経営者インタビュー 大塚誠氏(株式会社Globridge 代表取締役) Vol.3|経営ノート

経営者インタビュー 大塚誠氏(株式会社Globridge 代表取締役) Vol.3|経営ノート

「社長に聞く!」経営者インタビュー 〜活躍する現役社長に、経営者としての半生をお聞きしました!

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、大塚誠氏(株式会社Globridge 代表取締役)です。今回は、飲食店のプロデュースと運営を行う、株式会社Globridgeの大塚誠社長にお越しいただきました。学校内でバイクが走るのが当たり前の荒廃した中学校に通い、高校時代は不登校。大学ではアルバイトと麻雀に明け暮れたという学生時代を過ごしながら、現在では国内72店舗、海外(2か国)4店舗の飲食店経営をされています。大塚誠社長の人生を大きく変えた経験や出会いについて、そして飲食店店舗展開にて成功を収めた秘策も、経営者インタビューでお話いただきました。座右の銘である「挑戦無くして成長なし」体現されたような経営者インタビューをぜひお聞きください!

(2019年2月配信)



前回に続き、大塚誠氏(株式会社Globridge 代表取締役)の経営者インタビューをお届けします。(Vol.2はこちら

新谷哲:ベンチャー・リンクは何年ぐらいいらっしゃったのですか?

大塚誠:13年弱ですね。

新谷哲:その後、起業して経営者となられますが、きっかけはございますか?

大塚誠:当時、ベンチャー・リンクの中で20個~30個ほどの事業がありました。その中に、赤字を垂れ流している焼肉屋の事業がありました。プロジェクトを組んで半年ほどで業績を回復させ、そのタイミングで事業売却をすることになります。売却も無事に決まったのですが、僕を含めて部門にいた30人の誰もが、「その会社にいきたくない」と言いました。でもベンチャー・リンクでやる仕事がないので、全員でベンチャー・リンクを辞めることになりました。そのうちの5人が僕と一緒にやりたいと言うので、「仕方ない、経営者になるか」という感じで起業して経営者になりました。

新谷哲:最初から、飲食業で起業して経営者となったのですか?

大塚誠:そうです。最初から飲食業です。

新谷哲:飲食業を選ばれた理由は、お得意だからでしょうか?

大塚誠:計画的に起業していないので、違います。退職するまでに時間があったので、一緒に起業する5人とのファミレスで会議していました。その時にたまたま知り合いから「物件あるから見てよ」と声を掛けられました。見に行ったら、他の方の内見が重なっていて、その人が「ここに決めます」みたいな雰囲気出しているから、「僕がやります」とその場で契約しました。

新谷哲:では物件契約してから、何の業態を経営するか考えたのですか?

大塚誠:その通りです。結果として、もつ鍋屋の事業を経営する会社として起業しました。

新谷哲:もつ鍋屋の事業を経営すると決めた理由はございますか?

大塚誠:焼肉屋の事業を担当していたので、肉の知識とルートがあったので「経営するなら肉系だ」思っていたことと、もつ鍋ブームがきていたので、自然と決まりました。

新谷哲:その後、もつ鍋屋を5年間で85店舗にされますが、85店舗にまで増えた理由は何でしょうか?

大塚誠:経営戦略が良かったからです。

新谷哲:どのような経営戦略を取られたのですか?

大塚誠:シンプルに言うと、3つの行動をしました。1つは、外にいるお客さんをお店に引っ張り込むこと。お店の外にいるお客さんのうち、店があることに気付くのは1000人に1人くらいの割合です。当時は業績が悪かったのですが、このお店に気付いていない999人を引き入れることができたら、問題が解決すると思いました。具体的には、看板で人の流れを堰き止めました。出口を1つだけ作り、そこに僕のお店の看板が置いてあるのです。これで、1000人中1000人が気付くようになり、繁盛店になりました。

2つ目は「変に強みのない、とんがらない店を作ったこと」です。居酒屋ってグループで行くことが多いので、1人でご飯食べる時と違う意思決定をします。自分の主張ばかりしていると店が決まらないで、「ここで良いんじゃない?」という店が選ばれます。なので、もつ鍋もメニューの中に加わるけど、他のメニューもある普通の店にしました。

3つ目は、「お客さんが欲しいサービスを全て揃えた」ことです。お客さんが「ピザが食べたい」と言えば「ピザありますよ」と言ってピザを宅配で取り、「寿司が食べたい」と言えば寿司を宅配で取り、「朝まで呑みたい」と言えば朝まで営業する、という形でニーズに応えました。そうしたら、外にいる1000人のお客さんを全てお店に入れられるようになり、1店舗利益、1日300万円ぐらい出しました。

新谷哲:本当にすごく、素晴らしい戦略です。経営者インタビューをご覧の飲食業経営者の皆様が衝撃を受けていると思います。

Vol.4へ続く

 

[プロフィール]大塚誠氏
株式会社Globridge 代表取締役

栃木県出身。亜細亜大学卒業後、建設資材の会社に就職し、2年間勤務。より高みをめざし、株式会社ベンチャー・リンクに転職。はじめて仕事の意義と意味を見出す。12年、勤め、独立。2008年9月18日、6年で世界一になることを目標に株式会社Globridgeを設立する。

 

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

今回は、大崎玄長氏(株式会社エヌエフエー 代表取締役)の経営者インタビューを取り上げました。

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