経営者インタビュー 神原太郎氏(株式会社リトルクラウド 代表取締役社長) Vol.4|経営ノート

経営者インタビュー 神原太郎氏(株式会社リトルクラウド 代表取締役社長) Vol.4|経営ノート

「社長に聞く!」経営者インタビュー 〜活躍する現役社長に、経営者としての半生をお聞きしました!

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、神原太郎氏(株式会社リトルクラウド 代表取締役社長)です。今回は、AI(人工知能)を活用した事業開発を展開する、株式会社リトルクラウド代表取締役社長の神原太郎氏にお越しいただきました。「社長に聞く!in WizBiz」開始以来はじめての、平成生まれの経営者の登場です!22歳にして会社を立ち上げ経営者となり、現在は既存のビジネスモデルをリノベーションするAI専門家集団として、活躍の場を広げています。「堅忍不抜去華就実」という座右の銘は、華やかさではなく、地に足をつけた堅実さを重視した経営を、という神原太郎社長らしいお言葉となります。若くして芯の強さ、そして高い視点と熱量を持つ神原太郎社長のお話は、多くの刺激をもらえる内容となっております!

(2018年2月配信)


前回に続き、神原太郎氏(株式会社リトルクラウド 代表取締役社長)の経営者インタビューをお届けします。(Vol.3はこちら

新谷哲:好きなもの・好きなこと、のもう1つが「社内で起こる想定以上のこと」。これはどのような意味ですか?

神原太郎:言い方が難しいのですが、僕は優秀な人と働いた経験が少ないです。採用は経営者の器で優秀な人が採用できるかが決まるので、自分よりも優秀な人って多分なかなか現れないと思います。なので、僕が想定した以上のクオリティが、資料1つ、結果1つあるだけで嬉しくなるタイプです。そういうのを目にすると毎回嬉しいです。

新谷哲:座右の銘は、「堅忍不抜去華就実」。初めて聞く言葉で、非常に興味を持ったのですが、どういう意味でしょうか?

神原太郎:「堅忍不抜」と「去華就実」は別々の言葉です。去華就実から説明させていただくと、中高を過ごした早稲田実業学校の校訓だった言葉です。当時は意味が分からなかったのですが、経営者になって「良く見せようと、見栄を張ったり、派手なことをする経営者が破綻に近づいていく姿」を目にしました。それで「去華就実」の意味を正しく理解しました。見栄のために、オフィスを広くして綺麗にして、結果、固定費が払えなくなります。経営者であれば「花ではなくて実を取る」ことが必要だと考えています。

堅忍不抜は、後から付けました。これは経営をはじめて3期目に、当初の経営幹部が会社を抜けたり、社員が病気になったり、業績も悪化することがありました。経営幹部が抜けた要因が経営者の僕にあってこと、お金に苦労した経験があまりなかったことで、この時期は辛い思いをしました。しかし蓋を開けてみれば、この辛い時期に学んだことは多かったです。経営者をしていると辛いことは多くあります。「辛いから駄目だとか諦めるのでもなく、辛いからストレス発散と思うのでもない。しっかり耐え、それが良い学びになるのだ」という気持ちを持って常にいたいので、去華就実と絡めて自分の座右の銘になっています。

新谷哲:最後に、全国の経営者向け、これから起業する方に向けて、経営者として成功の秘訣・方法をお教え下さい。

神原太郎:まだ成功している経営者とは言えませんが、「一意専心」が経営者として成功する秘訣・方法だと思います。若いからか、経営者を始めたばかりだからか、いろいろやりたくなります。ですが、いろいろやりたくなると、経営は上手くいきません。

現在の事業経営は、AIという分野に深く絞って、その為に必要なことだけを学び、実行しています。1つのことに集中することで、経営者としても、企業としても、見えてくる世界がすごく変わったと実感しています。それぞれのやり方はあると思うのですが、「1つのことに集中して取り組む、諦めずにやる」ことが大事だと思います。

新谷哲:経営者として成功する秘訣・方法は「一意専心」ですね。私自身もちょっとふらふらしないで、ちゃんと一意専心しなきゃと思いました。神原太郎社長、本日は本当に良いお話をどうもありがとうございました。

神原太郎:ありがとうございました。

 


 
編集後記(聞き手・新谷 哲 談)

今回の経営者インタビューは20代、平成生まれの経営者、神原太郎社長でした。大変頭が良くて、芯がしっかりした印象を受けました。その辺の40代、50代、60代の経営者よりもしっかりされています。座右の銘の、「去華就実」という部分は、私は本気半分冗談半分で「赤いソファを応接室に買ったり、赤くオフィスを塗ってチャラチャラした経営者がいる企業は潰れる」と言うことがありますが、20代でそれが分かっており、非常に優秀な経営者です。恐らくもっともっと成功される経営者だと思いますので、皆様も真似してみてはいかがでしょうか!

 

[プロフィール]
神原太郎 氏
株式会社リトルクラウド 代表取締役社長

企業と協働で自分たち学生発案の某不動産系Webサービスを立ち上げた他、学生団体などでの活動を経て、2013年2月20日に株式会社リトルクラウドを設立。

 

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

今回は、神原太郎氏(株式会社リトルクラウド 代表取締役社長)の経営者インタビューを取り上げました。

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