成功経営者インタビュー

経営者インタビュー クリス岡崎氏(株式会社スピードコーチング 創始者)

本コーナーで掲載する経営者インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集しています。今回、ご紹介する経営者は、クリス岡崎氏(株式会社スピードコーチング 創始者)です。

今回は株式会社スピードコーチングの創始者、クリス岡崎氏にお越しいただきました。若者の自殺の理由が「周りの大人のようになりたくない」だったことをきっかけに、若者が憧れるカッコいい大人を増やすという使命に目覚める。40代半ばで世界No.1コーチであるアンソニー・ロビンスに出会い弟子入り。60回以上のセミナーに参加し、株式会社スピードコーチングを設立しました。40歳を過ぎて経営者となったエピソードから経営のヒントが得られますので、ぜひ、経営者インタビューをお聞きください。

新谷哲:今回の経営者インタビューは、株式会社スピードコーチング創始者のクリス岡崎氏です。まずはご経歴をご紹介させていただきます。年収100万円以下のクリスチャンボランティアを20年以上続けておりましたが、身近に起きた若者の自殺の理由が「周りの大人のようになりたくない」だったことをきっかけに、「子どもが憧れる身近な格好良い大人達を増やさなくては」という使命に目覚めます。40代半ばで世界No.1コーチ、アンソニー・ロビンスと出会い、「コーチングには明るい未来を作れるインストラクトする可能性がある」と実感。アンソニー・ロビンスに弟子入りし、60回以上のセミナーに参加。同時にユニークなコーチングスクールを日本に開校。3年後には著書を出版し、多方面から高い評価を得ていらっしゃいます。現在も数多くの本も出し、セミナー・研修をなさっています。本日はよろしくお願いいたします。

クリス岡崎:よろしくお願いします。

新谷哲:最初のご質問です。東京生まれとのことですが、小学校・中学校時代はどのようにお過ごしになられましたか?

クリス岡崎:体が弱くて喘息持ちだったので、家からは出ず本ばかり読んでいました。

新谷哲:今のクリス岡崎さんとは違う感じですね。

クリス岡崎:実を言うと、今でも本の虫です(笑)。多いときは、1日10冊ぐらい読みますので、月に200冊~300冊になります。

新谷哲:そうでしたか(笑)。高校は、東京の高校に進学をされたのですか?

クリス岡崎:そうです。

新谷哲:高校時代はどのようにお過ごしになられましたか?

クリス岡崎:高校時代も喘息があったのですが、喘息には泳ぐのが良い、という話を聞いて水泳部に入りました。めちゃめちゃ泳いで、体も強くなりました。また高校時代にフォークバンドが流行り始めで、ギターを始めました。数年後にはロックバンドを始めて、音楽ばかりやっていました。

新谷哲:水泳部に入られたとのことですが、水泳の強い高校だったのですか?

クリス岡崎:強くはなかったです。水に入っているのが呼吸器を強くする、という話を聞いたので入り、水が大好きになりました。今も大好きですが、泳ぐ大好き、音楽大好き、そんな高校時代でした。

新谷哲:高校卒業後は、大学に進学されたのですか?

クリス岡崎:ちょっと不思議なんですが、高校卒業後はクリスチャン系の勉強をしました。そしてだんだんと宣教師の道を歩んでいきます(笑)。

新谷哲:宣教師の道を進もうと思われたきっかけはございますか?

クリス岡崎:きっかけは、宗教と全く関係ないロックバンドです。これ世代じゃないと分からないかなと思いますが、ロックオペラというのが流行り始めたのです。ジーザスクライストスーパースターというロックオペラがあり、これが映画にもなりました。そんな時に、ロッカーから宣教師になって来日したアメリカ人と出会います。その人は僕のギターの先生だったのですが、すごく良いクリスチャンで、そこからクリスチャンになろうと決めました(笑)。

新谷哲:クリス岡崎さんとは親しくさせていただいていますが、初めて聞く話ばかりで驚いています。その後は、事前に頂戴した経歴書にも書かれておりますが、クリスチャンボランティアを続けることになるのでしょうか?

クリス岡崎:そうです。ただちょっと型破りだったと思います。讃美歌はエレキギターでバーッと弾きたいタイプでしたので(笑)。

新谷哲:それは、宣教師が本業のような感じですか?

クリス岡崎:そうです。当時は宣教師が本業でした。

新谷哲:では、ボランティアを20年も続けていたということでしょうか?

クリス岡崎:はい。20年ぐらいボランティアでした。ただ僕は20歳で結婚して、それから毎年子どもがどんどん生まれていったので、子育てが生活の中心でした。自分の子どもを育てながらクリスチャンの勉強をして、それをお伝えする。そのような生活を20年間続けていました。

新谷哲:ご両親やご親族の反対はなかったのですか?

クリス岡崎:ぶっちゃけて言いますと、家を飛び出して活動していたので、両親は全く反対しなかったです(笑)。

新谷哲:その後、スピードコーチングの起業に関わる、アンソニー・ロビンスに出会うことになりますが、どのようなきっかけがあったのですか?

クリス岡崎:きっかけは、クリスチャンの活動をしている中で親しくなった子が、自殺をしてしまったことです。その子は息子の親友で、亡くなった後に息子から「大人になりたくない。周りの大人を見ると本当に死人みたいだ。毎日嫌な仕事をして、それでイライラして怒っている。将来こうなるのだったら何のために生きているか分からない」って言って自殺した、という話を聞きました。その時に、周りの世界がガラガラと音を立てるくらい衝撃を受けました。もう僕の身近で「大人になるのが嫌で死ぬ子がいないように、格好良い大人がいてほしい」と思い、いろいろな活動を始めたことがきっかけです。

新谷哲:最初はどのような活動をされたのですか?

クリス岡崎:まずは、身近なところにいる10代の子達と大人になる生きがいについて話し始めました。また子供たちか見て、「格好良いな」「ああいう大人になりたいな」と思える大人を増やさなければとも思いました。ある時、アンソニー・ロビンスという方が格好良い大人を増やすことに繋がる活動を聞き、すぐアメリカに行ってこの人に会って弟子入りしたい、と思いました。

新谷哲:アンソニー・ロビンスと出会う前から、研修やセミナーを開催していたのでしょうか?

クリス岡崎:10代の子達に向けには、グループでお話をするとか、大人と一緒にお話をする、という活動をしていました。しかし、セミナー講師のように自分が人前で話すことはしていませんでした。

新谷哲:では、講師の道を進むのはアンソニー・ロビンスとの出会いからでしょうか?

クリス岡崎:そうです。アンソニー・ロビンスに出会った時に、「彼の言葉が日本に伝われば、10代の自殺なくなり、誇りを持ちながら仕事をする格好いいが増える」と感じました。

新谷哲:その後、アンソニー・ロビンスのセミナーに60回以上参加され、株式会社スピードコーチングを起業し、経営者となられるのですか?

クリス岡崎:そうです。

新谷哲:スピードコーチングを起業して経営者になられて12年ほどになりますが、やりたいことは成し遂げたのでしょうか?

クリス岡崎:経営者になって 5年目ぐらいにはもう全部実現していました。

新谷哲:素晴らしいですね。経営者になられてから、苦労などはございましたか?

クリス岡崎:ビジネスをやったことがない無知な状態で経営者になったので、苦労だらけでした。でも有り難いことに、アンソニー・ロビンスのところで経営者として必要なメンタルなどを学べました。お金に関しての勉強も、このとき生まれて初めてしました(笑)。もとは宣教師として活動したので、「お金を愛する心は悪だ」という意識があったのですが、勉強していくうちに、「お金はたくさんの人を幸せにして送られる感謝状だ」と分かりました。アンソニー・ロビンスのところで学ぶ中で、世界中の経営者達、成功している経営者達に出会うことができ、「日本とは意識が違う」と感じることが出来たことが一番良かったことです。と言っても、日本の経営者達と交わったことはなかったのですが(笑)。

新谷哲:そうでしたか(笑)。もしよろしければ、現在の株式会社スピードコーチングが経営する事業の内容をお教えいただけますか?

クリス岡崎:「コーチングの学校」と「億万長者専門学校」という2つのセミナーの運営をしております。億万長者専門学校では体験型のセミナーを行っています。世界中には、日本にはない体験型のセミナーが多いです。これはミステリーのように仲間と謎解きをしていきながら、ビジネスや生き方、対人関係の結構ヘビー部分を学べるセミナーで、学ぶにプラスして気づきを得られます。日本でいうと自己啓発というような括りになると思いますが、海外のセミナーはダイナミックな体験型・実践型なので、雰囲気が違います。そのようなセミナーを学んできたので、僕のセミナーはほとんど体験型、ゲーム型です。座っていられない、笑って喋って動いて作って、という形でやっています。今は細かいものを合わせると100個ぐらいのセミナーがあって、年間450回のセミナーを東京、大阪、名古屋、福岡、仙台で開催しています。

新谷哲:ここからは違った質問もさせていただきます。「好きなもの・好きなこと」を事前にお聞きしましたら「本・映画・エクストリームスポーツ・仮説を立て検証して役に立つものを作ること」とお答えいただきましたが、エクストリームスポーツとは何ですか?

クリス岡崎:エクストリームスポーツとは、危険もあるけど刺激の強いスポーツです。例えばグライダーや急流下りなど。僕が好きなのがスカイダイビングです。実体験の中で普段しないようなことをしながら、頭シャキッ、目がパッと生きていると感じられる体験が大好きです。

新谷哲:座右の銘を事前にお聞きして「上手くいかない時はやり方を変えた後9回」とお答えいただきました。深いお話しだと思いますが、どのような意味がございますか?

クリス岡崎:何かを1回やってみて、上手くいかないと止めてしまうという人は多いと思います。しかし営業などでも同じですが、成功率が高いのは5回、6回と続けてチャレンジした時です。分かっている人達は1回や2回失敗しても、ここからが本番だ、と気持ちの切り替えができますが、普通の人は1回目の失敗でメンタルが落ちてしまい、営業が苦手だ、などと思ってしまいます。アンソニー・ロビンスのところでは多くの経営者達に出会いましたが、彼らはメンタルが普通の人とは違いました。柔軟性が高いと言いますか、切り替えが早いです。ある時アンソニー・ロビンスのセミナーで出会ったコーチから、「1回で無理なのは当たり前。何度もチャレンジして当たり前。ただし、同じ文面のコピペや、同じことを何度も言うことは駄目。毎回新しいアプローチをして、違う切り口で10回ぐらいやってみたら?」と言われたことがあり、これがきっかけになって座右の銘とさせていただいています。

新谷哲:素晴らしいお話をありがとうございます。次が最後のご質問です。全国の経営者様、これから起業する方に向けて、経営者として成功する秘訣をお教えください。

クリス岡崎:これは僕の持論ですが、経営者として成功する秘訣は「幸せな生活を目標にすること」「欲しい物を手に入れること」「50年後、100年後に残るミッションを持つこと」の3つです。会社を起業して経営者にならなくても、生きていくことはできます。経営者になっても、小さな会社のままでお金持ちにならなくても、幸せに生きることはできます。例えば、ある有名なクリスチャンのロックスターに、年収600万円だけで生活をする人がいます。豪邸などにお金を使わないので、お金に振り回されないスタイルを貫いており、そこに憧れを感じました。少し話がそれましたが、個人の生活というのは月収20万円~30万円ぐらいに収まってしまいます。そのため年収1000万円のために無理をせずとも、生活をすることができます。でも、生活のためだけに仕事をすると、熱意が欠けてしまいます。熱意を得る方法の1つは、「あの車を買いたい」など欲しいものの目標を持つことです。この2つは個人の生活を幸せにするための秘訣になりますが、経営者として成功するには3つ目の「50年後、100年後に残るミッションを持つこと」も必要になります。会社を経営するためには、何人もの人の協力が必要になります。時には100人以上の人の協力が必要になるのなら、せめて経営者ぐらいは50年後100年後のために「俺の名前は残らなくていいが、後世の人たちのために何かを残したい」と考えるべきです。経営者個人の幸せは大前提となりますが、3つ目のような芯が真ん中にあるだけで、事業はブレることはありません。また長く続けていくことで、経営者以外の誰かが仕事に誇りを持てるようにもなります。そのため、「幸せな生活を目標にすること」「欲しい物を手に入れること」「50年後、100年後に残るミッションを持つこと」の3つが経営者として成功する秘訣だと考えています。

新谷哲:是非、経営者の皆様も真似していただけたらと思います。クリス岡崎さん、本日はありがとうございました。

クリス岡崎:ありがとうございました。

編集後記

私もクリス岡崎さんと親しいのですが、初めて聞く話が多くございました。いろんな話をさせていただきましたが、クリス岡崎さんのお話しは1本筋が通っており、考え方がしっかりしてブレていません。だから20万部も売るような本を何冊も書かれ、セミナーを450回も開くことが出来るのだと感じます。座右の銘での、上手くいかない時はやり方を変えてあと9回、というお話は「なるほど」と思いました。私も「ちょっとやめようか、諦めようか」とよく思う時がありますので、「簡単にやめないでもう1回チャレンジすれば良いんじゃない」と励ましていただいた気持ちです。皆様も、諦めずに頑張って成功経営者を目指して下さい。

クリス岡崎氏
株式会社スピードコーチング 創始者

クリスチャンボランティアを20年以上続けた後、40代半ばで世界No.1コーチアンソニー・ロビンスと出会い弟子入り。60回以上彼のセミナーに参加。その後、株式会社スピードコーチングを創業。

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本インタビューは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の経営者インタビューを編集したものです。文中に登場する社名、肩書、数字情報などは、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。
今回は、クリス岡崎氏(株式会社スピードコーチング 創始者)の経営者インタビューを取り上げました。

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