本コーナーでは、経営者、社長、後継経営者、起業予定者などから頂戴する会社経営に関するご相談に対して、WizBiz株式会社の代表であり、経営コンサルタントである新谷哲が独自の視点で経営上のアドバイスや解決方法をご提示いたします。なお、Podcast「社長に聞く！in WizBiz」で配信中の「3分コンサルティング」を編集して掲載しております。
相談内容：「SNS販促をするほどフォロワーが減っています…」
- ご相談者：K社様
- 業種：小売業
はじめまして。都内で小売業をしているＫです。InstagramやTwitterを活用し販促して行こうと、店の宣伝を積極的に投稿するようにしています。しかし、投稿をすればするほどフォロワーが減ってしまう事態に陥っています。フォロワーを増やし集客に繋げていくには、どのような方法がありますか？よろしくお願いいたします。
ご相談者へ回答（回答者：新谷 哲）
なぜ、フォロワーが減ってしまっているか、このご質問だけでは分かりませんが、私の個人的な推測としては、投稿が売込み一辺倒になり面白味が感じられなくなってしまっているのではないかと思います。SNSのみでは、特異性が高くなければ集客には限界があります。例えば、取り扱う商品が希少価値の高いものや、とても写真映えをするものでしたら、差別化され直接DMが来たり、来店に繋がったりすることはあります。しかし、そうではない限り、日々膨大に蓄積されていく他の投稿に埋もれてしまうわけです。
そこで、おすすめしたいのが、SEO対策（検索エンジン最適化）を兼ねたオウンドメディアとSNSの連携です。オウンドメディアとは、企業が自社で保有するメディアのことを指します。一般的には、自社ウェブサイトのブログなどが対象で、コンテンツ化し顧客に価値ある情報を届ける記事を継続して掲載していき、自社のファンを獲得していきます。さらに、Facebook、Twitter、YouTube、TikTok、LINEなどのSNSも用いて魅力的なコメント・写真・動画などを投稿し、「詳細を見たい方はこちらへ→URL」と言った感じで自社ホームページへの誘導を促していきます。要は、ホームページを中心に、その周りをSNSが回っている感覚です。そして、K社様が何を売っているのかはわかりませんが、検索上位にしたいキーワードを投稿に盛り込み強化していきましょう。その他にも、様々なメディアを用いて補完し合いメディアミックス的に販促していくことが有効です。
ここまでした上で、さらにSNSでのマーケティング効果を高めていきたいということでしたら、インスタグラマーやユーチューバーなどの人気があるインフルエンサーを活用していくとよいでしょう。すると、今よりも多くの方にアプローチができますし、投稿を見ている方にとって面白味のあるものであれば、フォロワーは増えていき購買に繋がる可能性が高くなります。ご希望がございましたら無料でオンライン経営相談も行っていますので、ぜひお声がけください。
新谷 哲 WizBiz株式会社 代表取締役社長
1971年 東京生まれ。大学卒業後、東証一部上場のコンサルティング会社に入社。銀行、信用金庫の融資開拓コンサルタントを皮切りに、仙台支店長、東日本事業部長、執行役員を歴任。その後、常務執行役に就任し、経営コンサルティング部門や営業部門、サービス提供部門を統括。
2010年に独立し、WizBiz株式会社を設立。現在、経営者向けネットメディア「WizBiz」を運営。日本国内では、経営者の会員登録数でNo.1のメディアとなっている。また、経営者向けサービス提供としては、ネットだけでなく、リアルの場も力をいれており、年間300回以上のセミナーを開催し、年間4000名を越す経営者が参加。その集客力は、各方面からも注目を集めている。
※新谷哲に経営相談をご希望の方はこちらよりお問い合わせください。初回のみ無料で承ります。
本コーナーで掲載する経営相談は、Podcast「社長に聞く！in WizBiz」で配信中の3分コンサルティング経営者の課題解決！「SNSのフォロワーを増やしPRに繋げるには？」を編集したものです。文中に登場する社会環境や企業情報、数字情報、その他の各種事象は、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。
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