成功経営者インタビュー

一般社団法人国際事業家協会 代表理事 小川真由氏 インタビュー

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、小川真由氏(一般社団法人国際事業家協会代表理事)です。(2023年6月7日 2023年6月14日 配信)

今回は、一般社団法人国際事業家協会の小川真由氏にお越し頂きました。起業初年度から月4000万円の売上を出し、20代で数億円の売上を作る。その後、世界中を旅した知見を活かし、平和活動などの社会貢献に従事。わずか数年で世界30ヶ国に支部を設立し、国連会議に出席した手腕から、経営のヒントが得られます。ぜひ、インタビューをお聞きください。

新谷哲:本日の社長に聞く! in WizBizは、一般社団法人国際事業家協会、代表理事、小川真由様です。まずは経歴をご紹介します。起業初年度から月4000万の売り上げを叩き出し20代で数億円の売上を作られます。その後、平和活動などの社会貢献に従事。世界同時開催平和祭りは発足して半年で5大陸に渡り、現在30カ国に支部を設立されました。小川真由社長、よろしくお願いいたします。

小川真由:よろしくお願いします。

新谷哲:まずは最初のご質問です。ご出身は東京都大田区ですが、小学校時代はどのようにお過ごしになられましたか?

小川真由:小学校1年生~2年生までは大人しくしていました。3年生からうるさくなり、4年生でクラス会議にかけられたり、色々と問題にされる生徒でした。

新谷哲:では、変わった子だったのですね。社長らしいエピソードだと思います。中学時代はどのようにお過ごしになられましたか?

小川真由:中学校時代は、自分では地味に過ごしたはずだったのですが、揉め事が多かった気がします。結構やんちゃな学校だったのか、同級生とケンカなどしました。

新谷哲:小川真由社長は小柄ですが、喧嘩も強かったのですか?

小川真由:喧嘩は強くないのですが、1対1でやってもらえることがありません。5対1、10対1、30対1みたいな感じです。

新谷哲:30対1でも勝つのですか?

小川真由:ウォッチしてくれる人が半数以上なので、30対1の方が安全でした。

新谷哲:あ、そうなのですね。エピソードをお聞きして、中学校時代から社長気質、起業家気質なのだと感じました。その後、東京の高校に進まれますが、高校時代はどのようにお過ごしになられましたか?

小川真由:部活には入らず、放課後は自由にしていました。アルバイトは、ちょっとやって辞めるみたいな感じですね。

新谷哲:割と飽きっぽいのですか?

小川真由:飽きっぽいというか、立ち仕事が苦手でした。本日収録している田町でアルバイトをすることも多かったので、懐かしく感じます。

新谷哲:その後、東京の女子大学に進学しますが、選ばれた理由はございますか?

小川真由:大学で学ぶことは社会であまり役に立たないだろう、と思っていました。人生の進路を選ぶための時間的猶予を買うイメージで大学へ行ったので、なるべく楽しい学部を選びました。文学と芸術をやる文芸学部のある、まあ遊びの大学ですね。宝塚を見に行ったり、映画を観て感想を書いたり、美術館にも行ったりしました。

新谷哲:小川真由社長には美術についてご指導いただいたこともありますが、絵などの芸術を見るのはお好きなのですか?

小川真由:美術館などを積極的に見に行ったのは大学の頃からです。レポート書かなければいけないので。

新谷哲:なるほど。では、美術に詳しくなられたのは、文芸学部の授業で学んだからでしょうか?

小川真由:そうですね。授業で扱うこともありますが、基本的にはレポートベースでした。興味を持った画家の作品を自分で見に行って、レポートを書くという感じです。

新谷哲:小川真由社長の自由な気風に合っている大学だったのですね。他に、大学時代での思い出はございますか?

小川真由:アルバイトですね。人生の進路を決めるために行っていたので、30種類ぐらいしました。結局、どれもピンとこなかったので、大学4年生の初めくらいに起業しました。

新谷哲:学生起業をされたきっかけはございますか?

小川真由:自由で楽しく、しかも海外によく行く生活をして生きる術を、小学校からずっと模索しました。周りに社長がいないので、大学4年生の時に社長達との縁に恵まれて「社長になる」という選択肢が見えるまで、15年くらいかかりました。

新谷哲:どのようなビジネスで起業をされたのですか?

小川真由:最初は何でも屋みたいなビジネスです。アルバイトみたいなノリで、政治家の秘書や脱税調査員など、色々な案件を全部こなしました。その中の1つに「FXのツール開発」があり、結果的にジョイントベンチャーになります。

新谷哲:FXのツールが当たったのですね。起業される時、怖さなどはございましたか?

小川真由:特になかったです。

新谷哲:小川真由社長は度胸も含めて素晴らしいですね。

小川真由:まぁ、30対1で喧嘩したりする方がよっぽど恐ろしいので(笑)。

新谷哲:なるほど(笑)。ご苦労とかございませんでしたか?

小川真由:苦労は思うんですが、幼少期からなんか苦労といえば結構たくさんあったので、マヒってた部分もあるかもしれないですね。

新谷哲:忍耐力とかストレス耐性みたいなのが強い方だとそんな感じですね?

小川真由:ストレス耐性かなり強いです。

新谷哲:やっぱり社長らしい社長でいらっしゃいます。その後、今の一般社団法人国際事業家協会をお作りになりますが、どのような目的で設立されたのですか?

小川真由:1社目は株式会社だったのですが、「2社目何を作るかな?」と考えて「社団作ってみたいな」と思い、当時の仲間と一緒に設立しました。授業でも使える名前にしようと「国際事業家協会」という名前にし、その後、平和活動の箱として利用させてもらっています。

新谷哲:平和活動に移られるきっかけは何かございましたか?

小川真由:単純にクラウドファンディングなどで資金を集める箱が必要になり、ちょうど一般社団法人を持っていたのでやりましょうという形で、一昨年から平和活動を始めました。

新谷哲:平和活動をしよう、と小さい頃から思っていたのですか?

小川真由:興味はありましたが、思っていなかったです。戦争や人殺しはどちらも悪だ、と小学校2年生か3年生くらいの時から認識していました。しかし、手立ては見えていませんでした。一昨年の1月に新年の抱負を考えた時に「そろそろ社会貢献をしよう」と思いました。ファンダメンタルという投資の手法があり、要人発言などで世界の流れを読み解いた結果、戦争が先進国のどこかで行われていると分かりました。行われると分かったら「何かやっておきたい」と思い、平和活動って名目を作っておこう、という感じです。

新谷哲:私だけかもしれませんが、成功した社長は、60歳~80歳くらいになってようやく平和やボランティアを考える、というイメージがあります。小川真由社長はお若いうちから平和活動をされていますが、どのような感覚でされているのでしょうか?

小川真由:若い感覚で生きてない、というのはあります。23歳ぐらいのときから、60歳くらいの心づもりで生きているので、今は70歳や80歳くらいの気持ちかもしれません。

新谷哲:生き急いでいる感じがしますね。次に、一般社団法人国際事業家協会及び、世界同時開催平和祭りなどの平和活動について、主にどのような活動をされているのかご説明いただけないでしょうか。

小川真由:平和祭りは文字通り平和のためのお祭りで、基本的にはピースウォークです。着物を着てもいいし、浴衣や法被や扇子など、和の物をワンポイント持って行列で歩くイベントです。各地に支部があるので、各地の支部長さんの企画力にお任せしています。ベーシックなやり方としてピースウォークをするのもいいですし、ファッションショーや、お茶会をやることがあっても良いです。基本的には自由で、趣旨から外れなければ何をしてもOKみないな感じです。

新谷哲:花火も上げておりますが、この花火の企画も世界同時に上げているのですか?それとも各地それぞれ上がっていったりするのですか?

小川真由:平和祭りとしては、平和の象徴を増やしていきたいという趣旨があります。今、平和の象徴は白いハトくらいしかいません。そこで、着物などの和の物を平和の象徴にしようとしており、花火はその1つです。空に国境がないので、花火で国境を心から撤廃させようという試みです。昨年は全国22ヶ所で花火を上げ、今年からの試みとしては、発展途上国の花火を見たことがない子供に花火を見せてあげる活動をしました。そういうところで花火を上げる場所を増やし、ゆくゆくは全世界同時開催で花火を上げたいです。

新谷哲:ありがとうございます。ここからは違う質問をいたします。事前に「好きなもの、好きな事」をお聞きして「自由、新しい挑戦」とお答えいただきました。小川真由社長らしいお答えだと思いますが、やはりチャレンジが大好きなのですか?

小川真由:「チャレンジしなければいけない」という自分ルールを持っています。毎年更新していかないといけないので「挑戦」と書かせていただきました。

新谷哲:自分ルールを設けようと思ったきっかけはございますか?

小川真由:自分から見て憧れる存在になることが一番重要なので、かつての自分を常に超え続けるために設けました。

新谷哲:次に座右の銘もお聞きしまして「宇宙視点から物事を捉える」とお答えいただきました。こちらを選ばれた理由はございますか?

小川真由:視野はできるだけ広く見る必要がありますし、その分視点も高くしなければいけません。私の中では起業当時からこのように考えており、宇宙視点でもの後を見るのは日々の訓練と言うか日常です。

新谷哲:次が最後のご質問です。全国の経営者、これから起業する方に向け、経営者として成功する秘訣をお教えください。

小川真由:成功の秘訣は「ブレないこと」です。ブレていると周りから信頼されないですし、自分の中での信頼関係も築きづらいです。私が例えとして使うのが分身です。分身したもう1人の自分が何をする人か分かっていることが重要です。自分自身なので分かるはずですが、実は「分身した自分は何をする人か」が分からない人も多いです。自分から見て分からない人は、他人から見ても分からないのです。分からないと疑われたり、余計なイメージを抱かれる原因になるので、自己理解の意味も含めて「ブレないこと」が成功の秘訣です。

新谷哲:小川真由社長、本日はありがとうございました。

小川真由:ありがとうございました。

編集後記

今回のインタビューは、国際事業家協会の小川代表理事小川真由社長でした。芯が強く、すごい事をバシッと言う社長で、びっくりするほどお若いです。社長が持つべき精神っていうか心持があり、70代や80代のベテラン社長っぽいです。小川真由社長のような自由とチャレンジを持たねばなりませんね。座右の銘の「宇宙的視点から物事を捉える」や成功の秘訣の「ブレないこと」は、私も社長業をやっていく上でマネをしなければと思いました。全国の経営者様もぜひ、小川真由社長をマネして成功経営者になっていただければと思います。

小川真由氏
一般社団法人国際事業家協会代表理事

起業初年度から月4000万円の売上を叩き出し、20代で数億の売上を作った後に世界中を旅した知見を活かし、国内外で10万人規模のジャパンエキスポの企画運営。セミナーの過去数年間の総動員人数は1万人以上。企業への事業サポートとして、6日間で売上1億円を半年連続クライアントに達成させる。現在は平和活動など社会貢献に従事。2021年に立ち上げた社会貢献の為の世界同時開催の平和祭りは発足して半年で五大陸に渡り、現在は30ヶ国に支部設立。2022年3月ドバイでの国連会議出席。2023年発展途上国で平和のための花火を打ち上げ企画開始、カンボジアで花火大会成功。

※本インタビューへの出演をご希望の方はこちらよりご応募ください。

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。
今回は、小川真由氏(一般社団法人国際事業家協会代表理事)の経営者インタビューを取り上げました。

『社長の孤独力』抜粋版(PDF29ページ)
無料プレゼント中!

『社長の孤独力』(新谷哲/著) の【抜粋版】を無料プレゼントしております!

71の課題の中から「資金・人材・売上・採用・後継者」の5つを抜粋いたしました。銀行からお金が借りれない社員がすぐに辞めてしまう売上を伸ばしたい、など、具体的なお悩みの解決策が掴めます。ぜひご覧ください。

無料プレゼントの詳細はこちら