経営者の経営課題を解決!「経営者は孤独。その孤独とどう向き合うべきか?」|経営ノート

経営者の経営課題を解決!「経営者は孤独。その孤独とどう向き合うべきか?」|経営ノート

新谷哲の経営相談「経営者の経営課題を解決!」

本コーナーでは、経営者、社長、後継経営者、起業予定者などから頂戴する会社経営に関するご相談に対して、WizBiz株式会社の代表であり、経営コンサルタントである新谷哲が独自の視点で経営上のアドバイスや解決方法をご提示いたします。なお、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の「3分コンサルティング」を編集して掲載しております。(2017年11月配信)

 

相談内容:「経営者は孤独だ、と言われるが、その孤独と向き合う方法をお教え下さい」

ご相談者:M 様

業種:芸能事務所

初めまして。私は大学卒業後に、某芸能事務所に入社し、所属アーティストのマネジメント業に約11年間携わっていました。

その後、同期であり、友人でもあるAと、いまから2年程前に独立し、小さな芸能事務所を立ち上げました。私が代表、Aは専務、そして社員は現在4名の会社です。

自分が経営者として全ての責任を持ち、舵取りしていくことを覚悟したうえでの独立でした。しかし、資金繰りや売上、コストカット、所属タレントの確保、事業戦略、人材育成など、色々な問題の解決方法を独りで考え決断することが多く、自分の判断で決めた解決方法が他人の生活を左右するという不安に常に押しつぶされそうになります。

言えないことを会社や社員のために形にして、実行していく決断をしなければなりません。言えないからうまく伝わらないし、勘違いもされてしまいます。仮に、私の不安をダイレクトに出してしまえば、従業員に不安を与えてしまい、モチベーションが低下することにも繋がってしまいそうで、従業員への相談はおろか、創業時より共に歩んできた右腕的存在のAにさえ、経営の事すべては相談できません。

つくづく、経営者は孤独な存在なのだと痛感する日々です。新谷社長は「孤独感や不安」とどのように向き合っていらっしゃるのでしょうか?新谷社長なりの孤独と向き合う方法をぜひお伺いしたいです。

 

ご相談者へ回答(回答者:新谷 哲)

孤独感や不安との付き合い方ですが、私は、1人で呑みに行っています。これが唯一の解決方法です。以上、終わり(笑)。

これで終わりにするは申し訳ないですが、本当に1人で呑む機会が多いです(笑)。1人で呑むのが好きということもありますが、やはり、トップとNo.2では全くもって圧倒的な差がありますので、孤独感というのは当たり前なのではないかと思います。そのため、この「経営者の孤独」に対する解決方法はありません。

経営者というのは孤独な商売です。もし経営者を目指される方がいましたら「孤独になるよ、友達も少なくなるよ」ということはご理解いただいた方が良いと思います。

また、サラリーマンの時は「不満」が多いですが、経営者になると「不安」ばかり、「孤独」ばかりになります。全ての経営者が、不安と孤独を抱えております。

例えば、あるITの経営者が、「私と呑みたい、相談したい」とおっしゃいました。ご相談は、No.2の右腕だと思っていた人材がダメで、「役職を下ろす。給料を下げる。赤字の部分を自分で担え」という厳しいことを言ってしまって、それで良かったのかと不安になったというもの。

それに対して、私がお伝えしたアドバイスは「人を切れない人間は人を育てられない。今回は正しかったのではないでしょうか!」でした。その経営者は、私のそのアドバイスに大変お喜びになられ、「こういう話が聞けただけで、今日は本当に良かったです」とお帰りになりました。

経営者であれば、不安、孤独が当たり前です。M様も是非、不安や孤独と戦いながら、成功してほしいです。もしも、「不安や孤独で潰れてしまいそうだ、誰かに相談したい」、ということでしたら、私に「呑みませんか?」とお誘いください(笑)。

弊社のある東京の田町というところは、ちょうど呑み屋街です。ご一緒に、お互いの不安や孤独、悩みを打ち明け合い、解決方法をご一緒に考えて、お互い励まし合えればと思います。

 

新谷 哲 WizBiz株式会社 代表取締役社長

1971年 東京生まれ。大学卒業後、東証一部上場のコンサルティング会社に入社。銀行、信用金庫の融資開拓コンサルタントを皮切りに、仙台支店長、東日本事業部長、執行役員を歴任。その後、常務執行役に就任し、経営コンサルティング部門や営業部門、サービス提供部門を統括。

2010年に独立し、WizBiz株式会社を設立。現在、経営者向けネットメディア「WizBiz」を運営。日本国内では、経営者の会員登録数でNo.1のメディアとなっている。また、経営者向けサービス提供としては、ネットだけでなく、リアルの場も力をいれており、年間300回以上のセミナーを開催し、年間4000名を越す経営者が参加。その集客力は、各方面からも注目を集めている。著書に「社長の孤独力」(2019年6月発売。日本経済新聞出版社)がある。

※新谷哲の回答へのご質問・ご相談がある方はご遠慮なくお問い合わせください。

本コーナーで掲載する経営相談は、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の3分コンサルティング「経営者は孤独。その孤独とどう向き合うべきか?」を編集したものです。文中に登場する社会環境や企業情報、数字情報、その他の各種事象は、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

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