社長の孤独力番外編!「社員を増やさずアウトソーシングを活用したいが不安がある」|経営ノート

社長の孤独力番外編!「社員を増やさずアウトソーシングを活用したいが不安がある」|経営ノート

「社長の孤独力」番外編

本コーナーでは、2019年6月に日本経済新聞出版社から出版された、新谷哲の著書「社長の孤独力」の内容を解説するとともに、本書では書ききれなかったポイントもご紹介します。経営者へのアンケートで集めた1000個の悩みをジャンル分類した本書から、毎回1テーマを取り上げます。なお、本コーナーは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の「社長の孤独力 番外編」を編集して掲載しております。(2020年4月配信)

第37回「社員を増やさずアウトソーシングを活用したいが不安がある」

本日は、『社長の孤独力』5章5項「社員を増やさずアウトソーシングを活用したいが不安がある」を解説いたします。

アウトソーシングは、流行と言えば流行ですね。一番多いのは、給与計算の外部委託なのではないでしょうか。弊社でも、名刺をExcelデータに変える仕事をベトナムなどに外部委託しています。日本で日本語入力をするとコストが高くなるので、コストの安い地域にアウトソーシングをするわけです。

アウトソーシングを活用する方法ですが、まず主業務と付随業務に分ける必要があります。社員には業務時間の80%~90%で主業務を行わせ、社員たちがやらなくなった付随業務をアウトソーシングすることができれば、生産性が高くなります。昔の大企業の話になりますが、資料のコピーを正社員が行うのはダメ、コピーは一般職の女性が取る、ということをしていました。これはコピーした資料を取りに行く時間が生産性を悪くするという話で、この理論を徹底したのがトヨタです。工場の生産ラインで、ネジを置く人と巻く人を分けることで生産性を向上させました。これは業務を専門化させることで効率化ができたという話で、アウトソーシングも同じです。

会社の中で活躍しなければいけない正社員に主業務を行わせ、付随業務をさせないためにアウトソーシングをする、と考えることがアウトソーシングを成功させるために必要です。しかし、主業務を外に出すことはやめるべきです。アウトソーシングを不安に思うのは、主業務を外に出すことを考えているからではないでしょうか?付随業務であれば、外に出しても大差はありませんので、入力作業や経理の業務などはアウトソーシングしても不安にならないでしょう。ぜひ、この辺りのことを考えてアウトソーシングをご検討なさってみてください。

 

新谷 哲 WizBiz株式会社 代表取締役社長

1971年 東京生まれ。大学卒業後、東証一部上場のコンサルティング会社に入社。銀行、信用金庫の融資開拓コンサルタントを皮切りに、仙台支店長、東日本事業部長、執行役員を歴任。その後、常務執行役に就任し、経営コンサルティング部門や営業部門、サービス提供部門を統括。

2010年に独立し、WizBiz株式会社を設立。現在、経営者向けネットメディア「WizBiz」を運営。日本国内では、経営者の会員登録数でNo.1のメディアとなっている。また、経営者向けサービス提供としては、ネットだけでなく、リアルの場も力をいれており、年間300回以上のセミナーを開催し、年間4000名を越す経営者が参加。その集客力は、各方面からも注目を集めている。著書に「社長の孤独力」(2019年6月発売。日本経済新聞出版社)がある。

※新谷哲の回答へのご質問・ご相談がある方はご遠慮なくお問い合わせください。

本コーナーで掲載する経営相談は、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の社長の孤独力 番外編「社員を増やさずアウトソーシングを活用したいが不安がある」を編集したものです。文中に登場する社会環境や企業情報、数字情報、その他の各種事象は、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

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