本コーナーでは、経営者、社長、後継経営者、起業予定者などから頂戴する会社経営に関するご相談に対して、WizBiz株式会社の代表であり、経営コンサルタントである新谷哲が独自の視点で経営上のアドバイスや解決方法をご提示いたします。なお、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の「3分コンサルティング」を編集して掲載しております。
相談内容:「助成金を会社経営にうまく活用する方法をお教え下さい」
- ご相談者:R様
- 業種:広告事業
- 従業員数:10名
こんにちは。私は、社員数10名を抱え広告事業を経営する、Rです。今回ご相談したいのは、助成金の活用についてです。
金融機関からの資金調達と違い、助成金は返済不要の資金とのことで、ぜひ今後活用していきたいと考えていますが、現在は情報収集段階です。
近年、中小企業でも受けられる助成金が多くあるという話を聞きましたが、新谷社長は、助成金や補助金をどのように活用していらっしゃいますか?
・サービスの開発
・雇用、人材に関して
・省エネ設備の導入
など、さまざまな種類の助成金があるようですが、手続き等が煩雑なイメージで、つい後回しになってしまっています。中小企業が補助金、助成金を受ける際に考えておくべきポイント等、教えていただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
ご相談者へ回答(回答者:新谷 哲)
弊社も助成金はよく使っております。先日も助成金を2つ、90万円ほど頂きました。
どんな助成金をもらえたかと言いますと、社内規定や人事評価制度に関する助成金と、社員の誰かが歯周病予防の検診を受けたらもらえる助成金です。人に関する助成金は数多く出ていますので、おススメします。例えば契約社員を正社員に変えるともらえる助成金もございます。
助成金の受け取りで、考えるべきポイントはございません。しかし、煩雑な手続きが必要なので、管理部にお願いしたり、社労士さんを使うのが良いのと思います。助成金は人材に関するものだけでなく、省エネ設備の導入、ホームページ作成だけで受け取れるものございます。是非、助成金をご活用ください。
新谷 哲 WizBiz株式会社 代表取締役社長
1971年 東京生まれ。大学卒業後、東証一部上場のコンサルティング会社に入社。銀行、信用金庫の融資開拓コンサルタントを皮切りに、仙台支店長、東日本事業部長、執行役員を歴任。その後、常務執行役に就任し、経営コンサルティング部門や営業部門、サービス提供部門を統括。
2010年に独立し、WizBiz株式会社を設立。現在、経営者向けネットメディア「WizBiz」を運営。日本国内では、経営者の会員登録数でNo.1のメディアとなっている。また、経営者向けサービス提供としては、ネットだけでなく、リアルの場も力をいれており、年間300回以上のセミナーを開催し、年間4000名を越す経営者が参加。その集客力は、各方面からも注目を集めている。
※新谷哲に経営相談をご希望の方はこちらよりお問い合わせください。初回のみ無料で承ります。
本コーナーで掲載する経営相談は、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の3分コンサルティング経営者の課題解決!「助成金を会社経営にうまく活用する方法とは?」を編集したものです。文中に登場する社会環境や企業情報、数字情報、その他の各種事象は、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。
『社長の孤独力』抜粋版(PDF29ページ)
無料プレゼント中!
『社長の孤独力』(新谷哲/著) の【抜粋版】を無料プレゼントしております!
71の課題の中から「資金・人材・売上・採用・後継者」の5つを抜粋いたしました。銀行からお金が借りれない、社員がすぐに辞めてしまう、売上を伸ばしたい、など、具体的なお悩みの解決策が掴めます。ぜひご覧ください。
無料プレゼントの詳細はこちら