経営者インタビュー 吉田直人氏(株式会社イオレ 代表取締役社長) Vol.5|経営ノート

経営者インタビュー 吉田直人氏(株式会社イオレ 代表取締役社長) Vol.5|経営ノート

「社長に聞く!」経営者インタビュー 〜活躍する現役社長に、経営者としての半生をお聞きしました!

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、吉田直人氏(株式会社イオレ 代表取締役社長)です。今回は、PC・スマートフォン向け各種サービスの事業を経営する、株式会社イオレの代表取締役社長の、吉田直人氏にお越しいただきました。吉田直人社長は、1995年に咽頭がんの発覚、1997年に倒産そして自己破産という経験をされています。これらの苦難を乗り越えて、2001年に株式会社イオレを創業、2017年12月に東証マザーズに上場を果たしました。これらの経験を踏まえて、今、経営者の皆さんに伝えたいことは、「明けない夜はない」という言葉。大なり小なり、迷い悩みながら進んでいる吉田直人社長のお話は、経営者の皆様の大きな勇気となります。ぜひ、経営者インタビューをお聞きください!

(2018年4月配信)



前回に続き、吉田直人氏(株式会社イオレ 代表取締役社長)の経営者インタビューをお届けします。(Vol.4はこちら

新谷哲:株式会社サイバービズ(現・株式会社ザッパラス)を共同で創業されていますが、これもタイ古式マッサージの事業経営と、並行して経営したのですか?

吉田直人:そうです。タイ古式マッサージの経営は上手くいきましたが、「インターネットやコンピューターの分野が戻るべき場所」という気持ちを持っていました。当時、iモードがスタートする直前ぐらいだったので、「インターネットのマーケットが多分すごい拡大するだろう」と思っていました。今は、インターネットで100円、200円を課金することは当然という感覚がありますが、当時は「インターネットで100円、200円をどう課金するのだ?」と、壁がある状態でした。それを電話代と一緒に決済する、という画期的な仕組みができると聞いたので「インターネット事業の経営をするしかない」と決断しました。

新谷哲:共同で起業して経営をした1年後、現在の株式会社イオレを起業されていますが、起業し経営をしようと思ったきっかけは何でしょうか?

吉田直人:サイバービズの経営は順調でしたが、僕の中に1つのこだわりがありました。「自己破産をして免責を受け、事業経営を再開しているが、お金儲けをする事業経営だけで良いのか?世の中に貢献できるようなビジネスモデルの事業経営をして、上場させてみたい」という、欲張りな感覚がありました。当時、2002年の日韓ワールドカップに向けて、サッカーにお金が流れ込んでいました。しかし、様々なスポーツが衰退する時代でもあったので、「スポーツを応援するようなビジネスモデルを立ち上げれば、社会貢献できる」を考えたのです。iモード等を使うと小口で課金ができるので、クラウドファンディングの先駆けのようなビジネスモデルを考え、イオレを立ち上げました。株式会社ザッパラスは、1年で大きくなっていたので、「僕なりの責任は果たせたかな」と思っていました。

新谷哲:もしかして、株式会社イオレの「らくらく連絡網」みたいな事業は、最初は株式会社サイバービズでやっていたのですか?

吉田直人:いえいえ、サイバービズを出てからです。イオレはもともと、スポーツを支援する会社として経営をスタートしました。当時はサッカーが非常に盛り上がっていたので、「サッカーのビジネスモデルで収益を上げ、そこからアイスホッケーのように困っているスポーツ団体を支援する、そんな横の展開ができる仕組みにしたい」と思い経営をしていました。しかし上手くいかず、サッカー新聞の会社になっていました。

新谷哲:それは、サッカーのウェブマガジンの事業を経営していた、というイメージでしょうか?

吉田直人:そうですね。

新谷哲:コンテンツ配信で課金をする、というビジネスモデルで経営していたのですか?

吉田直人:そうです。最初はドネーションやクラウドファンディングという形で経営をしたかったのですが、ご理解いただけなかったです。

新谷哲:イオレの経営をしていた時、タイ古式マッサージの経営はまだやっていたのですか?

吉田直人: 1店舗だけですが、経営をしていました。

新谷哲:コンテンツ配信の事業経営から、「らくらく連絡網」の事業経営を始めるきっかけはあるのですか?

吉田直人:サッカー新聞の記事のため、いろんな小学校や高校に取材をしていました。ある時、小学校のサッカー部の先生から「雨が降った時にグラウンドから体育館に練習場が変わるのだけど、電話の連絡網だと遅くて、グラウンドで待っている子がいるので、何とかできないかな?」と相談をいただいたことがきっかけです。その時は、メーリングリスト的なものを作りました。

Vol.6へ続く

 

[プロフィール]
吉田直人氏
株式会社イオレ 代表取締役社長

株式会社ホワイトT&R、株式会社シオンコーポレーション(現・株式会社セレブリックス)、グラムス株式会社、株式会社サイバービズ(現・株式会社ザッパラス)など数々の会社を創業。2001年4月株式会社イオレを設立し代表取締役社長就任。

 

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

今回は、吉田直人氏(株式会社イオレ 代表取締役社長)の経営者インタビューを取り上げました。

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