【解決】人材教育の充実した企業になる方法とは?マネジメント能力の底上げを実現

本コーナーでは、経営者、社長、後継経営者、起業予定者などから頂戴する会社経営に関するご相談に対して、WizBiz株式会社の代表であり、経営コンサルタントである新谷哲が独自の視点で経営上のアドバイスや解決方法をご提示いたします。なお、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の「3分コンサルティング」を編集して掲載しております。

相談内容:「店長・アルバイトの成長のために、見直す点はございますか?」

  • ご相談者:F様
  • 業種:飲食フランチャイズ店経営

首都圏で飲食店フランチャイズを10店舗経営しているFと申します。基本的に、従業員教育は各店舗の店長に任せていますが、店舗視察でアルバイトの行動が目につき、つい指導をしてしまいます。このままでは、店舗展開を図る上で、人材育成の壁に突き当たることは明白です。店長やアルバイトの成長のために、見直す点などありましたらお教え下さい。

ご相談者へ回答(回答者:新谷 哲)

弊社は、フランチャイズ関連ビジネスのご支援・コンサルティング等を展開しておりますので、F様のお気持ちがよくわかります。私は過去に、成功をされているメガフランチャイジー経営者のインタビューを行ったことがあるのですが、その方は「我々は業態をつくることはできないが、フランチャイズ本部よりも人材教育・マネジメントが得意だ」と仰っていました。言ってしまえば、そこが上手く行けばどんな商材に加盟しようと、それなりにフランチャイズでの多店舗展開は成功をするということです。

そこで、人材教育・マネジメントの得意な企業となるため見直すとよいのは「経営理念・人事評価制度・就業規則」の3つです。私はWizBiz創業後、これらをきちんと揃えるためにも、情報収集としてたくさんセミナーへ参加したり、本を読んだりと注力をしました。結果、求める企業文化・組織風土を築くことに繋がり、現在ではスムーズにマネジメントが行われています。それができた後に、従業員たちが体系的に能力を身につけ成長していけるよう、研修プログラムなどを充実させていけばよいと思います。

とは言え、マネジメントに有用な経営理念・人事評価制度・就業規則を作成することは簡単ではないので、まずはF様も幅広くセミナーに参加されてみてはいかがでしょうか?その中で研修会社との出会いも生まれるので、ご自身で制度を整えることが難しければ、外注でノウハウを学び自社に応用させるのも一つの手でしょう。ぜひ、多店舗展開を成功させるためにも、他社へ誇れるレベルの人材教育・マネジメント制度を築いて頂ければと存じます。ご希望がございましたら無料でオンライン経営相談も行っていますので、ぜひお声がけください。

新谷 哲 WizBiz株式会社 代表取締役社長

新谷 哲

1971年 東京生まれ。大学卒業後、東証一部上場のコンサルティング会社に入社。銀行、信用金庫の融資開拓コンサルタントを皮切りに、仙台支店長、東日本事業部長、執行役員を歴任。その後、常務執行役に就任し、経営コンサルティング部門や営業部門、サービス提供部門を統括。
2010年に独立し、WizBiz株式会社を設立。現在、経営者向けネットメディア「WizBiz」を運営。日本国内では、経営者の会員登録数でNo.1のメディアとなっている。また、経営者向けサービス提供としては、ネットだけでなく、リアルの場も力をいれており、年間300回以上のセミナーを開催し、年間4000名を越す経営者が参加。その集客力は、各方面からも注目を集めている。

※新谷哲に経営相談をご希望の方はこちらよりお問い合わせください。初回のみ無料で承ります。

本コーナーで掲載する経営相談は、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の3分コンサルティング経営者の課題解決!「人材教育・マネジメントが得意な企業になるには!」を編集したものです。文中に登場する社会環境や企業情報、数字情報、その他の各種事象は、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

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