本コーナーでは、2019年6月に日本経済新聞出版社から出版された、新谷哲の著書「社長の孤独力」の内容を解説します。経営者へのアンケートで集めた1000個の悩みをジャンル分類した本書から、毎回1テーマを取り上げます。なお、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の「社長の孤独力 番外編」を編集して掲載しております。
本日は、『社長の孤独力』10章1項「事業計画と実績に大きなギャップがある」を解説いたします。
私が、管理職の部下たちによく言っていたのは、前後10%の達成はマネージャーの努力次第だと言う事です。90%までいけば、100%は達成でき、100%までいけば、110%まで伸ばすこともできます。しかし、実績が90%以下になってくると、事業計画の立て方に問題があります。例えば、80%や50%という場合、根本的に達成は出来なかったのではないかと考えます。
この記事の収録時はコロナ禍真っ最中なのですが、この様な急激な環境の変化が起きた場合、従来の事業計画は意味を成しません。そのため、事業計画と実績に大きなギャップがあるならば、事業計画の立て直しが必要です。事業計画の立て方が正しかったかを分析し、精緻にしていく。このように、まずは事業計画の立て方を見直していただければと思います。
新谷 哲 WizBiz株式会社 代表取締役社長
1971年 東京生まれ。大学卒業後、東証一部上場のコンサルティング会社に入社。銀行、信用金庫の融資開拓コンサルタントを皮切りに、仙台支店長、東日本事業部長、執行役員を歴任。その後、常務執行役に就任し、経営コンサルティング部門や営業部門、サービス提供部門を統括。
2010年に独立し、WizBiz株式会社を設立。現在、経営者向けネットメディア「WizBiz」を運営。日本国内では、経営者の会員登録数でNo.1のメディアとなっている。また、経営者向けサービス提供としては、ネットだけでなく、リアルの場も力をいれており、年間300回以上のセミナーを開催し、年間4000名を越す経営者が参加。その集客力は、各方面からも注目を集めている。
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本コーナーで掲載する経営相談は、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の社長の孤独力番外編!「事業計画と実績に大きなギャップがある」を編集したものです。文中に登場する社会環境や企業情報、数字情報、その他の各種事象は、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。
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