経営者インタビュー 鳴海禎造氏(glafit株式会社 代表取締役CEO) Vol.1|経営ノート

経営者インタビュー 鳴海禎造氏(glafit株式会社 代表取締役CEO) Vol.1|経営ノート

「社長に聞く!」経営者インタビュー 〜活躍する現役社長に、経営者としての半生をお聞きしました!

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、鳴海禎造氏(glafit株式会社 代表取締役CEO)です。今回は、「日本を代表する次世代乗り物メーカーを目指す」とビジョンを掲げる、glafit 株式会社鳴海禎造社長にお越しいただきました。和歌山県出身、小学校・中学時代はバスケットボールに没頭。15歳から服の転売でお金を稼ぐ事業を経営なさっていました。大学を卒業した2003年、企業へ就職することなく22歳で自動車販売店「RMガレージ」を起業し経営者となられます。2008年に自動車輸出業の経営などを経て、現在のglafit株式会社を設立されています。先日は、電動ハイブリッドバイク「glafit」で1億2800万円の資金調達を実現しました。成功の秘訣は「明・元・素」。この言葉通り、バイタリティーに溢れた経営者・鳴海禎造社長にお話をお聞かせいただきました。

(2018年11月配信)


 

新谷哲:今回の経営者インタビューは、クラウドファンディングで1億円以上集められた、glafit株式会社代表取締役の鳴海禎造社長です。まずはご経歴をご紹介させていただきます。1980年和歌山市に生まれ、15歳の時から商売の経営を始められます。2003年カーショップ「RMガレージ」を起業し経営者となられます。2007年自動車輸出業「FINE TRADING from JAPAN」を起業し、翌年には法人化。その後、中国などで生産管理業で現地法人を設立し、業務を拡大されました。2012年には「glafit」というメーカーブランドを立ち上げ、2015年には和歌山電力の立ち上げに協力し、取締役に就任。2017年5月には「glafitブランド」で初めての「glafitバイク」を発表されています。本日はよろしくお願いいたします。

鳴海禎造:お願いいたします。

新谷哲:最初のご質問です。ご出身は和歌山県ですが、小学校・中学校時代はどのようにお過ごしになりましたか?

鳴海禎造:小学校・中学校時代はずっとバスケットをやっており、和歌山県選抜に選ばれました。

新谷哲:運動神経もよろしいのですね。和歌山県の高校に進まれていますが、高校時代はどのようにお過ごしになりましたか?

鳴海禎造:高校1年生のときから、勉強そっちのけで商売をしていました。

新谷哲:なぜ、商売をしようと思ったのですか?

鳴海禎造:高校時代は服に興味があったのですが、バイト禁止の高校でした。両親も買ってくれなかったので、欲しい服を買うために、仕方なく経営をしていました。

新谷哲:バイトは禁止でも、経営は禁止ではなかったのですね(笑)。どんなビジネスを経営していたのですか?

鳴海禎造:服が欲しかったので、服の転売ビジネスを経営していました。

新谷哲:服は和歌山で買われていたのですか?

鳴海禎造:和歌山で買うこともありますし、ノーウェア系・裏原系を買うために、原宿まで買いに行きました。

新谷哲:原宿で仕入れた服を和歌山に戻って販売したのだと思いますが、どのように販売をしたのですか?

鳴海禎造:最初は周りの人に販売していたのですが、限界がありました。当時は1998年くらいなので、インターネットが普及していない時代でした。そこで「Quant」という個人売買仲介雑誌に掲載して、全国から服が欲しい人を募りました。

新谷哲:ちょうどインターネットが始まるか、始まらないかの時代に、「Yahoo!オークション」や「メルカリ」のようなビジネスを経営していたのですね。一番多い月で、どのくらい稼いだのですか?

鳴海禎造:当時ファッションバブルで、ジャンルによっては定価2万円の服が6万円で売れたり、キムタクがドラマで着た服が定価の5倍で売れる時代です。そういう服は手に入れるのが難しかったのですが、授業をさぼって並んだり、青春18きっぷを使って東京に行ったりと、色々と試行錯誤しました。自分が欲しい服の場合は、同じ物を2個、3個買って、1個は自分用。残りは販売して、お金を何倍にも増やしました。

新谷哲:すごいですね。その後はどんなビジネスを経営されたのですか?

鳴海禎造:大学に進学してからは、パソコンに興味を持ちました。Windows95から98に切り替わるタイミングで、インターネット時代が到来します。当時のパソコンはすごく高価で、デスクトップが20万円ぐらい。ノートパソコンはほとんど普及していません。先輩から「部品を組み合わせて自分でパソコンを作れば、高性能なパソコンが安く手に入れられる」と聞いて、パソコン作りにチャレンジします。その後は高校時代と同じように、転売してお金を増やして、より良いパーツを手に入れて良いパソコンを組み立てる、というビジネスを経営していました。年間で、100台以上販売していました。

新谷哲:100台以上というと、売上は2000万円ぐらいですか?

鳴海禎造:販売したのは、5万円~10万円の間ですので、2000万円ではないです。

新谷哲:でも、500万円~1000万円の売上があるので、すごいです。大学のお話がありましたが、和歌山県の大学に進まれたのですか?

鳴海禎造:いえ、和歌山県の大学ではなく、実家から大阪府の大学に通っていました。

Vol.2へ続く

 

[プロフィール]
鳴海禎造 氏
glafit株式会社 代表取締役CEO

和歌山市出身。関西外国語大学卒業。学生の傍ら15歳のときから商売を始め、2003年カーショップ「RMガレージ」を個人創業。2007年に自動車輸出入業「FINE TRADING JAPAN」を個人創業し、翌年に法人化。2010年には中国広東省と香港に現地法人を設立。2012年、日本を代表する乗り物メーカーを目指すべく、自社ブランド「glafit」を立ち上げ。2017年8月、1億2,800万というクラウ ドファンディングによる資金調達額 日本最高記録を達成。NHK、日本経済新聞をはじめ数々のメディアに取り上げられ注目を浴びる。2017年9月にglafit株式会社を設立し、代表取締役CEO就任。2018年1月には日経優秀製品・サービス賞 最優秀賞 日経MJ賞を受賞。現在は全国各地への講演活動にも精を出す。フォーバル主催の経営塾OBでもあり、塾長の大久保秀夫が認めた数少ない経営者の1人。

 

本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

今回は、鳴海禎造氏(glafit株式会社 代表取締役CEO)の経営者インタビューを取り上げました。

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