成功経営者インタビュー

経営者インタビュー 企業占断士 福谷象玲氏

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、福谷象玲氏(企業占断士)です。(2019年1月 9日  2019年1月16日 配信)

今回は、企業占断士としてご活躍される、福谷象玲先生にお越しいただきました。東京都ご出身。16歳から西洋占星術を学ばれ、高校時代はクラスの皆を順番に占っていた、などのエピソードも。米国州立ワシントン大学に留学、EASL過程を修了。アンダーセンコンサルティング(現・アクセンチュア)にご勤務された後、独立をされます。30年間探求してきた運命学に経営士の知識・その他の経験を組み合わせることにより、様々な分野の人々の目に見える悩み、目に見えない心の悩みなどを解決されてきました。干支五行、気学、風水学、易学を駆使し誰にも真似することのできない独特の運命学の世界を築く先駆者としてご活躍されています。WizBizでは、大人気コラム「経営者占い」を執筆して頂いています。

新谷哲:本日の経営者インタビューは、私が大好きな占い師の先生である、福谷象玲先生です。まずは経歴をご紹介します。東京都ご出身で、16歳よりお父様のご影響により占術の勉強を始め、占断士として様々な資質を受け継ぎ、自然の摂理の深さに感銘。米国州立ワシントン大学への留学経験があり、アンダーセンコンサルティングへもご勤務をされました。その後、経営コンサルティングの現場を見て、経営コンサルティングだけでは解決できない経営者の悩みや課題があることを知り、占断士として様々な方々に占い等をし、成功する経営者達を導いてきた占いの先生です。弊社が運営する経営者占いサイトでも、占いをしていただいている先生です。福谷象玲先生、今日はよろしくお願いいたします。

福谷象玲:よろしくお願いします。

新谷哲:最初の質問です。東京都ご出身とのことですが、小学校・中学校時代どのようにお過ごしになりましたか?

福谷象玲:とても厳格な父に育てられました。学校に行く前に雑巾がけをし、玄関を掃いて水を撒いて、場を整えてから学校に行くという生活をしていました。

新谷哲:珍しいご家庭ですね。

福谷象玲:父親は「場が整ったところにいないと神様も降りてこないので、きちんと生活できない」と言っていました。禅語で言う「一掃除二信心」と同じですね。

新谷哲:私と全然違う生活をしていらっしゃり、びっくりしております。高校も東京都の高校に進学されていますが、どのようにお過ごしになりましたか?

福谷象玲:厳格な父から「経営にも役に立つ。いろんな人を救うのにも役に立つ。なのでお前は勉強しろ!」と命令されて、高校1年生から占いの勉強を始めました。

新谷哲:どんな占いの勉強をされたのですか?

福谷象玲:最初は西洋占星術から始めました。本当はお友達と遊んだりしたかったのですが、父親の命令には「はい」か「YES」か「かしこまりました」しか言えなかったので、嫌々勉強していました。でも勉強をし始めたらすごい面白くなってしまい、クラスメイトを1人1人呼び出して、「君はこうなる、あなたこうなる」と占っていました。

新谷哲:なるほど。お友達を占ってあげたのですね。その時の占いは、当たったのですか?

福谷象玲:それが、大勢を占ったので覚えていないのです。それにまだ遠い未来だと思い「結婚1回じゃ済まない」といった悪いこともそのまま伝えていたようなのです。しかし何十年後かのクラス会で「言われた通りになった」と皆さんに言われたのですが、言った内容を覚えていないのですよね。言った内容を覚えていない自分を深く反省して、「クラス会に行くのが申し訳ない」と思い、行きたくなくなった時期もあったぐらいです(笑)。

新谷哲:なるほど。大変面白い高校時代だったのですね(笑)。大学は、東京都の大学に行かれた後、アメリカの大学に行かれるのですよね?

福谷象玲:そうですね、ワシントン州立大学に留学しました。

新谷哲:そのワシントン州立大学に留学しようと思ったきっかけは何でしょうか?

福谷象玲:父親の影響です。父親も若い時に留学してお友達をいっぱい作ったので、「自分が経験したことを娘にもさせてあげたい」と思ったのでしょう。父親の友達の家にホームステイして、すごいかわいがってもらいました。

新谷哲:ワシントン州立大学ではどんな勉強をされたのですか?

福谷象玲:ワシントン州立大学へは語学留学みたいな形で行きましたので、向こうの大学を卒業してはいません。しかし留学中、実は私の方位が悪かったのです。父親も私の方位が悪いことは知っていたのですが「苦労は買ってでもしてこい」と行かされました。アメリカに行ったとたんに歯は抜ける、怪我はする、と大変な目に遭いました。でも悪い目に遭うというリアルな経験が、私のその後に役立ちました。アメリカで学んだことは、学問よりもそういった経験ですね。

新谷哲:大変な目に遭われたのですね。アメリカから戻られてからは、アンダーセンコンサルティング(現・アクセンチュア)に就職されたのですか?

福谷象玲:違います。アンダーセンコンサルティングに入る前に、日本鋼管の住宅部門会社の経営者の秘書をやっていました。

新谷哲:初めて聞くお話です。秘書業務って占いと関係ないですよね?

福谷象玲:そうですね、全然関係ないです。経営者の秘書は素敵だな、と憧れていたのでなりました。

新谷哲:お父様は反対されなかったのですか?

福谷象玲:何でも経験してこい、という父親だったので反対はされませんでした。

新谷哲:では、経営者の秘書業をされた後に、アンダーセンコンサルティングに入られたのですか?

福谷象玲:そうです。留学して語学を活かした仕事はしたかったのですが、経営者の秘書業ではできなかったので、転職しました。

新谷哲:アンダーセンコンサルティングを選ばれた理由はございますか。

福谷象玲:留学で学んだ語学を活かしたいので、世界中に支社があるグローバルな企業に入りたいと思ったので、選びました。

新谷哲:アンダーセンコンサルティングをお辞めになった後、そのまま独立をされるのですよね?

福谷象玲:そうです。父親の経営する会社に所属はしていましたが、あれは独立ですね。

新谷哲:独立したきっかけはございますか?

福谷象玲:アンダーセンでは経営コンサルティング会社の現場を見て、「経営コンサルティングはこんなふうにするんだ。私もこんな仕事をしたい」と思い、経営士の資格を取りました。父親は経営者のメンターをしていたので、多くの経営者の相談を受けていました。私は父親のかばん持ちとして付いていき、いろんな会社さんの相談を受けるようになりました。そこで、ある経営者が「これからインドに進出したいんだけど、良い時期を観れる人いますか?」と聞かれて「私、それ観ること、できますよ」とお話ししたところ、「じゃあ観て」となりました。その時に「私にしかできないことはこれかな?」と思ったのです。それで経営コンサルティング担当ではなく、占い師になろうと思いました。

新谷哲:運命というか、そんな感じなんでしょうかね。もしよろしければ、占い師としてどのような事業を経営されているのか、お教えいただけますか?

福谷象玲:多いのは、新しく起業して経営者になる方の会社名の字数を観ることです。そして新しく事務所を借りる場所、また既存の会社であれば支店を出す場所を観ることです。会社というのは登記日が生年月日、性別が男性になります。そこからの方位を観たり、字数を観たりします。あと個人の方の依頼では、赤ちゃんのお名前が多いです。

新谷哲:ちなみに、弊社WizBizの登記日は8月26日で、福谷象玲には非常に良い運勢ということで言われました。運勢などを観てもらわないで登記したので、ほっとした思いがあります(笑)。福谷象玲に「2019年はどんな年になるのか?」を占っていただきたいのですが、よろしいでしょうか?

福谷象玲:分かりました。今年は、己亥(つちのとい)八白土星(はっぱくどせい)という年です。簡単に言いますと、己というのが土で、亥が水という五行に分類することができます。上が土で下が水なので、天から地に剋(こく)すといって、土剋水(どこくすい)という剋す年回りなのです。なので、それから観ると、天からお仕置きのくる年回りというふうに観ていきます。

新谷哲:ちょっと怖いですね。危険な年ということでしょうか?

福谷象玲:危険というよりは、災害に備えましょうという意味です。あとは、己には庶民という意味合いがあるので、庶民の年と観ることができます。そして己は、別名「きど」ともいい、公平という意味になります。また「チャンス」という意味がありますので、「全ての人にチャンスがある」という年です。チャンスは、外ではなく自分の中にあることがあります。自分では当たり前のことだと思っていることが、すごいチャンスかもしれませんので、己を見直すには良い年になるかなと思います。あと方位は「東北、北東、南西」に凶事があります。南海トラフや、駿河湾を含む地域は、地震に警戒したほうが良いと思います。それから今年は御代がわり、新しい年号となります。年号が変わることは、日本人全員と日本全体の運勢が変わるので、そんな年になると思います。

新谷哲:お教えいただきありがとうございます。ここからは違う質問をいたします。事前に好きなもの・好きなことお聞きして「人・ご縁・自然・旅行・掃除」とお答えいただきました。小学校の頃は、無理やり掃除をさせられていたとおっしゃっていましたが、嫌いから好きに変わったのですか?

福谷象玲:小学校の頃の掃除は、好きとか嫌いではなく、当たり前だと思っていました。でもあるとき先生から「掃除きちんとやっているか?天皇陛下がいらっしゃっても大丈夫か?」と言われて、そこから「掃除をもっと頑張ろう」と思いました。

新谷哲:「座右の銘」も事前にお聞きしたところ「刻石流水」「受けた恩は石に刻み、かけた恩は水に流す」とお答えいただきました。こちらを選ばれた理由をお教えいただけますか?

福谷象玲:人になにかしてあげたと思うと、「感謝して」と思いがちになりますが「相手に対してすごいことをしてあげても、さらりと水に流して忘れる。しかし、受けた恩は石に刻んでも覚えておいて、その人に感謝するべき」という意味です。これは父親から受け継いだ座右の銘で、その父親も先生から受け継いだものです。

新谷哲:素晴らしい座右の銘で、福谷象玲先生をさらに尊敬いたします。次が最後の質問です。全国の経営者、これから起業する方に向けて、経営者として成功する秘訣・方法をお教え下さい。

福谷象玲:成功する経営者とお話しする中で、7つの共通点があることに気付きました。1つ目は、自分が運が強いと思っている。2つ目は、持って生まれた星通りに生きている。3つ目は、神様を信じている。節目節目で神社等に行っていて、会社に神棚が飾ってある。4つ目は、天からのメッセージを受け取ることができる。5つ目は、愛で仕事をしている。6つ目、ありがとうと言っている、常に感謝している。7つ目は、場の整ったところにいる、会社の社長の場所、あるべき金庫の場所とか、そういうのがきちんと整った場所にいる。この7つが成功する経営者に共通するもので、経営者として成功する秘訣・方法だと思います。

新谷哲:経営者インタビューのお時間の関係で短くなりましたが、福谷象玲先生の経営セミナーではもっと細かいお話をお聞きいただけますので、ぜひ、経営者の皆様に福谷象玲先生の経営セミナーをお聞きいただきたいと思います。福谷象玲先生、本日はありがとうございました。

福谷象玲:ありがとうございました。

編集後記

新谷哲:福谷象玲先生には、今年の運勢を占っていただきましたが、「転換期なので気を付けることが多い。新谷社長もいろいろと気をつけろ」と言っていただいております。弊社が運営する「WizBiz経営者占い」でも、福谷象玲先生には色々なことを占っていただいております。月ごとの運勢も占っていただいていますので、経営者の皆様もご参考にしていただければと思います。

福谷象玲氏
企業占断士

16歳より父・故稲垣象現の影響により占術の勉強を始め、占断士として必要な様々な資質を受け継ぎ自然の摂理の深さに感銘。米国州立ワシントン大学への留学経験やアンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)への勤務により企業コンサルティングの現場をみて、コンサルティングだけでは解決できない経営者の悩みや課題があることを知る。その後観象学講究総本部代表井上象英先生に師事。気学・易学・干支学への造詣を深める。30余年にわたり探求し続けてきた運命学に経営士の知識と多くの経験を組み合わせ、弁護士、公認会計士、税理士等各方面との 連携により企業占断(事業継承等)、個人占断、各種講演を行う他、教室も開催。 人々の目に見える悩みだけでなく、目に見えない心の悩みも解決し、誰にも真似できない唯一の企業占断士の地位を築く。WizBiz(ビジネスマッチングサイト運営会社)にて企業の占断を担当し経営者の悩みに的確にアドバイスしている。

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本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。
今回は、福谷象玲氏(企業占断士)の経営者インタビューを取り上げました。

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