社長の孤独力番外編!「既存客がどんどん減っている」|経営ノート

社長の孤独力番外編!「既存客がどんどん減っている」|経営ノート

「社長の孤独力」番外編

本コーナーでは、2019年6月に日本経済新聞出版社から出版された、新谷哲の著書「社長の孤独力」の内容を解説するとともに、本書では書ききれなかったポイントもご紹介します。経営者へのアンケートで集めた1000個の悩みをジャンル分類した本書から、毎回1テーマを取り上げます。なお、本コーナーは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の「社長の孤独力 番外編」を編集して掲載しております。(2019年12月配信)

第21回「既存客がどんどん減っている」

本日は、『社長の孤独力』3章1項「既存客がどんどん減っている」を解説いたします。

既存客が減っている理由は、飽きがきているか、商品・サービスのレベルが落ちているかのどちらかになります。やはり長く続けていると飽きがきてしまいます。最近ネットの記事で「いきなりステーキの業績が、7億円の赤字に転落」と出ていました。一時期は30億円の利益が出ていた会社が、赤字に転落した理由は「飽きられたから」です。立ち食いではあるものの、1,300円~1,700円で、美味しくて多い量のステーキが食べられる、ということでブームになりました。当初はライバルが不在でしたが、現在では吉野家が超特盛を700円で出したり、松屋が600円~700円のハンバーグを出したりして、安いのに量の多いお肉が食べられるようになりました。そうなると、「1,300円~1,700円を出してまでステーキを食べる必要ないな」となってしまい、急激にお客さんが減ったと記事には書いてありました。業績が好調の企業でも、既存客に飽きられてしまうとすぐに赤字に転落をしてしまいます。

既存客に飽きられないためには、次々と新商品・新サービスを開発しなければなりません。経営を続けていればライバルは必ず出てきますので、彼らに勝つためにも必要となります。例えば、コンビニのセブンイレブンも次々と新商品を出しています。その理由を、鈴木敏文元会長は「うちのライバルはお客さんだ。お客さん達が支持をしなくなった瞬間、そのビジネス、商品・サービスが廃れて、ビジネスは終わっていく。だからお客さんがライバルで、お客さんに勝ち続けなきゃいけないんだ」と言っていました。これはまさに「飽き」の話をしています。

鈴木敏文元会長が言うように、全ての企業は新商品・新サービスの開発をし続けなければならない運命にあります。存客に飽きられないよう、ぜひ、新しい商品・サービスを開発し続けて下さい。

 

新谷 哲 WizBiz株式会社 代表取締役社長

1971年 東京生まれ。大学卒業後、東証一部上場のコンサルティング会社に入社。銀行、信用金庫の融資開拓コンサルタントを皮切りに、仙台支店長、東日本事業部長、執行役員を歴任。その後、常務執行役に就任し、経営コンサルティング部門や営業部門、サービス提供部門を統括。

2010年に独立し、WizBiz株式会社を設立。現在、経営者向けネットメディア「WizBiz」を運営。日本国内では、経営者の会員登録数でNo.1のメディアとなっている。また、経営者向けサービス提供としては、ネットだけでなく、リアルの場も力をいれており、年間300回以上のセミナーを開催し、年間4000名を越す経営者が参加。その集客力は、各方面からも注目を集めている。著書に「社長の孤独力」(2019年6月発売。日本経済新聞出版社)がある。

※新谷哲の回答へのご質問・ご相談がある方はご遠慮なくお問い合わせください。

本コーナーで掲載する経営相談は、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の社長の孤独力 番外編「既存客がどんどん減っている」を編集したものです。文中に登場する社会環境や企業情報、数字情報、その他の各種事象は、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

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