決算書を見れば分かる!成功企業と失敗企業のワケ 〜株式会社オープンハウス編〜

本コーナーでは、WizBiz株式会社の代表であり、経営コンサルタントである新谷哲が、好業績企業の決算書をもとに企業分析を行い、解説をいたします。ぜひ皆様の会社経営の参考になさってください。

株式会社オープンハウス   

好業績企業の分析が経営者の皆様の参考になるのではないか!と本コラムを書かせて頂くことと致しました。ぜひ、参考にしてください!

第1回は、株式会社オープンハウス!(CMで有名ですね!)

分析には

・決算書5期分(BS、PLどちらも拝見)
・ホームページ
・その他インターネット上の情報

を参考に分析しております。一番参考にしている資料はBS(貸借対照表)です。

さて、株式会社オープンハウスの好業績要因5つはこちら・・・

・低所得〜中所得層向けのターゲット戦略の徹底
・徹底した広告宣伝 印象付け
・パッケージ化された家づくりによるコストダウン
・土地仕入れの成功
・利益より投資

上記5つを挙げさせていただきます。

株式会社オープンハウスは、有名芸能人を起用した個性的なCMで有名です。このCMも顧客ターゲット層を明快にした戦略が取られております。その結果、売上を伸ばしております。

また、営業利益も伸びているものの、もっと伸びても良いはずなのに・・・、という印象を受けます。

そこで、BS(貸借対照表)を拝見すると、固定資産が年々上がっていることが分かります。これは売上アップのために、土地の仕入れ等の投資をどんどんやっていっていることを示しています。つまり、強気の攻めの投資と言って良いと思います。

近年、Amazon、Facebook等に代表される世界的好業績企業は「利益より投資」を優先し、顧客数、売上を伸ばしてきました。オープンハウスも同様となっております。トレンドとも言えます。古今東西、いつの時代も、「業績を上げるには積極投資を行うべき!」とも言えます。

また、低所得層〜中所得層に「私も家買いたい」→「私も家買える」という2段階の思いをさせることをCM〜営業〜クロージングまでさせていることも成功要因と言えます。これは家のコストダウンとパッケージ化の成功から、できたものと言えます。

そういう意味では、

・顧客ターゲットの鮮明化
・購入タイミングの顧客心理に合わせたパッケージ商品化
・顧客層に合わせた販促(CM含む)、営業戦略

が真の成功要因とも、言えます。

これは全ての企業に当てはまることですので、当たり前と言えば、当たり前。しかし、それがなかなか他の企業にはできない・・・とも言えます。

皆様、是非、この辺を学ばれ、自社に生かして頂ければと存じます。

本日はここまで〜。

次回も不定期に分析して参ります。よろしくお願い申し上げます。

新谷 哲 WizBiz株式会社 代表取締役社長

新谷 哲

1971年 東京生まれ。大学卒業後、東証一部上場のコンサルティング会社に入社。銀行、信用金庫の融資開拓コンサルタントを皮切りに、仙台支店長、東日本事業部長、執行役員を歴任。その後、常務執行役に就任し、経営コンサルティング部門や営業部門、サービス提供部門を統括。
2010年に独立し、WizBiz株式会社を設立。現在、経営者向けネットメディア「WizBiz」を運営。日本国内では、経営者の会員登録数でNo.1のメディアとなっている。また、経営者向けサービス提供としては、ネットだけでなく、リアルの場も力をいれており、年間300回以上のセミナーを開催し、年間4000名を越す経営者が参加。その集客力は、各方面からも注目を集めている。

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