WEB販促に有効な手段とは?

本コーナーでは、経営者、社長、後継経営者、起業予定者などから頂戴する会社経営に関するご相談に対して、WizBiz株式会社の代表であり、経営コンサルタントである新谷哲が独自の視点で経営上のアドバイスや解決方法をご提示いたします。なお、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の「3分コンサルティング」を編集して掲載しております。

相談内容:「社内に詳しい人間がいない場合、どのようにWEB販促へ取り組めばよいのでしょうか?」

  • ご相談者:H様
  • 業  種:繊維産業

繊維関係の卸業を営むHと申します。コロナの影響もあり経営が厳しくなっております。社内の若手メンバー中心に、直販の企画を立てリテール向けのバッグなど自社商品を数点完成させました。さっそく会社のHPに掲載しましたが、ほとんど売れていません。商品開発メンバーからは、「専用のサイトを作りたい」とか「楽天に出店してみてはどうか」といった意見は出てきます。展示会にも出展しましたが、手応えが今ひとつだったようです。WEB制作会社からの提案も受けました。ただ、どうにも「これだ!」という決定打に欠け、ゴーサインを出せずにいます。社内に詳しい人間がいない場合の、WEB販促についてご教授いただきたくお願い致します。

ご相談者へ回答(回答者:新谷 哲)

コロナウイルスの蔓延により第四次産業革命が加速し、IT化に乗り遅れた企業は、今や生き残る事さえ難しい所まで来ています。このように悩まれる企業様は非常に多いと思います。

私は以前、アパレル関連会社のコンサルティングをしていたことがあります。商品開発メンバーが仰っているように、昨今の状況では自社ECサイトの所有や、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなどに出品していかざるを得ないと思います。そのためには、社内にWEB専門家が必要になってきます。詳しい方がいない場合は、まず社長であるH様自らが知識をつけて、SEO対策などある程度は理解している状態までもってい行くべきです。YouTubeなどでも無料のセミナーがいろいろございますので、勉強されてみてはいかがでしょうか?そして、H様が知識を付けた上で、WEBの専門者を招き入れる、もしくは、社内で育成していきます。その際、研究開発・新規事業だと思い、お金を少し捨てるぐらいの覚悟を持って投資することで、ネットビジネスにチャレンジをして行ける環境を作ることが肝要かと存じます。

しかし、直販の企画を成功させるためのWEB関連投資が難しいと感じるようであれば、縮小していくかもしれませんが、諦めて卸業に専念することを選ばれても良いと思います。場合によっては、全く違う事業を立ち上げるという手もあります。ご希望がございましたらご相談に乗らせていただきますので、ぜひお声がけください。

新谷 哲 WizBiz株式会社 代表取締役社長

新谷 哲

1971年 東京生まれ。大学卒業後、東証一部上場のコンサルティング会社に入社。銀行、信用金庫の融資開拓コンサルタントを皮切りに、仙台支店長、東日本事業部長、執行役員を歴任。その後、常務執行役に就任し、経営コンサルティング部門や営業部門、サービス提供部門を統括。
2010年に独立し、WizBiz株式会社を設立。現在、経営者向けネットメディア「WizBiz」を運営。日本国内では、経営者の会員登録数でNo.1のメディアとなっている。また、経営者向けサービス提供としては、ネットだけでなく、リアルの場も力をいれており、年間300回以上のセミナーを開催し、年間4000名を越す経営者が参加。その集客力は、各方面からも注目を集めている。

※新谷哲に経営相談をご希望の方はこちらよりお問い合わせください。初回のみ無料で承ります。

本コーナーで掲載する経営相談は、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の3分コンサルティング経営者の課題解決!「WEB販促に有効な手段とは?」を編集したものです。文中に登場する社会環境や企業情報、数字情報、その他の各種事象は、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

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