経営者インタビュー 上田祐司氏(株式会社ガイアックス代表執行役社長) Vol.3|経営ノート

経営者インタビュー 上田祐司氏(株式会社ガイアックス代表執行役社長) Vol.3|経営ノート

「社長に聞く!」経営者インタビュー 〜活躍する現役社長に、経営者としての半生をお聞きしました!

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、上田祐司氏(株式会社ガイアックス代表執行役社長)です。30歳で会社を上場させた、株式会社ガイアックス代表執行役社長の上田祐司氏。実は、インタビュアーをつとめる新谷哲とは、前職で上司部下の関係でした。新谷曰く、「当時から部下の中でもNo.1に優秀だった」とのこと。前職時代の「起業したら上場するのが当たり前」という教えに忠実に上場を実現させたストーリーは、多くの経営者様に聞いていただきたい内容となっております!

(2017年4月配信)



前回に続き、上田祐司氏(株式会社ガイアックス代表執行役社長)の経営者インタビューをお届けします。(Vol.2はこちら

新谷哲:M&Aは皆さん苦労されて失敗している方は多いと思います。

上田祐司:もちろん失敗もあります。非常に安全性の高い投資先という判断をして、台湾の会社に40%ぐらい、確か1億5000万円ぐらい突っ込んだのです。というのも、台湾の中で当時与党の財閥の一番の息子さんがされているインターネットゲームの会社だったのですが、我々が出資してから1年後ぐらいに財閥の代表的な人が犯罪だらけだったということが見つかり、その方も海外に逃げてしまいました。台湾の中でももう大スキャンダルだったのですが、それに巻き込まれて、大損をかきました。

新谷哲:そういうこともあるのですね。

上田祐司:もういっぱいありますね。

新谷哲:今の御社の業務領域というのは、どういう分野を中心に業務をやっているのですか?

上田祐司:人と人を繋げるということをミッションに事業をやっております。インターネットを活用して人と人を繋げるということで、ど真ん中でのソーシャルメディアをビジネスとしてやっております。最近のソーシャルメディアというのは、本当にオンラインで完結する口コミサイト等を指す訳ですが、リアルの世界でも人と人を繋げる、一般的にはシェアリングエコノミーと呼ばれているものに注力をしております。

新谷哲:上田社長は、シェアリングエコノミーでもこういう分野は伸びていくのはないか、とお考えですか。

上田祐司:世界的に見てやはり大きなサイズになっているのは、民泊のジャンル、ライドシェアのジャンルです。ただシェアリングエコノミーの波はそれ以外のところにも着々とやっていきますので、食べ物のジャンルですとか、はたまた普通に持っているものをシェアしていくようなジャンル、本当に数多くのジャンルに広がっていくのではないかなと思っています。

新谷哲: AirbnbやUber、Uber Eatsやそういう分野がもっと広がるということですね。

上田祐司:日本だけでも恐らくシェアリングエコノミーをやっている会社って、もう200社とか300社ぐらいあると思います。

新谷哲:そんなにいますか。

上田祐司:本当に数多くのジャンルでビジネスが立ち上がりつつあります。

新谷哲:そうですか!先日永田町の御社のビルに参らせていただいたのですが大変素晴らしいビルで、買った狙いというのは何かございますか?

上田祐司:会社としましては、プラットフォームビジネスをやっています。プラットフォームビジネスだけやっていても実情は掴めませんので、実際に物を貸す立場。シェアリングエコノミーではホストと呼ばれる立場を体験してみたいなということで、ビルを1棟借りしました。7フロアあるのですが、ガイアックスが入居しているのは1フロアだけで、残りの6フロアはシェアに回しております。

新谷哲:なるほど。

上田祐司:実際にイベントで使っていただいたり、会議室で使っていただいたり、販売スペースもありますから販売スペースをお借りいただいたり、駐車場スペースをお借りいただいたり。実際に働くスペースとして入居していただいているという形でたくさんの会社に入っていただいております。

新谷哲:行かせていただいた時も大変広くて、200名とか300名とか入るのではないかなという部屋もあり、うちのイベントでも使わせていただけるのではないかと弊社の取締役と言っていました。

上田祐司:オープニングパーティーのときは、結果的には1700名の方に来ていただきました。

新谷哲:すごいですね。

上田祐司:すごい大盛況をいただきました。

新谷哲:やはり、お若い方が多かったですね。

上田祐司:そうですね。

新谷哲:ガイアックス様にはお若い方が集まってくるような雰囲気といいますか、そういうところがありますか?

上田祐司:やっぱりシェアリングエコノミーですとか、ソーシャルメディアというのは本当に人と人を繋げるというジャンルですから、若い方に興味を持っていただくことが多いです。またシェアリングエコノミーは社会課題を解決するという観点も非常に強く、そこに興味のある方も多く入社いただいている状況です。

新谷哲:ちょっとご質問を変えまして、上田社長の個人的なお話に移りたいと思うのです。好きなもの、好きなことで「カフェでのコーヒー、トライアスロン」と。ちょっと不思議な回答ですね。特にカフェでのコーヒーというのが珍しい回答だなと思ったのですけが、どんなところが好きですか?

上田祐司: 1人でゆっくりできるタイミングというのはあんまりなく、そういう時間ってすごく大切だなと思っています。週末は可能な限り、土曜か日曜かどっちか本当2、3時間ぐらいはカフェでコーヒーを飲みながらゆっくりするということを今大切にしています。

新谷哲:お一人ですか?

上田祐司:そうですね。

新谷哲:その時はビジネスのことを考えてしまったりはされるのですか?

上田祐司:もちろん仕事する時もありますが、例えば本を読んだりとか、何か考え事したりですとか、いろいろ先週あったことを整理したりとか、そういうような時間にしています。

新谷哲:優秀な経営者の一端を見せていただいた感じなのですが、トライアスロンも結構やっているのですか?

上田祐司:今月も1個のレースに申し込んでいます。

新谷哲:どのくらいの頻度でやっているのですか?

上田祐司:年に2、3度のレースに出るぐらいです。

新谷哲:経営者ってマラソンとかジョギングとかトライアスロンとかやる方多いと思うのですが、典型的な上場している優秀な経営者、という感じがします。仲間も多いのですよね?

上田祐司:もともとは前職でありますベンチャー・リンクで、当時小林社長から「ビジネスマンはしっかり運動しろ」「健康管理せよ」とおっしゃられるのをそのまま守りまして、週に1回スポーツクラブに行って走ったり泳いだりをしていました。そんな中で知り合いの経営者に会った時に、有名な経営者が何人も集まって、トライアスロンのチームを作っていました。私自身はずっと週1ぐらいで泳いだり走ったりしていましたので、あと自転車だけで、トライアスロンできるのではないかということ感じ、ご紹介してもらいジョインした流れです。

新谷哲:確かに小林忠嗣氏は「デブとたばこを吸う人間はコンサルタントになれない」と私に言っていました。

Vol.4へ続く

 

[プロフィール]上田 祐司 氏
株式会社ガイアックス代表執行役社長

1974年大阪府茨木市生まれ。同志社大学経済学部卒業後、起業を志し、独立支援の業務を特徴とした株式会社ベンチャー・リンクに入社。1年半後、独立を決め退社。オンラインコミュニティの企画・開発・運営を手がけるガイアックスを24歳で起業し、30歳で上場を果たす。また、創業以来300名以上のインターンシップ生を受け入れ、大学においてベンチャー企業論等の講師も務める。2004年「LEADERS of the NEXT GENERATION」に選出された。

 

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

今回は、上田祐司氏(株式会社ガイアックス代表執行役社長)の経営者インタビューを取り上げました。

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