駄目だったことも理解をしていること」、「自分はどうやっていけば勝てるのかを考えていること」だと思います。これからもおそらくNo.1チェーンを作り続けられると感じさせていただきました。「自分が分かっているかどうか?」が一番重要ですね。その次に重要な「自分達はどのマーケットで勝ちにいくか?」というマーケット戦略もきちんとされています。そして、「学んだことをきちんと実践し、コツコツちゃんとやっている」から、成功されたのでしょう。私自身も反省をしています。清水貴久社長を見習い、もうちょっと頑張っていきたいと思います。

 

[プロフィール]清水貴久氏
株式会社シルバーライフ代表取締役

大学卒業後には警視庁に入庁。その後民間企業で修業を経て平成14年に有限会社マーケットインを創業。平成21年に株式会社シルバーライフに移動後、代表取締役社長に就任。2017年に東証マザーズに上場。

 

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

今回は、清水貴久氏(株式会社シルバーライフ 代表取締役)の経営者インタビューを取り上げました。

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