経営者の経営課題を解決!「経営者の苦悩を晴らす方法とは?」

経営者の経営課題を解決!「経営者の苦悩を晴らす方法とは?」

新谷哲の経営相談「経営者の経営課題を解決!」

本コーナーでは、経営者、社長、後継経営者、起業予定者などから頂戴する会社経営に関するご相談に対して、WizBiz株式会社の代表であり、経営コンサルタントである新谷哲が独自の視点で経営上のアドバイスや解決方法をご提示いたします。なお、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の「3分コンサルティング」を編集して掲載しております。(2019年3月配信)

 

相談内容:「経営者ならば誰でも抱く経営の苦悩を晴らす方法をお教え下さい」

ご相談者:T氏

業種:IT業

従業員数:社員数50名

こんにちは。私は、都内でIT関連業を経営しております。経営相談といいますか、愚痴のようになってしまいますが、投稿させていただきました。

経営者を続けて今年で6年目になります。波はありながらも、ここまで経営を続けて来られて、支えてくれた社員やお客様には感謝しきれません。しかし最近、自分自身の心が疲れているような気がして、弱気になってしまうことも多く、不安・苦悩を感じています。

経営者として、社員にも頼りないと思われたくない。家族にも心配をかけたくない。周りの経営者達にも弱気な姿を見せたくない。そんなプライドもあるため、普段は明るく自信がある経営者として振舞っており、誰も私が苦悩していることに気付かないでしょう。

しかし経営を続けて6年目となる今、

・資金繰りの問題
・人材の問題
・突然現れる競合の脅威

など、次々と現れる経営課題に苦悩しています。

これまでは気迫だけで経営をしてきましたが、最近は、「何故、経営者をやっているのだろうか?」と、ふと思ってしまうことがあります。私だけでなく、経営者には不安・苦悩はつきものだと思います。しかし他の皆様はどのように苦悩を乗り越えているのでしょうか?新谷社長や、周りの経営者様方は自身のメンタルを保つため、どのような方法で苦悩を晴らしているか、ヒントを下されば幸いです。

 

ご相談者へ回答(回答者:新谷 哲)

経営者をやっている以上、不安・苦悩を抱えることは普通です。「経営者である限りは、一生、不安・苦悩を抱え続ける」と思うことが、苦悩を晴らす方法です。現在の経営課題を解決し、不安・苦悩が晴れたとしても、必ず次の経営課題が出現します。経営課題でなくとも、次の理想・ビジョンを経営者が持ってしまったら、不安・苦悩はさらに深くなります。

それは多分、全ての経営者が同じく、苦悩を抱き続けます。

イトーヨーカ堂の創業経営者の伊藤名誉会長の本を読んだときに、現在でも夜中の2時か3時に「資金繰りが大変だ!」と思って目が覚めて、「あぁそうだ、それからは解放されたんだ」と安堵されるエピソードがございました。セブンイレブングループであれば、資金不足で悩むことは少ないと思いますが、昔のことを思い出してパッと起きてしまうことがあるようです。

また、ユニクロの柳井さんのセミナーを聞きに行った時には、「富士山登頂で8合目ぐらいまで行くと、次はエベレスト登ろうかなと思い始める。エベレストを登り始めると、次は宇宙に出ようと思う。このように理想がどんどん高くなり、経営課題は次々と出現し、苦悩も深くなっていく」という話をお聞きしました。

大企業の経営者であっても、常に苦悩を抱えています。それは経営者であれば当たり前なのです。だから、本当の意味で不安・苦悩から解放されたければ、経営者をやめる以外の方法がございません。

どのように苦悩を乗り越えるか、とご質問いただいていますが、苦悩を乗り越えると考えること自体が間違いです。1つひとつの苦悩は乗り越えられるかもしれませんが、次から次へと新しい苦悩が出続けるので、経営者をやめるか、苦悩を乗り越えることを諦めるかしか方法はありません。

もし、どうしても苦悩が晴れないのであれば、今度ご一緒に飲みにでも行きましょう(笑)。経営者仲間と一緒に飲めば「経営者ならば苦悩を持つことが当たり前なんだ」と気付いていただけると思います。

弊社の近くは飲み屋街ですので、ぜひお声がけください。

 

新谷 哲 WizBiz株式会社 代表取締役社長

1971年 東京生まれ。大学卒業後、東証一部上場のコンサルティング会社に入社。銀行、信用金庫の融資開拓コンサルタントを皮切りに、仙台支店長、東日本事業部長、執行役員を歴任。その後、常務執行役に就任し、経営コンサルティング部門や営業部門、サービス提供部門を統括。

2010年に独立し、WizBiz株式会社を設立。現在、経営者向けネットメディア「WizBiz」を運営。日本国内では、経営者の会員登録数でNo.1のメディアとなっている。また、経営者向けサービス提供としては、ネットだけでなく、リアルの場も力をいれており、年間300回以上のセミナーを開催し、年間4000名を越す経営者が参加。その集客力は、各方面からも注目を集めている。著書に「社長の孤独力」(2019年6月発売。日本経済新聞出版社)がある。

※新谷哲の回答へのご質問・ご相談がある方はご遠慮なくお問い合わせください。

本コーナーで掲載する経営相談は、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の3分コンサルティング「経営者の苦悩を晴らす方法とは?」を編集したものです。文中に登場する社会環境や企業情報、数字情報、その他の各種事象は、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

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