経営者インタビュー 清水康一朗氏(ラーニングエッジ株式会社 代表取締役社長) Vol.3|経営ノート

経営者インタビュー 清水康一朗氏(ラーニングエッジ株式会社 代表取締役社長) Vol.3|経営ノート

「社長に聞く!」経営者インタビュー 〜活躍する現役社長に、経営者としての半生をお聞きしました!

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、清水康一朗氏(ラーニングエッジ株式会社 代表取締役社長)です。今回は、「教育を通じた社会の成長発展に貢献する」という理念のもと、セミナーポータルサイト「セミナーズ」を運営するラーニングエッジ株式会社 代表取締役社長の清水康一朗氏にお越しいただきました。高校生まではかなりのわんぱく少年だったという時代から、慶応義塾大学理工学部卒業後、人材会社を経てラーニングエッジ株式会社を設立。経営者自身が、経営セミナーを企画するのも、経営セミナーに参加するのも大好きと語ります。変化の激しい不安定な現代社会だからこそ、経営者やビジネスマンに、質の高い情報、知識、知恵を提供したい!そんな熱い思いのこもった経営者インタビューを、ぜひお聞きください。

(2018年2月配信)



前回に続き、清水康一朗氏(ラーニングエッジ株式会社 代表取締役社長)の経営者インタビューをお届けします。(Vol.2はこちら

新谷哲:起業し経営者となったのは、デロイトを退職した後ですか?

清水康一朗:そうです。

新谷哲:デロイトを辞めて経営者になろうと思ったきっかけはございますか?

清水康一朗:デロイトの中では上司に恵まれたこともあって、何でも任せてもらえる環境にあったのです。なので、大量のプロジェクトを「僕がやりますから大丈夫です」と全部かっさらっていったのです。色々な仕事を任されるようになったのですが、自分の肉体的問題、時間的な問題など、現実的な制約もありました。かつ経営コンサルティングという仕事では、最終的な決断はクライアントの経営者が行います。

例えば、コスト削減の良いプランを出しても、クライアントの経営者が「結局コストを下げるのに人員削減が一番早いよね」と言ってリストラをするなど、経営コンサルティングの限界があるので、自分で経営者をしたいと思っていました。あとは経営コンサルティングの仕事をするには、経営の勉強をしないとできません。仕事のために経営セミナーを学びまくっているうちに「これはすごく可能性のある仕事だ」と気付いてしまったのが、起業して経営者になろうと思ったきっかけです。

新谷哲:ではラーニングエッジ様を創業する時は、「経営セミナーのビジネスで起業し経営していこう」と思われていたのですか?

清水康一朗:はい、そうです。しかし正確に言うと、創業当初のビジネスモデルは、経営セミナーとは違いました。

新谷哲:どのようなビジネスモデルから始められたのですか?

清水康一朗:教育というのは変わらなかったのですが、「人材教育ができる人材」を紹介するビジネスモデルでした。ただこれを話し出すと長くなるのでここまでにします(笑)。

新谷哲:なるほど(笑)。企業経営をする途中で「やっぱり経営セミナーだ」と思う場面があったと思いますが、経営セミナーの事業経営をするきっかけはございますか?

清水康一朗:私自身が、経営セミナーで学びたくても、良いものをなかなか見つけられなかったこと。良い経営セミナーをやっている講師もなかなか集客に困っていること。という、経営セミナーの参加者と主催者の両方を見た時に「セミナーズ」というビジネスモデルがフッと湧いてきたので「よしやろう」と一気に走ってきました。

新谷哲:経営セミナーのNo.1ポータルサイト「セミナーズ」を作るまでのご苦労というのは何かございますか?

清水康一朗:「セミナーズ」を知っている人を増やすことに苦労しました。結局このポータルサイトやプラットフォームを作っても、多くの人に認知されないと流通が起きません。新谷さんは、平野敦士カールさんと一緒にプラットフォームの経営セミナーをされていたので知っていると思いますが、プラットフォームの流通量が増やすには、パワーもお金もすごくかかるので、そこに最初は悩みました。

新谷哲:「セミナーズ」が経営セミナーのNo.1ポータルサイトになった要因を、清水康一朗社長はどう分析されていますか?

清水康一朗:決定的な要因は、「経営セミナーのポータルサイトをやっている人が、他にいなかったから」です。他にいないので、最初から経営セミナーのNo.1ポータルサイトと言えました。ロゴマークに必ず「No.1セミナーポータルサイト」と入れたので、利用者は勝手に「経営セミナーのNo.1ポータルサイトはセミナーズなんだ」と思ってくれました。もう1つの要因は、我々が魅力のある経営セミナーや、大型イベントを行いまくったこと。
魅力ある経営セミナー・イベントを行えば、学ぶ意欲の高い経営者は参加します。しかも良い経営セミナー・イベントをやっているから、「セミナーズに行くと良いセミナーをやっている」と口コミが広がり、ユーザーが増えてくる。その増えたユーザーを目指して、経営セミナーの講師を始めとした、コンテンツ提供者が集まってくる訳です。

だから最初のタイミングで「経営セミナーのNo.1ポータルサイト」と打ち出したこと。かつ「トップクラスの経営セミナーや大型イベントでユーザーを増やし、ユーザーを増やしていくことでコンテンツ提供者が増やす」というマーケティング手法を使ったことが、効果的でした。

新谷哲:現在のラーニングエッジ様の事業内容をお聞きします。現在、どのような事業を中心に経営をしていますか?

清水康一朗:現在は法人向けの教育研修を中心に事業経営をしています。プラットフォームを扱う中で、世界中の色々な経営セミナーを提供することもありますが、海外の経営セミナーを扱っても海外まで行ける人は少ないです。そこで海外の講師を日本に呼んでくる経営セミナーを開催しました。それで満足いただいてはいたのですが、問題がありました。それは経営者が経営セミナーで学んでも、現場になかなか経営セミナーの内容が下りていかないことです。経営者が経営セミナーで経営手法を学ぶほど、現場とのギャップができるので、「経営者と現場のギャップを繋いでほしい」というリクエストが多かったので、教育研修事業の事業を経営しています。

Vol.4へ続く

 

[プロフィール]
清水康一朗 氏
ラーニングエッジ株式会社 代表取締役社長

1998年、慶應義塾大学卒業。デロイトトーマツコンサルティング(現アビームコンサルティング)等を経てラーニングエッジ株式会社を設立。N0.1のセミナーポータルサイト「セミナーズ」を運営。アンソニー・ロビンズの日本唯一のイベントパートナー。

 

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

今回は、清水康一朗氏(ラーニングエッジ株式会社 代表取締役社長)の経営者インタビューを取り上げました。

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