経営者インタビュー 古俣大介氏(ピクスタ株式会社 代表取締役社長) Vol.1|経営ノート

経営者インタビュー 古俣大介氏(ピクスタ株式会社 代表取締役社長) Vol.1|経営ノート

「社長に聞く!」経営者インタビュー 〜活躍する現役社長に、経営者としての半生をお聞きしました!

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、古俣大介氏(ピクスタ株式会社 代表取締役社長)です。今回は、デジタル素材のオンラインマーケットプレイス「PIXTA」を運営する、ピクスタ株式会社 代表取締役社長の古俣大介氏にお越しいただきました。大学1年生の時、「広い世界に挑戦したい」というエネルギーが沸き上がったことをきっかけに、起業を真剣に目指すようになったという古俣大介社長。「才能をつなぎ、世界をポジティブにする」という企業理念のもと、2015年に上場を果たされました。さまざまな経緯をたどり、現在のような多くのクリエーターに価値を提供するプラットフォームを拡大されるまでにどのような物語あったのか、ぜひ経営者インタビューをお聞きください!

(2018年3月配信)


 

新谷哲:経営者インタビューは、古俣大介社長です。経歴をご紹介させていただきます。多摩大学在学中に珈琲豆のEC販売、女性向け古着販売を開始。その後、大学4年次に株式会社ガイアックスにインターンとして入社。その後、正社員として入社して2つの新規事業を立ち上げます。2005年には株式会社オンボード(現在のピクスタ株式会社)を設立し、経営者となります。2015年の9月にはマザーズ上場した、上場企業の経営者です。本日はよろしくお願いいたします。

古俣大介:よろしくお願いします。

新谷哲:最初のご質問ですが、ご出身は埼玉の八潮ということで、小学校・中学校時代はどのようにお過ごしになりましたか?

古俣大介:私の両親が会社を経営していました。2人とも小売業で、別々の会社で経営者をしていました。私には兄弟が3人いますが、よく休日とか平日の夜は手伝いに駆り出されました。商品を運んだりしながら、経営者の背中を見て育ったことで、大きな影響を受けました。小学校・中学校は普通に地元の公立のところに行って、部活とかも普通にやりながらそういう親の手伝いをする、という小学校・中学校時代です。

新谷哲:お父様もお母様も経営者なのですね?

古俣大介:そうですね、はい。

新谷哲:お2人とも経営者と言うのは、珍しいご家庭ですね。

古俣大介:ちょっと珍しいかもしれません。

新谷哲:高校も埼玉ですか?

古俣大介:高校は東京の私立で、駒込高校に行きました。

新谷哲:高校時代はどんな思い出がありますか?

古俣大介:高校はちょっと横道にそれて、悪友がいろいろできます。勉強とか学校の活動にも熱心に取り組まずに友達と街を徘徊しながら、ちょっとだらけた感じで過ごしていました。

新谷哲:大学は多摩大学を選ばれていますが、選ばれた理由はございますか?

古俣大介:だらけた高校時代を過ごしていたので、「大学に行くべきなのか?」みたいな悩みがあったのですが、経営者の父親から「面白い大学がある」と聞き、パンフレットをもらいます。当時の多摩大学は創立数年ぐらいの新しい大学で、「起業家・経営者を生み出す」という面白いコンセプトでした。教授も産業界の第一線の方々がいたりしたので、「非常にユニークで面白い。ここなら入っても良い」と思い、選びました。

新谷哲:ではもう高校時代から起業して経営者になる気満々だったのですか?

古俣大介:高校はダラダラと過ごしていたので、起業家・経営者を目指していませんでした。ただ何となく「大学に行くならこういうところかな?」ぐらいに考えていました。

新谷哲:大学ではどんなことを学ばれましたか?

古俣大介:学部は「経営情報学部」という単一の大学だったので、経営学や財務、会計、マーケティング、あとはコンピューター系の授業を受けました。ただ、大学に入ってもそんなに勉強などに身が入らず、アルバイトしながらダラダラと遊んで暮らす生活を、1年半ぐらいしていました。

新谷哲:ガイアックスと出会ったのは、大学4年生とお聞きしましたが、それまでは勉強しながら遊んでいたのですか?

古俣大介:ダラダラと大学1年生を過ごしていたら、いきなり留年しちゃったのです。留年してショックも受けたのですけど、親にもすごく怒られて、「このままじゃいけない」と思います。私の叔母がイスラエル人と結婚し、イスラエルに移住しておりまして「1回遊びに来い」と言われていたので、「1回行ってみるか」と2回目の大学1年生の夏に重い腰を上げました。それは初めて自分で行った海外で、イスラエルに1か月ぐらい過ごします。

イスラエルは、日本での暮らしからすると異次元の世界でした。「アラブ諸国に囲まれているので、本当に国境を守らないといけない」とか、「自分と同じぐらいの年の若者が軍隊に入り、国のことを考えて活動している」、「エルサレムに行くと何千年の宗教の歴史が至るところで息づいている」など、今までにないリアルな世界を垣間見て「今まで自分は何と狭い世界に生きていたのか。世の中こんなに広い、いろんな人達がいていろんな可能性に満ちているのに、自分はいかに狭い世界に閉じこもっていたのか」と、大きな衝撃を受けます。それに加え、イスラエルに持って行った本がありました。それはソフトバンクの孫社長の40歳ぐらいまでが書かれていて、「世の中こんな可能性を追求している人がいるのか。しかも10代の頃からそんな活動をしている人がいたのか」という二重の衝撃を、20歳になる前ぐらいの時に受けました。その時に、自分の中から沸々とエネルギーが湧いてきまして、「自分もこの無限の可能性に、広い世界で挑戦してみたい。経営者として大きな価値を生める事業をやってみたい」と、思うようになりました。

Vol.2へ続く

 

[プロフィール]
古俣 大介 氏
ピクスタ株式会社 代表取締役

多摩大学在学中から起業し、ECサイトなどの運営を手がける。大学卒業後に株式会社ガイアックスに入社。同社でいくつもの新規事業立ち上げに参画。その後、いくつかのECサービスを起業したのち、2005年8月に株式会社オンボード(現ピクスタ株式会社)を設立。翌年の2006年5月に「PIXTA」をリリース。2015年9月にマザーズ上場

 

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

今回は、古俣大介氏(ピクスタ株式会社 代表取締役社長)の経営者インタビューを取り上げました。

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