経営者インタビュー 島津清彦氏(株式会社ZENTech 代表取締役CEO) Vol.3|経営ノート

経営者インタビュー 島津清彦氏(株式会社ZENTech 代表取締役CEO) Vol.3|経営ノート

「社長に聞く!」経営者インタビュー 〜活躍する現役社長に、経営者としての半生をお聞きしました!

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、島津清彦氏(株式会社ZENTech 代表取締役CEO)です。今回は株式会社ZENTech代表取締役CEOの島津清彦社長にお越しいただきました。スターツグループの取締役を歴任された後、株式会社シマーズや株式会社ZENTechを設立された経営者です。起業後に禅と出会い、自身の経営哲学と共通する部分があると気付き、座禅を経営に生かす活動をされています。スティーブ・ジョブズなどの著名な経営者が禅を取り入れるエピソードなどをお話しいただきました。ぜひ、経営者インタビューをお読みください。

(2019年8月配信)



前回に続き、島津清彦氏(株式会社ZENTech 代表取締役CEO)の経営者インタビューをお届けします。(Vol.2はこちら

新谷哲:株式会社シマーズを起業し経営者となられますが、恐怖心などはございましたか?

島津清彦:起業して経営者になることに対して恐怖心はなかったのですが、起業してからのことに関して恐怖心はありました。

新谷哲:事業内容は、いわゆるコンサルティング業、組織開発業、人材教育業ですが、起業の時点でこの分野の経営を行うことを計画していたのですか?

島津清彦:そうですね。会社を辞めてから「自分は何が得意なのだろう?何ができるのだろう?」と考えて、事業内容を決めました。

新谷哲:先ほどと同じようなご質問になりますが、起業してからのことに関して恐怖心があったとご発言されましたが、実際にはどのような恐怖心やご苦労がございましたか?

島津清彦:スターツグループで専務だった時、少し傲慢な、肩書に笠を着たマネジメントをしていました。今思うと最低なのですが、「専務の言うことが聞けないのか!」的なマネジメントです。そのため信頼が得られなくて随分悩みました。起業する時には、自分なりに経営の絵を描きます。「このサービスが何件売れていくらになる。過去に会ったあの方はそのサービスを使っていただけるだろう」という絵を描きました。しかしそれが上手くいかず、計画していたものが崩れていく絵を描いてしまいます。受注したとしても、入金までのことを考えると、「このままこのペースで経営をすると、自分で準備していた資本金とか何月何日までに無くなる日」ということが計算できてしまいます。口座からお金が無くなっていく音が夜中、寝ている時に聞こえることもあり、お金に対する恐怖というのが一番大きかったです。

新谷哲:なるほど。私の島津清彦社長に対するイメージは「禅のコンサルタント」なのですが、起業するときから禅の分野を経営しようと考えていたのですか?

島津清彦:禅との出会いは起業後です。私なりの経営哲学、経営スタイルをいろんな方にお話したら、「島津清彦社長の人を軸とした経営スタイルは禅的だ」と色々な方から言われた。またスティーブ・ジョブズのような著名な経営者が禅に傾倒している、と聞いた時に色々調べ、禅寺に通うになります。座禅を組んだ時に「これだ!」と感じました。そして「なぜ、禅の教えを多くの経営者が取り入れないのだろう?」と感じ、経営者に禅を広めるために取り込んでいくべきだと感じました。

新谷哲:今回、株式会社ZENTechを起業されていますが、どのようなことを狙って起業されたのですか?

島津清彦:もともと株式会社シマーズで、禅のコンサルティングやリーダーシップ研修をしていました。「座禅 研修」で検索をすると、シマーズが1位になったのですが「ちょっと待てよ。自分の体は1つで、禅のコンサルティングは誰にでもできる分野ではない」と気付きました。だから自分の弟子を育てていくというのと合わせて、VRやAIなどのテクノロジーを使って、生身の自分じゃない何か形を作りたいと思い、株式会社ZENTechを起業しました。現在は、VTuberという形で禅の教えを発信するなどの活動をしています。

新谷哲:島津清彦社長は「仕事に活きる禅の言葉」、「翌日の仕事に差がつく おやすみ前の5分禅」という本を2冊出していらっしゃいます。経営者の皆様も是非、本も読みながら株式会社ZENTechの動きも見ていっていただければと思います。

Vol.4へ続く

 

[プロフィール]
島津清彦氏
株式会社ZENTech 代表取締役

CEO1965年東京都生まれ。元スターツピタットハウス代表取締役。元ソニー不動産取締役。2012年に独立。その後、多くの世界一流のリーダーが禅にたどり着くことを知り、自らも出家得度して仏門入り。経営者と禅僧という二つの顔を持ちながら、官公庁や数多くの企業へ禅を活かしたコンサルティングや研修、講演、坐禅指導などを行う。

 

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

今回は、島津清彦氏(株式会社ZENTech 代表取締役CEO)の経営者インタビューを取り上げました。

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