経営者インタビュー 長澤誠氏(株式会社フルッタフルッタ 代表取締役) Vol.2|経営ノート

経営者インタビュー 長澤誠氏(株式会社フルッタフルッタ 代表取締役) Vol.2|経営ノート

「社長に聞く!」経営者インタビュー 〜活躍する現役社長に、経営者としての半生をお聞きしました!

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、長澤誠氏(株式会社フルッタフルッタ 代表取締役)です。今回は、スーパーフード「アサイー」のパイオニアであり、2014年に東証マザーズ上場を果たした、株式会社フルッタフルッタ 長澤誠氏にお越しいただきました。幼少期はガキ大将、高校時代はドクターストップ中にも拘らず、大人に内緒でアメフトの試合に出たというエピソードもあります。現在の事業にたどり着くまでのアマゾンフルーツとの運命的な出会いのお話、そして創業当初から目指した上場を果たすまでのお話など、盛りだくさんで学びに溢れた経営者インタビューとなりました。

(2018年3月配信)



前回に続き、長澤誠氏(株式会社フルッタフルッタ 代表取締役)の経営者インタビューをお届けします。(Vol.1はこちら

新谷哲:大学卒業後は京セラに就職されたのですよね?

長澤誠:そうですね。

新谷哲:京セラを選ばれた理由は何でしょうか?

長澤誠:これも運命だと思うのですが、当時、京セラさんは人工骨や電波法など、色々な事件が起きて、社会的に叩かれていました。私はへそ曲がりなものですから、そこで興味が湧いて、入社試験を受けたという経緯です。

新谷哲:京セラの経営者は稲盛和夫さんですから、経営者として学んだこと、勉強になったことは多かったのではないですか?

長澤誠:結果的には、経営者として多くのことを学びました。最初に興味を持ったのは「事件の情報が知りたい」でしたが、事件の情報に触れていく度に「あれ?」と思うようになります。私が学生の時「社会なんてこんなものだろう」と、社会をうがった目で見ていたのですが、京セラさんは「思っていたこととは違うことがバンバン出てくる」と感じました。その大元が、経営者の稲盛和夫さんだったので、すごくファンになりました。会社にたくさんあった本を始め、稲盛和夫さんの書物も読みあさり、知らず知らずのうちに洗脳されていきました(笑)。それが経営者としての私のベースだと思います。

新谷哲:京セラは何年ぐらいお勤めになったのですか?

長澤誠:たったの5年しかいませんでしたが、非常に凝縮した5年でした。当時、営業の経営幹部に随分かわいがってもらっていました。当時の京セラは1万人以上の大きな会社だったので、フィロソフィーが隅々まで浸透していませんでした。そんな中、経営者の稲盛和夫さんに非常に近い位置にいる経営幹部を通して、フィロソフィー・経営の考え方を教えてもらえたのは、非常にラッキーでした。

新谷哲:京セラを辞められた後、食品メーカーに転職なさっていますが、選ばれた理由はございますか?

長澤誠:これはもう単純に、私の父が経営する上場企業だったからです。私は長男でしたので、経営のお手伝いをしようと入りました。

新谷哲:それは後継経営者として「戻ってこい」という感じですか?

長澤誠:経営者の父からすると、そうだと思います。しかし、私は最初から京セラに行ったぐらいですから、二代目経営者としては失格です。後継経営者としては、弟がちゃんとポジションに就いていました。私の考えは「経営のお手伝いをする間に充電して、自分の次を決めよう」というものでした。

新谷哲:お父様が経営する会社に入られた後、2002年にフルッタフルッタを設立し経営者になられていますが、独立して経営者になった経緯をお教えいただけますか?

長澤誠:父が経営する会社はチョコレートを扱う会社でした。私は父が経営する会社に入るまで「食品」という業界をしりませんでしたが、京セラの時に学んだ経験が生きたのです。京セラも「原料メーカーから自社ブランドへの展開」をするのに苦労されていました。父が経営する会社は小さいですが、当時の京セラと同じ環境があったので、「自分が経営する会社のものを、父が経営する会社にいる間に作ろう」と決めました。それでオンリーワンのものを探していた時に、友人が「アマゾンでカカオの親戚のフルーツがあるよ」と教えてくれて、アマゾンとの繋がりが出来たので独立し経営者となった、という経緯です。

Vol.3へ続く

 

[プロフィール]長澤誠氏
株式会社フルッタフルッタ 代表取締役

1986年関西学院大学を卒業。その後、京セラ株式会社や食品メーカーを経て、2002年株式会社フルッタフルッタを設立。「アサイー」のパイオニアとして、日本でいち早く輸入を開始するとともにアマゾンフルーツを通じてアグロフォレストリーを先進国市場に結び付けるビジネスモデルを展開。2014年に東証マザーズ上場。

 

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

今回は、長澤誠氏(株式会社フルッタフルッタ 代表取締役)の経営者インタビューを取り上げました。

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