経営者インタビュー 高野茂久氏(株式会社パルマ 代表取締役社長) Vol.2|経営ノート

経営者インタビュー 高野茂久氏(株式会社パルマ 代表取締役社長) Vol.2|経営ノート

「社長に聞く!」経営者インタビュー 〜活躍する現役社長に、経営者としての半生をお聞きしました!

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、高野茂久氏(株式会社パルマ 代表取締役社長)です。今回は、セルフストレージ事業向けビジネスソリューションサービスを経営する、株式会社パルマの高野茂久社長にお越しいただきました。栃木県で生まれ育ち、早稲田大学卒業後に1988年日本アジア投資に入社。信金キャピタル等を経て、株式会社パルマの社長に就任されました。やると決意してから1年半という短い期間で、会社を上場に導いたストーリーとは?心を整えること、志高くあること、驕らず普通であることなど、経営者として、そして人として大切なことに気付かされる高野茂久社長のお話を、ぜひお聞きください。

(2018年7月配信)



前回に続き、高野茂久氏(株式会社パルマ 代表取締役社長)の経営者インタビューをお届けします。(Vol.1はこちら

新谷哲:僕の日本アジア投資のイメージは、VC(ベンチャーキャピタル)のイメージが強いので、意外な仕事内容でした。

高野茂久:VCは国内の案件をやるようになってからです。日本アセアン投資と日本アジア投資は、別な会社だと思ったほうが良いぐらい、違う事業を経営していました。

新谷哲:福岡支店長、名古屋支店長でも、海外進出が中心ですか?

高野茂久:私は福岡支店長をやるまで、国内の投資を扱っていなかったので、福岡に行ってもしばらくは海外進出でした。海外進出の投資は、30%~40%の株式を持つのが当たり前でしたので、経営者の方と一緒に、事業を経営している感覚でした。

新谷哲:でも出世をしていくと、やはりVCの案件にも関わっていくのですよね?

高野茂久:はい。国内の案件は、VCとして関わりました。

新谷哲:その後、信金キャピタルの投資部長に移られていますが、なぜ移られたのでしょうか?

 

高野茂久:これは信金中金(※)が、投資会社を立ち上げている最中に経営者の方から「高野くんは一から作っていく案件が好きじゃないか。一緒に立ち上げをやってみないか?」と言われ「VCを一から作るなんて珍しい経験になる」と移りました。

 

(※信金中金とは、信用金庫の中央銀行にあたる金融機関)

新谷哲:信金キャピタル時代の思い出はございますか?

高野茂久:実は、あまりありません。信金中金は中央機関と言われていたので、「信用金庫の指令塔」というイメージがあったのですが、実際は連合会で、信用金庫の支援があって初めて成り立つ組織でした。そこがちょっと驚きました。

新谷哲:信金中金の立ち位置は、そのような感じだったのですね。その後、パルマを起業し経営者となられますが、なぜ起業して経営者になろうと思ったのですか?

高野茂久:きっかけは、アジア投資時代に投資させていただいた経営者が、「何か新しい事業を作りたい。小さなお金が降り積もって、長く経営が続く商売を考えてほしい」と言われました。その時は3つの事業を経営することになり、その中の1つがパルマの事業でした。

新谷哲:残りの2つは、どのような事業ですか?

高野茂久:1つは、ある程度お金を用意してもらえたので、ファクタリングで手数料が取れるという事業。もう1つは、短期単発日払いの人材サービス業を、WEB上で行うという事業です。こちらは、ワンコインぐらいの手数料で事業として経営できると思いました。

新谷哲:金融機関出身らしく、非常に金融事業に近いビジネスモデルですね。パルマの事業も、金融っぽい雰囲気がございます。その2つの事業は、現在も経営しているのですか?

高野茂久:いえ、売却しました。

新谷哲:その理由は何かございますか?

高野茂久:当時の大株主が本業で経営上のマイナスが続き、「手放したい」となったからです。この時に事業を1つ売却し、再編をいたしました。新しい株主の下、2つの事業を経営することとなったのですが、2つの事業を経営することが難しくなったので売却をしました。そのお金で、株主に出してもらったお金も返済ができたので、会社としては無借金になり業績が上がります。その後に「経営も順調で業績が上がっているなら、上場したら良いのではないか?」という話になり、上場準備を始めることになります。

Vol.3へ続く

 

[プロフィール]
高野茂久氏
株式会社パルマ 代表取締役社長

1988年日本アジア投資に入社。信金キャピタル等を経て、株式会社パルマの代表に就任。セルフストレージ施設の開発、事業運営アウトソーシング、WEB集客サービス、予約決済在庫管理システムのASP提供など、本事業に関する必要なすべての業務をアウトソーサーとしてサービス提供している。

 

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

今回は、高野茂久氏(株式会社パルマ 代表取締役社長)の経営者インタビューを取り上げました。

新谷 哲 著「社長の孤独力」特別抜粋版 無料プレゼント

CTA-IMAGE 経営ノートをご覧くださっている皆様に、日本経済新聞出版社から2019年6月に発刊された「社長の孤独力」(WizBiz社長・新谷哲著)の特別抜粋版(29ページ)を無料プレゼントしています。お申込みフォームに必要事項をご記入ください。