経営者インタビュー 実川香名美氏(株式会社RABBITSCOMPANY 代表取締役) Vol.3|経営ノート

経営者インタビュー 実川香名美氏(株式会社RABBITSCOMPANY 代表取締役) Vol.3|経営ノート

「社長に聞く!」経営者インタビュー 〜活躍する現役社長に、経営者としての半生をお聞きしました!

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、実川香名美氏(株式会社RABBITSCOMPANY 代表取締役)です。当番組初の「女性経営者」にお越しいただきました。お二人のお子様を育てながら、株式会社RABBITS COMPANYの代表取締役でいらっしゃる、実川香名美氏の経営者インタビューです。妻として、母として、経営者として、そして女性として、すべての幸せを手に入れるためには、どのような心の持ち方が大事なのでしょうか?女性経営者やこれから起業を目指す女性は、聞いていただければ必ず勇気をもらえることと思います!

(2017年2月配信)


 

前回に続き、実川香名美氏(株式会社RABBITSCOMPANY 代表取締役)の経営者インタビューをお届けします。(Vol.2はこちら

新谷哲:ということは、本当はどういう理由なのですか?

実川香名美:それも本当なのですよ。ですがもう1つの話は、当時子どもの友人のママに一緒にテニススクールに通いましょうと言われ。忘れもしない12月28日ぐらいにテニススクールの体験に行きました。体験クラスで何と迷惑なことに、私はアキレス腱を切りまして、コーチが青ざめて、それがまたすごいイケメンだったのです。そのイケメンのコーチが青ざめて、お姫様抱っこをしてくださって病院に運んでくださって、家まで送ってくださって本当に親切にしてくださいました。ただ顔が青ざめていて、もうどうしようという顔をされていました。

何とか彼を慰めるには私は何を言ったらいいのだと考えた時に、車を降りて家に着いた時、私は「必ずスクールに入りますから」と言い捨てて、車を降りました。普通の方はそんなことはあり得ないらしいのですが、私はそこでも嘘をつきたくなかったので、テニススクールに数か月後に入りました。ところが負けず嫌いなので、テニス始めてしまったら試合に出て勝ちたくてしょうがなくなってしまって、その時に悩んだのが主婦を辞めるか、母親を辞めるか、経営者を辞めるか、テニスを辞めるか。テニスを始めると決めちゃった訳ですよ。決めちゃったのでこの3つのどれかを辞めなきゃいけなくなって、母親か主婦か経営者かどうしようと。母親は辞められなかったので、主婦か…妻かですね。妻か経営者で、経営者を辞める決断をしたという。

新谷哲:ここで妻を辞められていたら、ちょっとびっくりな話なので、良かったなとホッとしておりますが、選択肢の順番がちょっとおかしいなとは思います(笑)。両立が難しいとかでは、ないのですね?

実川香名美:経営者になってしまって、うちの場合はものすごく社員がいた訳でもないので、時間の拘束というのがあまりない。あと時代的に自宅でもいくらでも仕事ができますし、出産がばれなかったぐらいですから、家でいくら仕事をしていても、それが家かどうかわかる術もありません。赤ちゃんを抱っこして仕事をしていても、誰も見ていないので、その辺は仕事の内容の質さえ落とさなければ。あとは穴を空けたりとかしなければ、誰にもばれないことだと思いますね。

新谷哲:今のお話は女性の方々、特に起業を目指したり、女性経営者をやっている方々には大変勇気の湧くお話で、大変心強いお話で大変嬉しく思います。その後しばらくしてテニス三昧が終わられた後、会社をもう一度、設立されているのですが、これはどのような経緯なのですか?

実川香名美:参考にならなくて申し訳ないですが、テニス10年はぐらい続けました。1つは試合に本当に毎週出て、勝てなくて悔しい日々を送り、10年目にしてやっと勝ち始めました。世田谷区民大会、中央区民大会辺り、他力本願でしたが、団体戦優勝とか、結構優勝をたくさんできるようになりました。憧れていた試合も何度か優勝。そうしたところ、次はどこにいけばいいのかなと自分で考えて、全国とかそっちに行くとなると、これまた大変なことになる。下の子がちょうど中学に上がるタイミングだったので、もう1回働いてもいいかなと思いました。

ところが、私が履歴書を書いてどこに出そうかなと給食の募集要項を見たところ。例えばパソコンが得意だったのですが、パソコンの仕事をしようと思っても年齢制限で履歴書すら出すことができませんでした。どれだけ実績があっても履歴書を出すことができないのだと、そこで知りました。マクドナルドとかでレジ打ちとかしたいかな、という気もあったのですが、周りの友達たちに「あなたがいたら怖くて買えない」と言われまして。「それだけはやめてくれ」と近所の皆に言われ悩んだのですけど、まぁいいか、また会社作っちゃえば、という大変安易な考えで会社を作ろうとその時に決めました。

新谷哲:女性と年齢というのには、就職というのはやはり多少厳しいところはあるということですよね?

実川香名美:今男性も厳しいのかもしれませんけれども、再活ですね。再びもう1度何か活動をしようとした時に、なかなか世の中の風は冷たいのだなということをその時、自分が身をもって知りましたね。

新谷哲:今、経営されているRABBITSCOMPANYという会社さんは、どんな業務をやっているのでしょうか?

実川香名美:立ち上げた時は、本当に何をするか決めないで立ち上げてしまったので、定款のほうにはほとんどの業務を書いて、何をやってもいいようにして立ち上げた会社です。もちろん教育とか育成業、IT教育が特に得意だったのと、学校教育のほうも得意だったので、現在も文科省の委託事業を再委託でやり、教育長さんのキャリア教育とかもしております。

最初はやはりIT屋だったので、世の中の皆さんがSNSとホームページとこれらをどう上手く活用したらいいか全く分からないとか、お困りの方が多くなっていて最近はITがあんまりお得意ではない方達のWEB集客のお手伝い、PRのお手伝い等もしております。

新谷哲:もともとオービックにいらしたので、IT系はお得意のようですが、どんどんWEBのほうにいき、そしてWEB集客のほうを得意分野として業務をやっているのですね。

実川香名美:はい。喋って書けるならPRはできるだろうと言われまして、PRをやっていない時からそんなお話をいくつかいただいて。入口は私が個人的に大変食いしん坊でおいしい物が好きなので、食のところが特に多いのですけれども、食のWEB集客等をやっております。

Vol.4へ続く

 

[プロフィール]実川 香名美氏
株式会社RABBITSCOMPANY 代表取締役

1963年7月、東京都生まれ。玉川大学工学部情報通信工学科卒業。卒業後、株式会社オービックに就職。結婚退職。その後、非常勤講師など各種講習会講師として活動。1997年に有限会社ラビッツスタッフ設立。カリキュラム作成や講習会企画、インストラクター養成、パソコン教育全般において幅広く活動。政府・官庁をはじめ、企業約百数十社のメーカー講習、各種学校など、のべ1万人以上に対して、データベース、プレゼン、人材教育、Microsoft Office全般の講習を精力的に行う。その後、子育てと経営の両立に悩み、廃業。専業主婦を経て2012年株式会社RABBITSCOMPANYを設立。町おこし、キャリア教育などの社会貢献事業に取り組む一方で、facebookページやホームページの企画、運営、教育などにも取り組む。2013年11月参加型女性支援団体「フェアリークラブ」設立。「女性が活躍できる未来を創りませんか?」を合言葉に、一度なんらかの事情で仕事をやめた女性の、再活(再び活動、再び活躍)支援と仕組み作りに取り組む。昨年は、都立高校でのキャリア教育の実績も認められ、地域教育推進ネットワーク東京都協議会の広報誌とホームページに、支援団体として紹介されている。実川香名美氏の著書に「実習 情報基礎」(インプレス教育テキスト)などがある。

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

今回は、実川香名美氏(株式会社RABBITSCOMPANY 代表取締役)の経営者インタビューを取り上げました。

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