社長の孤独力番外編!「やる気のない社員が多い」|経営ノート

社長の孤独力番外編!「やる気のない社員が多い」|経営ノート

「社長の孤独力」番外編

本コーナーでは、2019年6月に日本経済新聞出版社から出版された、新谷哲の著書「社長の孤独力」の内容を解説するとともに、本書では書ききれなかったポイントもご紹介します。経営者へのアンケートで集めた1000個の悩みをジャンル分類した本書から、毎回1テーマを取り上げます。なお、本コーナーは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の「社長の孤独力 番外編」を編集して掲載しております。(2019年11月配信)

第14回「やる気のない社員が多い」

本日は、『社長の孤独力』2章3項「やる気のない社員が多い」を解説いたします。

これは大変難しい問題です。社員のモチベーションが上がらないのは、会社や社長に問題があるケースが多いです。私は「社員のやる気が上がる仕組みが無い」ことが一番の問題だと考えています。

弊社では社員のモチベーションを上げるために、人事制度を整えています。例えば、事業化給という制度があります。これは新しい事業のアイデアをだし、実際に事業化できたら、翌年から粗利の1%を受け取れるというもので、社員のチャレンジを応援するための制度です。やはり、社員のモチベーションを上げるためには、人事評価制度などの「仕組み」を見直すことが必要です。事業化給以外の制度としては、報奨金を出すなども有効でしょう。

また、人事評価制度以外で社員のモチベーションを上げるには、常日頃から経営者が社員に声をかけることが必要です。私は昔、社員に声をかけることが少なくなった時期があるのですが、その時にはうつ病になって辞めた社員を出したことがございます。その意味では「どうだ、頑張ってるか?」と声をかけたり、場合によってはプライベートを聞いてあげることが必要かもしれません。この、社長は社員のことを気にかけている、と社員に感じさせる「環境」を作ることが、経営者の一番の役割かもしれません。

社員のモチベーションを上げるためには、「仕組み」と「環境」の2つが必要となります。この2つを整えて、やる気のある社員が育つ、良い会社を作っていただければと思います。

 

新谷 哲 WizBiz株式会社 代表取締役社長

1971年 東京生まれ。大学卒業後、東証一部上場のコンサルティング会社に入社。銀行、信用金庫の融資開拓コンサルタントを皮切りに、仙台支店長、東日本事業部長、執行役員を歴任。その後、常務執行役に就任し、経営コンサルティング部門や営業部門、サービス提供部門を統括。

2010年に独立し、WizBiz株式会社を設立。現在、経営者向けネットメディア「WizBiz」を運営。日本国内では、経営者の会員登録数でNo.1のメディアとなっている。また、経営者向けサービス提供としては、ネットだけでなく、リアルの場も力をいれており、年間300回以上のセミナーを開催し、年間4000名を越す経営者が参加。その集客力は、各方面からも注目を集めている。著書に「社長の孤独力」(2019年6月発売。日本経済新聞出版社)がある。

※新谷哲の回答へのご質問・ご相談がある方はご遠慮なくお問い合わせください。

本コーナーで掲載する経営相談は、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の社長の孤独力 番外編「やる気のない社員が多い」を編集したものです。文中に登場する社会環境や企業情報、数字情報、その他の各種事象は、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

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