経営者インタビュー 伊達晃洋氏(株式会社エードット 代表取締役社長) 後編|経営ノート

経営者インタビュー 伊達晃洋氏(株式会社エードット 代表取締役社長) 後編|経営ノート

「社長に聞く!」経営者インタビュー 〜活躍する現役社長に、経営者としての半生をお聞きしました!

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、伊達晃洋氏(株式会社エードット 代表取締役社長)です。今回は株式会社エードット 代表取締役社長の伊達晃洋氏にお越しいただきました。手に職を付けたいと、高校卒業を機に上京。2年間のフリーター生活を経て、広告代理店に入社。その後、同僚が飲みの席で、会社や上司への愚痴を真剣に話す姿を見て、このままでいいのかと違和感を持ち、24歳で起業することを決意。2012年に株式会社エードットを設立し、2019年7月に東証マザーズに上場を果たしました。インタビューでは上場するまでのご苦労や、経営者として成功する秘訣をお話しいただきましたので、ぜひ、経営者インタビューをお聞きください。

(2019年10月配信)


前回に続き、伊達晃洋氏(株式会社エードット 代表取締役社長)の経営者インタビューをお届けします。(前編はこちら

新谷哲:2010年に株式会社エードットを起業して経営者となられますが、どのような事業を経営しようと考えて起業したのですか?

伊達晃洋:24歳で会社を作ろうと決めて、アップクオリティに入ってから、営業のトップをやらせてもらいました。従業員が15人~25人くらいの頃で、その時には「広告業界の中で圧倒的な会社を作りたい」と考えており、現在の取締役の仲亀と私の2人で株式会社エードットを起業して経営者になります。その時は会社に何もないので「自分達がやれるところで、特化した内容の事業にしないと駄目だ。ただの広告会社です、と言うのではなくて、食品に強い、流通に強い、といったキーワードを出さないといけない」と思い、会社を起業しました。

新谷哲:2019年7月に東証マザーズに上場をされていますが、起業当初から上場を目指していたのですか?

伊達晃洋:上場については何かも分かっていなかったですが、「上場はすごい」という空気感があるじゃないですか。会社経営を始めたばかりの頃は、誰も入ってくれないので「上場企業に入るよりも、上場企業を作る人生のほうが格好良いと思わない?」と言って従業員を口説きました。上場が何かはよく分からなかったのですが、口説き文句で「上場」と発したことによって、ぼやっと上場が出てきたという感じですね。

新谷哲:それで上場できるのは、素晴らしいことですよ!

伊達晃洋:いえいえ(笑)。

新谷哲:上場の苦労とかはありましたか?

伊達晃洋:上場は2年半でいこうと思ったのですが、1年延びて3年半になりました。やはり経営者である私が大株主で、かつ代表で創業者という体制で「私がルールだ」という状態から色々な縛りが出てきます。例えば、事業を始めるにしてもいろいろ承認を取る必要が出てくるので、初めの頃はすごくストレスになりました。

新谷哲:では、いわゆる内部統制が一番大変だったのですか?

伊達晃洋:そうですね。そこの部分はストレスになりました。

新谷哲:よろしければ、株式会社エードットの事業内容をお話しいただけないでしょうか?

伊達晃洋:エードットは簡単に言うと、広告業界のベンチャー企業です。今までの広告業界はマス広告が主流です。しかし今はインターネットやSNSが発達しており、「テレビ広告だとかマス広告を打つのが果たして費用対効果が良いのか?」という時代です。マス広告の方が費用対効果が良い商材もあるのですが、そうじゃないものもすごく散見されます。そんな中で、面白い企画やアイディアをインターネットやSNSの力を使って、勝手に拡散するというコスパの良い広告事業を経営しています。

新谷哲:伊達晃洋社長は大変お若いのですが、今おいくつですか?

伊達晃洋:34歳です。

新谷哲:34歳で上場企業の経営者になるのは大変素晴らしいですね。ここからは違う質問をいたします。「好きなもの・好きなこと」を事前にお聞きしたところ「仲間と飲むこと・温泉」とお答えいただきました。仲間好きでいらっしゃるのですか?

伊達晃洋:寂しがり屋なので、社員と飲んでいるとかが一番楽しいです。

新谷哲:週何回ぐらい社員さん達と飲んでいるのですか?

伊達晃洋:月1、2回は社員と飲んでいます。

新谷哲:羨ましいですね。私なんか社員が飲みに行ってくれなくて、ひとり酒が多いのです(笑)。

伊達晃洋:僕も強引に連れて行っているだけなので(笑)。

新谷哲:そうですか(笑)。次に座右の銘も事前にお聞きして、2つ挙げていただきました。「チャンスはピンチの顔をしてやってくる」と「言い訳をしない」。この2つを選ばれた理由はございますか?

伊達晃洋:経営者だけでなくビジネスマンにも絶対に当てはまると思いますが、一所懸命やればやるほど、トラブルやアクシデントのような悪い情報がやってきます。初めは「目の前が真っ暗」という感じになると思いますが、実はすごいチャンスなんです。目の前が真っ暗な状況に潰れずに取り組んでいくとトラブルやアクシデントが結果的に次のチャンスを生んでいると気が付きます。なので、何か都合が悪いことが起こった時に「これってチャンスなんだ」と自分を洗脳してアクションすることがすごく重要だなと思っています。それから、私は基本的に言い訳をする人は好きではありません。「何が起こっても自分の責任の中で改善をしていく」という姿勢が重要です。当たり前の話ですが、このような考えで「チャンスはピンチの顔をしてやってくる」と「言い訳をしない」を座右の銘に選びました。

新谷哲:上場企業の経営者らしい座右の銘で素晴らしいです。次が最後のご質問になります。全国の経営者、これから起業する方に向けて経営者として成功する秘訣をお教え下さい。

伊達晃洋:経営者として成功する秘訣は「大きな夢を持って、ひたすらそこに向けて自分自身も頑張ること」です。悪いことや何かが起こった時って、心が折れるタイミングというのがあると思います。私は経営で一番重要なのはメンタルだと思っているので、「どんなことがあっても心を折らずに、夢をぶらさずに、黙々と毎日をそこに向かってやれるハートの強さ」が経営者として成功するためには必要です。また仲間を信用することもすごく重要だと思っているので、「皆で大きな夢に向かって頑張ろうぜ」という空気を作ることも重要です。

新谷哲:大変素晴らしいお話をいただきありがとうございました。伊達晃洋社長、本日はどうもありがとうございました。

伊達晃洋:ありがとうございました。

 


 
編集後記(聞き手・新谷 哲 談)

伊達晃洋社長は、聡明な経営者でいらっしゃいます。高卒とかって学歴は経営者として成功することに関係ない、ということを見せつけられた感じでございます。頭も良いし、根性もあるところが素晴らしい経営者です。全国の経営者様も是非、夢を諦めずに経営を続け伊達晃洋社長のようになりましょう。

 

[プロフィール]伊達晃洋氏
株式会社エードット 代表取締役社長

1984年生まれ。島根県松江市出身。高校卒業後上京し、アルバイトからキャリアをスタートさせ2005年広告会社入社。2007年ワイズインテグレーション、2010年アップクオリティを経て2012年7月に株式会社エードットを設立。2019年7月に東証マザーズに上場。

 

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

今回は、伊達晃洋氏(株式会社エードット 代表取締役社長)の経営者インタビューを取り上げました。

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