経営者インタビュー 久野和禎氏(コノウェイ株式会社 代表取締役社長) Vol.2|経営ノート

経営者インタビュー 久野和禎氏(コノウェイ株式会社 代表取締役社長) Vol.2|経営ノート

「社長に聞く!」経営者インタビュー 〜活躍する現役社長に、経営者としての半生をお聞きしました!

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、久野和禎氏(コノウェイ株式会社 代表取締役社長)です。今回はコノウェイ株式会社の代表取締役社長、プロコーチの久野和禎氏にお越しいただきました。東京大学をご卒業後、2社の起業、そして大企業での役員も経験しながら、現在は認知科学を用いたコーチングを軸とした会社経営をされています。脳と心を上手に使い、自分の限界を越えて先に進んでいく方法とは? 久野和禎氏の経営者インタビューをお聞きいただければ、何かヒントを得られるのではないでしょうか!

(2017年2月配信)



前回に続き、久野和禎氏(コノウェイ株式会社 代表取締役社長)の経営者インタビューをお届けします。(Vol.1はこちら

新谷哲:その後、2社をお閉めになられて、会社勤めをされています。辞めて普通の企業に勤めようと思った理由は何かあったのですか?

久野和禎:20代で大学出てから我流で全部やりました。本を読んだり、セミナーで勉強をしたり、たくさんのことをしたのですが、やっぱり社会の仕組みというか、企業社会というのを勉強しないといけないなと思ったのです。しかも帰国子女で日本の感覚からずれているところがあるので、これはどこかに入らせていただいて、学び直さないといけないということで、30歳の時に就職しました。

新谷哲:経営者をやってから勤められるという、普通の方はあんまり経験しないことだと思いますが、経営者とサラリーマンとの違いは何かお感じになりましたか?

久野和禎:会社勤め、サラリーマンは、毎月安定したお給料をいただけるという安心感はありましたね。ただ、頑張った分が頑張った分以上にならない。上限があるというところに関しては、フラストレーションは当然感じます。ただやはり自分が経営をしていて、相当地べたを這いつくばってやったこともたくさんあるので、その内容をもって会社勤めをすると非常に問題なくスムーズに結果が出るので、逆にいうと結果が出ることが面白くて、これもなかなか面白いなという体験ではありました。

新谷哲:苫米地英人氏と出会われたのは、その会社勤めの時ですか?

(苫米地英人は、日本の認知科学者。認知科学を取り入れた独自のコーチングを展開。著書に「隠れた能力をどこまでも引き出す 苫米地式コーチング」などがある)

久野和禎:そうですね。苫米地先生と出会ったのは、今から10年ぐらい前ですかね。

新谷哲:運命的な出会いということだったのですか?

久野和禎:コーチングの授業をやっておりますが、15年ぐらい前、つまり自分が会社をやっている頃からすでに出会ってはいたのです。しかし本格的にやっていくということが何かピンとこなかった。10年前にもう一度、苫米地先生と出会った時には、これは何かすごいなと思って、それで是非もう少し深めていこうと感じたというのがあります。

新谷哲:その後独立されて、今ご活躍中でいらっしゃるのですね。ちょっと別の質問なのですが、コーチングを……ちょっと失礼な言い方かもしれませんが、ご商売にされているということで、「コーチングとは何?」と聞かれると、どのようにお答えになりますか?

久野和禎:私達が考えているのは、脳と心の上手な使い方を習得して、パフォーマンスであったり人間関係であったり、幸せを高めていくというものですね。

新谷哲:何か大変深いところのお話なので、ちょっと私にはわかりにくい部分もあるのですが、脳と幸せというのはどういうイメージでしょうか?

久野和禎:心ってどこにあるかというと、大体胸を押さえるのですけども、よく考えるとそこには心臓とか肺しかない訳で何もないです。でもなぜか心が胸にある感じがするのですが。よく考えると、心というのは脳からきているということがわかってくる訳です。それもはっきりとわかってきて、科学的にやっぱり脳で考えていることが心を作っているのだよねと。そうすると心を理解するためには脳を理解するということで、脳がどのように機能しているかということをきちんと解明していくことができると、幸せに繋がるということです。

Vol.3へ続く

 

[プロフィール]久野 和禎 氏
コノウェイ株式会社 代表取締役社長/プロコーチ
一般社団法人コグニティブコーチング協会 副代表

1974年生まれ。東京大学経済学部卒。筑波大学MBA(International Business専攻)。幼少期をサンフランシスコ(アメリカ)、中学高校生時代をロンドン(イギリス)で過ごす。大学卒業後に起業、2社を並行して経営した後に人材系企業を経て、複数の外資系大企業で多様なマネジメントポジションを担う(タイコエレクトロニクス(米)にてファイナンス及びマーケティングマネージャー、フィリップス(蘭)にて経営企画、組織変革推進、営業企画、ロジスティクスの各分野の部門責任者及び新規事業立ち上げ、さらにビューローベリタス(仏)にて営業部長を担当)。その後、ProFuture(旧HRプロ)の常務取締役 兼 COOを経て、2015年12月にコーチングを軸としてコンサルティングを加えたサービスを提供する総合経営支援企業、コノウェイ株式会社を創業、代表取締役社長に就任。認知科学を基礎とした最先端の「コグニティブコーチング(TM)」を習得し、自社ブランドの「CEOコーチング(R)」及び「ゴールドビジョン(R)メソッド」の普及を図っている。また、コグニティブ・コーポレート・コーチングの発起人であり、苫米地英人氏の右腕としてプログラムの開発及び普及活動に尽力している。大企業役員、中小企業経営者からサラリーマン、OLまで幅広い対象のクライアント層に対してコーチングを行っており、グループ、マンツーマンで1000人以上に対してのコーチング実績を有する。企業に対しては、個々の強みを生かしながら組織にハイパフォーマンスカルチャーを醸成・定着させることを得意としている。テンプル大学にて認知心理学(コーチング)の講義を担当。2016年12月には著書 『ゴールドビジョン』をPHP研究所より出版。

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

今回は、久野和禎氏(コノウェイ株式会社 代表取締役)の経営者インタビューを取り上げました。

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