経営者インタビュー 萬英子氏(株式会社MIDORIE BIO JAPAN 代表取締役) Vol.3|経営ノート

経営者インタビュー 萬英子氏(株式会社MIDORIE BIO JAPAN 代表取締役) Vol.3|経営ノート

「社長に聞く!」経営者インタビュー 〜活躍する現役社長に、経営者としての半生をお聞きしました!

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、萬英子氏(株式会社MIDORIE BIO JAPAN 代表取締役)です。今回は、オーガニックレストラン経営、法人向けケータリングサービスの事業を経営する、株式会社MIDORIE BIO JAPAN、代表取締役の萬英子社長にお越しいただきました。大阪府出身、中小企業二代目経営者の娘に生まれ、弟たちの面倒をみるしっかり者の幼少時代。絵を描くのが好きで、大学は芸術系に進学され、卒業後は広告代理店に勤めます。しかしご結婚後29歳で脳腫瘍が見つかり、その体調管理の過程でオーガニック食品と出会いがありました。オーガニックをより多くの人に広めるべく、現在の事業を経営されています。逆境の中でも自らのテーマに出会い、慎重かつ大胆に事業を展開されてきたパワフルな女性経営者の経営者インタビュー、ぜひお聞きください!

(2019年2月配信)



前回に続き、萬英子氏(株式会社MIDORIE BIO JAPAN 代表取締役)の経営者インタビューをお届けします。(Vol.2はこちら

新谷哲:腫瘍が小さくなったことで、「もう1回仕事しよう」と思われたのですか?

萬英子:そうです。療養のために会社を辞めたことがストレスで、「早く広告の現場に戻りたい」と思っていました。しかし、療養のためにライフスタイルを変えていく中で、「オーガニック食はすごく体に良い。アレルギーが治り、女性の生理周期も整って、快調になった」と食べ物の力を実感しました。当時はまだ、日本にオーガニックという言葉はなく、世間に知られていなかったので「オーガニックレストランをやる人が必要じゃないか?誰もやらないんだったら自分がやる」と決めました。当時、アメリカのド田舎に半年ほど行っていたことがあるのですが、ド田舎のスーパーにもオーガニックのコーナーがあり、オーガニックレストランも何軒もあったことで「オーガニックの分野はビジネスとして経営が成り立つ、マーケットが広がる」と思っていました。

新谷哲:オーガニックレストランの経営をしようと決めてすぐには起業されていないのは、修行に行かれたからでしょうか?

萬英子:そこは慎重になりました。当たり前のことだと思うのですが、どの企業どの業種も楽なところはなく、生き残る可能性も低いです。飲食店にも勤めたことないのに、オーガニックレストランの経営者になっても成功する訳がないと思ったので、修行をしました。

新谷哲:何年ぐらい修行されたのですか?

萬英子:5年を予定していました。でも現場に行ってみたら、オーガニックレストランを利益体質にするのが難しいことが分かり、いろいろと作戦を練りましたので、7年かかってオーガニックレストランをオープンしました。

新谷哲:7年でレストランをオープンし経営者となったのは、修行が終わったからでしょうか?

萬英子:ある経営者の方から、「今のお前が起業して経営者になっても、吹けば飛ぶような会社しかできない。この赤字の店を自分の力で黒字化してみろ」と、お店を1店舗任せていただいていました。色々な工夫によって店を黒字化でき、合格をもらったので起業して経営者となりました。

新谷哲:なるほど。そうしましたら、MIDORIE BIO JAPANが現在経営している事業についてお教えいただけますか?

萬英子:現在は、オーガニックレストランのイートインとテイクアウトのお店を経営しています。他には、撮影現場のロケ弁とか、イベントの後の懇親会とか、周年記念のイベントにオーガニックの料理を届ける、法人向けのデリバリー事業を経営しています。割合は1対2、レストランが1で法人様向けが2になります。2018年からは新事業で、オーガニックのヘナというインド産のハーブを使った、ヘアケア商品の開発販売事業も経営しています。

新谷哲:将来的には、オーガニックという分野をどんどん広げていく構想で、経営をしているのでしょうか?

萬英子:私の経営理念は「本物の食材を使って、お客様の健康に貢献する」ことで、次が「社員への厚遇を目指す」こと。その次に「生産者との共存共栄」を、経営理念として掲げています。私は「オーガニックというお食事をたくさんの人に食べてもらい、広めていきたい、分かっていただきたい」ということを目的に経営を始めました。この目的を常に考えて、経営をしています。

Vol.4へ続く

 

[プロフィール]萬英子氏
株式会社MIDORIE BIO JAPAN 代表取締役

芸術大学卒業後、広告代理店に勤務するが20代後半に大病を患い、病気療養中にオーガニックという概念に出会い、オーガニックレストラン起業を目指し飲食業に転職。37歳の時に目黒区学芸大学に1店舗目のオーガニックレストラン&デリみどりえを開店。通販デリバリー事業の経営を行う

 

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

今回は、萬英子氏(株式会社MIDORIE BIO JAPAN 代表取締役)の経営者インタビューを取り上げました。

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