本コーナーでは、経営者、社長、後継経営者、起業予定者などから頂戴する会社経営に関するご相談に対して、WizBiz株式会社の代表であり、経営コンサルタントである新谷哲が独自の視点で経営上のアドバイスや解決方法をご提示いたします。なお、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の「3分コンサルティング」を編集して掲載しております。
相談内容:「人材採用に成功するために、実践すべきことをお教え下さい」
- ご相談者:S社様
- 業種:インターネット教育サービス事業
- 年商:1億7,000万円
- 従業員数:10名
初めまして。私はインターネット教育サービス事業を経営しております。
具体的には、e-ラーニングを利用したオンライン個別指導を行っています。これが大変ありがたいことに、当初の想定を上回るニーズがあり、さらなる顧客ニーズに対応するため営業を強化したいと考えております。
しかし、人手不足は深刻です。特に若手人材の不足には年々手を焼いています。若手の人材が採用できても、すぐに退職してしまいます。そこで、WizBizさんではどのような方法で人材を採用しているのかご教示いただきたく存じます。何卒、宜しくお願い致します。
ご相談者へ回答(回答者:新谷 哲)
人材採用の件はいろいろお話しをしていますが、これから採用困難時代ですので、苦労される企業様は多いのではないかと思います。
弊社も「採用に苦労していないか」と言われると、やはり苦労はしております。しかし他の企業様に比べたら採用できていると思います。弊社はネットの事業をやっていますので、「経営者向けネットメディア事業」と事業内容を紹介すると応募はきます。また「社長を目指している人、独立したい人を募集しております」、「上場を準備しております」という文言で入れておりますので、他社が10名ぐらいしか応募がないところを、うちは50名の応募がきます。なので、採用活動では「応募の文章、キャッチコピーを考えること」が重要なのだと思います。
また弊社では、大企業に入れない人、大企業に合わない人を採用しています。つまり、「多くの企業が、採用しない人達を採用する戦略」です。「他の企業様が採らないマーケットに行くと、人手は余っているので採用しやすい」「他社とは違う人材を採用し、他社とは違う人材を教育する」ということを考えながら採用をしています。それが、他の企業様に比べれば採用に苦労してない理由です。
この採用戦略を行うためには「採用した後の教育制度」をしっかり整えているかが鍵になります。「就業規則、人事評価制度、経営理念」の3点はあって当たり前。その上で、「人材教育のシステムができているのか」を考えて採用を行っています。
S社様も、「就業規則、人事評価制度、経営理念」は当たり前として、「社内の人材教育システム」を作られることが最優先ではないでしょうか。人材教育システムが揃えば、上手く人が育ちます。
もう少し具体的なアドバイスも可能ですので、是非、弊社までお越しいただければとご相談を承ります。
新谷 哲 WizBiz株式会社 代表取締役社長
1971年 東京生まれ。大学卒業後、東証一部上場のコンサルティング会社に入社。銀行、信用金庫の融資開拓コンサルタントを皮切りに、仙台支店長、東日本事業部長、執行役員を歴任。その後、常務執行役に就任し、経営コンサルティング部門や営業部門、サービス提供部門を統括。
2010年に独立し、WizBiz株式会社を設立。現在、経営者向けネットメディア「WizBiz」を運営。日本国内では、経営者の会員登録数でNo.1のメディアとなっている。また、経営者向けサービス提供としては、ネットだけでなく、リアルの場も力をいれており、年間300回以上のセミナーを開催し、年間4000名を越す経営者が参加。その集客力は、各方面からも注目を集めている。
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本コーナーで掲載する経営相談は、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の3分コンサルティング経営者の課題解決!「人材採用に成功するために、実践すべき採用戦略と人材教育方針とは?」を編集したものです。文中に登場する社会環境や企業情報、数字情報、その他の各種事象は、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。
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