スクール・協会を立ち上げる方法を解説

本コーナーでは、経営者、社長、後継経営者、起業予定者などから頂戴する会社経営に関するご相談に対して、WizBiz株式会社の代表であり、経営コンサルタントである新谷哲が独自の視点で経営上のアドバイスや解決方法をご提示いたします。なお、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の「3分コンサルティング」を編集して掲載しております。

相談内容:「スクール・協会運営はどのような手順で始めればよいのでしょうか?」

  • ご相談者:K.H(30代:女性)様
  • 業  種:個人事業主(フォトグラファー)
  • 地  域:東京都

新谷さん、はじめまして。いつも勉強させていただいています。私は現在、個人でフォトグラファー活動をしつつ、写真を習いたいという方に向け、個別レッスンをしています。今では、生徒さんの知人や、SNS経由で「私も習いたい」という方が増えてきました。嬉しい反面、一人では対応しきれず、フォトグラファー仲間にレッスンを手伝ってもらっています。今のままのスタイルでもいいのですが、将来的にはフォトグラファー養成スクールを立ち上げたいと考えています。しかし、スクール運営をどのように始めたらよいのか分からず、今回投稿させていただきました。必要なもの、手順などお教えいただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

ご相談者へ回答(回答者:新谷 哲)

いわゆる「協会ビジネス」ですね!私のコンサルティング先で協会ビジネスを展開している先では、どんどん広がり現在では数百人単位の認定講師を輩出しています。上手く拡大していくことができれば、収益性の高いビジネスに変わっていきます。

協会ビジネスと一言で言っても、様々な形態がございます。K.H様のケースでは、インストラクター・認定講師を養成し「ピラミッド型」にSランク、Aランク、Bランク……とお弟子さんを作っていく方法が理想だと思います。

手順としては、まず、どのような協会・スクールにしていくかの戦略設計を立てていきます。階級ごとに、Sランクの協会認定講師コース、Aランクの上級コース、Bランクの中級コースなど、コースごとにプログラムを組んでいきます。そして、養成内容、スケージュール、定員、価格帯、など、事細かく決めていきます。

協会を作るのは簡単ではありません。数年単位の時間を要します。お手伝いをしてくれるフォトグラファー仲間の方たちがいらっしゃるようであれば、力になって頂くと良いでしょう。実際に、協会を立ち上げ始めると、K.H様のノウハウが広がり、仲間も増え、非常に面白いことになっていきます。本気でお考えでしたらご相談に乗らせていただきますので、ぜひお声がけください。

新谷 哲 WizBiz株式会社 代表取締役社長

新谷 哲

1971年 東京生まれ。大学卒業後、東証一部上場のコンサルティング会社に入社。銀行、信用金庫の融資開拓コンサルタントを皮切りに、仙台支店長、東日本事業部長、執行役員を歴任。その後、常務執行役に就任し、経営コンサルティング部門や営業部門、サービス提供部門を統括。
2010年に独立し、WizBiz株式会社を設立。現在、経営者向けネットメディア「WizBiz」を運営。日本国内では、経営者の会員登録数でNo.1のメディアとなっている。また、経営者向けサービス提供としては、ネットだけでなく、リアルの場も力をいれており、年間300回以上のセミナーを開催し、年間4000名を越す経営者が参加。その集客力は、各方面からも注目を集めている。

※新谷哲に経営相談をご希望の方はこちらよりお問い合わせください。初回のみ無料で承ります。

本コーナーで掲載する経営相談は、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の3分コンサルティング経営者の課題解決!「スクール・協会を立ち上げるには?」を編集したものです。文中に登場する社会環境や企業情報、数字情報、その他の各種事象は、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

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