バイトリーダーの育成方法を解説!

本コーナーでは、経営者、社長、後継経営者、起業予定者などから頂戴する会社経営に関するご相談に対して、WizBiz株式会社の代表であり、経営コンサルタントである新谷哲が独自の視点で経営上のアドバイスや解決方法をご提示いたします。なお、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の「3分コンサルティング」を編集して掲載しております。

相談内容:「バイトリーダーを増やすにはどうすればいいのでしょうか?」

  • ご相談者:T様
  • 地  域:東京都
  • 業  種:小売業(コンビニ)

初めまして。東京でコンビニを経営するTと申します。本日はバイトリーダーを育てる方法について質問があります。現在都内で7店舗のコンビニを経営していますが、バイトリーダーの数が足りずに困っています。これまでは適性がありそうな子に私が時間を割くことでリーダーのための教育をしていましたが、最近はその時間を満足に取ることができず困っています。どのようにすればバイトリーダーを増やすことができるか、お知恵をお貸しください。

ご相談者へ回答(回答者:新谷 哲)

バイトリーダーの育成を一番上手くやっているのは、マクドナルドです。日本マクドナルド本社内には、「ハンバーガー大学」という社内教育機関があります。そこで、社員・アルバイトを対象に研修を行っています。マクドナルドの人材育成で素晴らしいと思うのは、アルバイトからマネジメントまで、完璧にマニュアル整備がされている点です。学生時代にマクドナルドでアルバイトを始め、後輩の教育を任される事でやりがいを感じ、そのまま入社するという方が結構います。中には、学んだノウハウを活かし、次の会社を上場させた方までいらっしゃいます。それぐらい上手くやっているのです。

よく、『マクドナルドの〇〇』のようなコンサルタントや、セミナーがございます。ぜひ、参考にされてみてはいかがでしょうか?マニュアルをプログラム化し、論理的に伝えることができるようになると、アルバイトの理解も深まります。そうして、アルバイトがバイトリーダーに育ち、さらに次のバイトリーダーを育てていく、という好循環を生み出すことができるでしょう。

また、このようにマネジメントに強くなることができれば、コンビニ以外の事業にも当てはめて行けます。あるマルチフランチャイジーの社長様は「うちは本部よりも育成力、採用力、マネジメント力が高い。日本一の業態に加盟をすれば、そこで1位になれるので、絶対に儲けることができる。」とおっしゃっていました。ぜひ、T様の会社でもマニュアルを整備しバイトリーダー育成の好循環を生むことで、ビジネスを拡大してください。ご希望がございましたらご相談に乗らせていただきますので、ぜひお声がけください。

株式会社コンヴァノ 代表取締役社長・CEO 壷井成仁氏 インタビュー

マクドナルドで培ったノウハウを元に、生産性を向上するビジネスモデルを作り上げ、同社をネイル業界唯一の上場企業へと導かれたエピソード

新谷 哲 WizBiz株式会社 代表取締役社長

新谷 哲

1971年 東京生まれ。大学卒業後、東証一部上場のコンサルティング会社に入社。銀行、信用金庫の融資開拓コンサルタントを皮切りに、仙台支店長、東日本事業部長、執行役員を歴任。その後、常務執行役に就任し、経営コンサルティング部門や営業部門、サービス提供部門を統括。
2010年に独立し、WizBiz株式会社を設立。現在、経営者向けネットメディア「WizBiz」を運営。日本国内では、経営者の会員登録数でNo.1のメディアとなっている。また、経営者向けサービス提供としては、ネットだけでなく、リアルの場も力をいれており、年間300回以上のセミナーを開催し、年間4000名を越す経営者が参加。その集客力は、各方面からも注目を集めている。

※新谷哲に経営相談をご希望の方はこちらよりお問い合わせください。初回のみ無料で承ります。

本コーナーで掲載する経営相談は、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の3分コンサルティング経営者の課題解決!「バイトリーダーの育成方法について」を編集したものです。文中に登場する社会環境や企業情報、数字情報、その他の各種事象は、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

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