起業してよかったこと、経営者として成功する方法とは?

本コーナーでは、経営者、社長、後継経営者、起業予定者などから頂戴する会社経営に関するご相談に対して、WizBiz株式会社の代表であり、経営コンサルタントである新谷哲が独自の視点で経営上のアドバイスや解決方法をご提示いたします。なお、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の「3分コンサルティング」を編集して掲載しております。

相談内容:「起業してよかったと思ったこと、経営者として成功する方法をお教え下さい」

  • ご相談者:A様

いつもPodcastの経営者インタビューを楽しく拝聴しております。経営者が皆様、様々なバックグラウンドをお持ちで、1人として同じ1人ではないこと、それがとても興味深いです。

経営者インタビューを聞いているうちに「私も起業して経営者になってみたい」と考えるようになりました。特に経営者インタビューの最後、経営者として成功する秘訣・方法が聞けるのがとても参考になっています。

しかし、両親や親戚を含め、周囲に経営者がほとんどいないため、最後の勇気が出ていません。そこで、新谷社長の「経営者として成功する方法」をお聞かせいただけないでしょうか?また、新谷社長自身が「起業して良かったと思うこと」なども置き換えいただければ幸いです。ぜひ、経営者になるチャレンジの背中を押して下さい。

ご相談者へ回答(回答者:新谷 哲)

「経営者として成功する秘訣・方法」は、経営者の皆様が「まだ自分は成功していない」とお答えいただいています。私自身も経営者の皆様と同じく「まだ成功していない」と思っているので、正直にお話すると「経営者として成功する秘訣・方法」は分かりません。

しかし、あえて「経営者として成功する秘訣・方法」をお伝えするなら「諦めないこと、やり続けること」だと考えています。ある経営セミナーで、ユニクロの柳井社長は、「富士山の8合目ぐらいまで登ると、エベレスト登らなければと思い始める。エベレストの8合目ぐらいまで登ると、宇宙に行かなければと考える。目標の80%~90%を達成すると、次の目標が出てくるから成功はいつまで経ってもできない」と考えていたという話を聞きました。私もこの話にすごく共感をし、経営者の皆様も同じような体感をしております。そのため、「諦めないこと、やり続けること」が「経営者として成功する秘訣・方法」だと考えております。

一方でA様は、「どうやったら起業して経営者になるチャレンジできるのだろうか?」というお悩みがあると思います。私も父親が国家公務員でしたから、気持ちは分かります。私が経営者になる時は母親から「お前は馬鹿か。あんたに経営者は無理だ」と反対をされました。このように否定的なことを言われたので、「経営者としてやっていけるのか?」と不安になりました。しかし、その不安を無視して、起業して経営者になりました。やはり、起業して経営者になることは「失敗しても人のせいにできない、自己責任の世界に飛び込む」ことです。失敗をしても、「全ては自己責任。自分の能力がこの程度なんだからしょうがない」と開き直ることが、起業して経営者になる一番の方法です。

思い立ったが吉日ではないですが、早い段階で起業して経営者になって、日本社会のため、世界社会のためにチャレンジをして、成功経営者になって下さい。

新谷 哲 WizBiz株式会社 代表取締役社長

新谷 哲

1971年 東京生まれ。大学卒業後、東証一部上場のコンサルティング会社に入社。銀行、信用金庫の融資開拓コンサルタントを皮切りに、仙台支店長、東日本事業部長、執行役員を歴任。その後、常務執行役に就任し、経営コンサルティング部門や営業部門、サービス提供部門を統括。
2010年に独立し、WizBiz株式会社を設立。現在、経営者向けネットメディア「WizBiz」を運営。日本国内では、経営者の会員登録数でNo.1のメディアとなっている。また、経営者向けサービス提供としては、ネットだけでなく、リアルの場も力をいれており、年間300回以上のセミナーを開催し、年間4000名を越す経営者が参加。その集客力は、各方面からも注目を集めている。

※新谷哲に経営相談をご希望の方はこちらよりお問い合わせください。初回のみ無料で承ります。

本コーナーで掲載する経営相談は、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の3分コンサルティング経営者の課題解決!「起業してよかったこと、経営者として成功する方法とは?」を編集したものです。文中に登場する社会環境や企業情報、数字情報、その他の各種事象は、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

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