経営者インタビュー 鳴海禎造氏(glafit株式会社 代表取締役CEO) Vol.2|経営ノート

経営者インタビュー 鳴海禎造氏(glafit株式会社 代表取締役CEO) Vol.2|経営ノート

「社長に聞く!」経営者インタビュー 〜活躍する現役社長に、経営者としての半生をお聞きしました!

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、鳴海禎造氏(glafit株式会社 代表取締役CEO)です。今回は、「日本を代表する次世代乗り物メーカーを目指す」とビジョンを掲げる、glafit 株式会社鳴海禎造社長にお越しいただきました。和歌山県出身、小学校・中学時代はバスケットボールに没頭。15歳から服の転売でお金を稼ぐ事業を経営なさっていました。大学を卒業した2003年、企業へ就職することなく22歳で自動車販売店「RMガレージ」を起業し経営者となられます。2008年に自動車輸出業の経営などを経て、現在のglafit株式会社を設立されています。先日は、電動ハイブリッドバイク「glafit」で1億2800万円の資金調達を実現しました。成功の秘訣は「明・元・素」。この言葉通り、バイタリティーに溢れた経営者・鳴海禎造社長にお話をお聞かせいただきました。

(2018年11月配信)



前回に続き、鳴海禎造氏(glafit株式会社 代表取締役CEO)の経営者インタビューをお届けします。(Vol.1はこちら

新谷哲:和歌山県でなく、大阪府の大学を選ばれた理由はございますか?

鳴海禎造:高校時代、あまりにも勉強しなかったので、成績が悪かったです。小学校時代は勉強もそれなりにしていたのですが、中学校時代から勉強をしなくなりました。高校時代は経営をしていたので、全くしていないのです。特に英語は、中学生から始まる科目なので、一番苦手でいつも5段階評価の「2」でした。なので、英語を学べる関西外国語大学に行きました。

新谷哲:え!?逆ですね!でも、関西外国語大学に進学したということは、高校3年生の時に英語の勉強をしたのですか?

鳴海禎造:そうです。初めは、受験科目に英語がない大学を探したのですが、なかったのです。英語を勉強せざるを得なくなって、高校3年生の時に勉強を始めたのです。そのころに、テレビでたまたま関西外国語大学の存在を知り、あまりにも楽しそうに見えたので、進学することを決めました。

 

新谷哲:それで、関西外国語大学に受かったのですよね?

鳴海禎造:簡単には受からないですよ。進路指導の先生に言ったら「模擬試験ではF判定、合格率が20%に満たないから、関西外国語大学はやめたほうがいい」と言われたので、行くことにしました(笑)。

新谷哲:経営者らしいお答えで、さすが鳴海禎造社長という感じです(笑)。

鳴海禎造:無理だと言われると、つい行きたくなるのです(笑)。しかも「受けてもいいけど、すべり止めも受けなさい」と言われたので1本勝負にして、6回受験しました。

新谷哲:6回というと、6年ということですか?

鳴海禎造:学部とか学科とか日程を変えて、同じ大学を1年で6回受けました。

新谷哲:6回受けて、何個受かったのですか?

鳴海禎造:1個です。6回目に受かりました。

新谷哲:鳴海禎造社長らしい、すごいと思うお話ですが、大学でも経営をなさっていたのですよね?

鳴海禎造:そうですね。経営ばかりしていたので成績順に振り分けられるクラスは、4年間ずっと一番下でした。ギリギリ卒業という感じです。

新谷哲:大学を卒業後は、企業にお勤めにならなかったのですよね?

鳴海禎造:中学1年生の頃から教職になることが夢だったので、教員免許を取りました。でも教育実習などをして「勉強を教えることが本当に自分のしたいことなのか?」と疑問を持ちました。教師をすることは楽しいのですが、「経営をしている方がもっと楽しい」と感じていたのです。そこで教師になることを先送りしました。

新谷哲:大学卒業後は、カーショップ「RMガレージ」の経営をするのですよね?

鳴海禎造:はい。パソコン販売の事業を経営したお金で、車を買い、興味が車に移ったので車の販売事業の経営をしました。

新谷哲:興味のある物、買いたい物があると、その分野のビジネスを経営していますね。車の販売事業を経営するとき、何か目標はあったのですか?

鳴海禎造:目標は、全くないですね。

新谷哲:そうですか。カーショップの経営では、車の部品なども販売したのですよね?

鳴海禎造:車に興味を持った時期、インターネットや「Yahoo!オークション」が出てきました。車にかけるお金を稼ぐために、「Yahoo!オークション」で不要になった車の部品を集め、リサイクル的な形で販売したら思ったよりもお金になりました。そのお金で自分の車を5台~8台所有するようになり、気付いたら車屋の経営ができる環境になっていました(笑)。

新谷哲:すごく簡単そうにお話されるので、聞いている経営者の皆様も驚かれていると思います(笑)。そのようなビジネスを経営していて、ご両親は心配なさらなかったのですか?

鳴海禎造:心配されて、実家暮らしなのに国交断絶状態になりました(笑)。

新谷哲:実家暮らしなのに国交断絶とは、どういうことですか?

鳴海禎造:両親が一番嫌いな仕事が会社経営で、一番やってほしくないのが車屋でした。それで、国交断絶しました。

Vol.3へ続く

 

[プロフィール]鳴海禎造 氏
glafit株式会社 代表取締役CEO

和歌山市出身。関西外国語大学卒業。学生の傍ら15歳のときから商売を始め、2003年カーショップ「RMガレージ」を個人創業。2007年に自動車輸出入業「FINE TRADING JAPAN」を個人創業し、翌年に法人化。2010年には中国広東省と香港に現地法人を設立。2012年、日本を代表する乗り物メーカーを目指すべく、自社ブランド「glafit」を立ち上げ。2017年8月、1億2,800万というクラウ ドファンディングによる資金調達額 日本最高記録を達成。NHK、日本経済新聞をはじめ数々のメディアに取り上げられ注目を浴びる。2017年9月にglafit株式会社を設立し、代表取締役CEO就任。2018年1月には日経優秀製品・サービス賞 最優秀賞 日経MJ賞を受賞。現在は全国各地への講演活動にも精を出す。フォーバル主催の経営塾OBでもあり、塾長の大久保秀夫が認めた数少ない経営者の1人。

 

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

今回は、鳴海禎造氏(glafit株式会社 代表取締役CEO)の経営者インタビューを取り上げました。

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