飲食店で人材採用を成功させる方法とは?

本コーナーでは、経営者、社長、後継経営者、起業予定者などから頂戴する会社経営に関するご相談に対して、WizBiz株式会社の代表であり、経営コンサルタントである新谷哲が独自の視点で経営上のアドバイスや解決方法をご提示いたします。なお、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の「3分コンサルティング」を編集して掲載しております。

相談内容:「飲食業で人材採用を成功させる方法についてお教え下さい」

  • ご相談者:A社様
  • 業種:飲食業

弊社は飲食業を経営しています。

7年ほどかけて店を10店舗に増やし、5年以内に県外にさらに10店舗を展開しようと準備をしております。このように経営は順調なのですが、アルバイト採用、人材採用で困っております。

人材採用を成功させるために、勤務時間の融通がつくようにする、時給を高く設定する、などの方法をとっているのですが、上手くいきません。求人媒体に広告を載せる方法もとりましたが、アルバイトが集まらず人材採用に失敗をしております。

そこで、新谷社長にご相談です。どのような方法を取れば、飲食業で人材採用を成功させることができるでしょうか? アルバイトが集まるようになる方法をお教え下さい。

ご相談者へ回答(回答者:新谷 哲)

現在、人材採用業界では、自社のホームページを使って、人材採用を成功させる方法が流行っております。その代表格が、Indeedを活用する方法です。「スーパー 田町 アルバイト」などの形で検索をして、就職する人が増えております。そのため、人材採用を成功させる方法として、自社のホームページを改革することが必要です。

しかし、Indeedを活用したり、ホームページを改革する方法では、人材採用の問題を根本から解決することはできません。人材採用が上手くいかない根本的な原因は「企業文化・企業風土」にございます。

ある関東の飲食業の話をいたします。この企業は、採用コストゼロで、人材採用を成功させていました。その理由は、この企業で働いているアルバイトが、働くことが楽しいという理由で、友達を紹介するので、採用コストゼロで人材採用を成功しておりました。この「アルバイトが仕事を楽しいと感じる」という部分は「企業文化・企業風土」に関係があります。そのため、長期的に人材採用を成功させる方法は、「企業文化・企業風土」を改善することになります。

しかし、「企業文化・企業風土」を改善することは、時間がかかります。そのため、最初はIndeedやホームページを改善する方法で人材採用をする。次に、「企業文化・企業風土」を改善して人材採用の根本的な問題を解決する方法を取ることが必要です。人材採用問題を解決する方法は他にもございますので、是非、お声がけください。

新谷 哲 WizBiz株式会社 代表取締役社長

新谷 哲

1971年 東京生まれ。大学卒業後、東証一部上場のコンサルティング会社に入社。銀行、信用金庫の融資開拓コンサルタントを皮切りに、仙台支店長、東日本事業部長、執行役員を歴任。その後、常務執行役に就任し、経営コンサルティング部門や営業部門、サービス提供部門を統括。
2010年に独立し、WizBiz株式会社を設立。現在、経営者向けネットメディア「WizBiz」を運営。日本国内では、経営者の会員登録数でNo.1のメディアとなっている。また、経営者向けサービス提供としては、ネットだけでなく、リアルの場も力をいれており、年間300回以上のセミナーを開催し、年間4000名を越す経営者が参加。その集客力は、各方面からも注目を集めている。

※新谷哲に経営相談をご希望の方はこちらよりお問い合わせください。初回のみ無料で承ります。

本コーナーで掲載する経営相談は、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の3分コンサルティング経営者の課題解決!「飲食店が人材採用を成功させる方法とは?」を編集したものです。文中に登場する社会環境や企業情報、数字情報、その他の各種事象は、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

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