経営者の経営課題を解決!「アルバイトに、バイトテロを起こさせない方法とは?」

経営者の経営課題を解決!「アルバイトに、バイトテロを起こさせない方法とは?」

新谷哲の経営相談「経営者の経営課題を解決!」

本コーナーでは、経営者、社長、後継経営者、起業予定者などから頂戴する会社経営に関するご相談に対して、WizBiz株式会社の代表であり、経営コンサルタントである新谷哲が独自の視点で経営上のアドバイスや解決方法をご提示いたします。なお、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の「3分コンサルティング」を編集して掲載しております。(2019年3月配信)

 

相談内容:「アルバイトに、バイトテロを起こさせない手段・方法があればお教え下さい」

ご相談者:S様

業種:飲食店

私は祖父の代に創業した、寿司屋を経営しております。

外国人観光客の方から人気を頂きブレイクしたことがきっかけで、昨年から店を3店舗に増やしました。そこで身内で経営するのも限界となり、アルバイトを採用するようになりました。しかし最近、バイトテロ問題がニュースになりました。飲食店の経営をしているので、バイトテロ問題が他人事と思えなく、急に不安になってしまいました。

うちは店舗数も少ないこともあり、なるべく店を回り、社員やアルバイトとも頻繁に顔を合わせてコミュニケーションを取るようにしています。「将来、オーナーのようになりたいっす!」と言ってくれる、若いバイトの青年たちも多くいます。

しかしバイトテロ問題のニュースを見て、「うちのバイトも、もしかするとバイトテロをしているのでは?」と不安になりました。ある青年のインスタグラムのアカウントを表示し「バイトテロをしていないか?」と調べてしまいそうになって、ハッと手を止めました。

バイトテロを防ぐため、従業員の全ての言動を監視することが、現実的に難しい方法であることは分かっています。そこで、バイトテロを防ぐためには、アルバイトに「この店のために誠実に働こう」、という気持ちを持ってもらう方法を考えることが、経営者として正しいのではないかと考えました。

新谷社長が、もし私のような飲食店オーナーでしたら、バイトテロを防ぐためにどのような方法を取るでしょうか?不安をぶつけるような形で申し訳ありませんが 新谷さんのご意見をお聞きできたら幸いです。

 

ご相談者へ回答(回答者:新谷 哲)

バイトテロや不正・不祥事は、経営者であれば誰もが悩むことです。私自身も昔、ある社員が不正を起して、悩んだ経験があります。

その不正が発覚した理由は、経営理念と日報にございます。弊社には「WizBizスピリッツ」という40個ぐらいの項目が書かれた経営理念があり、朝礼で1日1項目、経営理念について話す時間を設けています。それと就業規則で「毎日、日報を書きなさい」としています。その日報に、朝礼で話した経営理念を日報に必ず書く、という規則を作っています。

その1つに「素直さ・真摯さ」という項目があります。不正を起こした社員が日報で「真摯さが分からなくなってきた」書いていたのです。それで「彼はなんかおかしいぞ?」と取締役の部長に指示をし、調べさせたら不正をやっていたのが発覚した訳です。

私としては、バイトテロや不正・不祥事を防ぐには、「経営理念を作り上げること」が、一番良い方法だと考えています。経営理念を作りましたら、社員・アルバイト問わず、経営理念を徹底して浸透させることが重要です。弊社では、毎朝行う朝礼で、社員に経営理念を読ませ、経営者である私がコメントする、という方法で経営理念を浸透させています。

S様は、経営理念をお持ちでしょうか?もし持っていないのであれば、至急経営理念を作成してください。それを徹底的に浸透することで、アルバイトであっても経営理念に向かって動いていきます。これは組織風土、企業文化を作っていく方法と同じです。

バイトテロを起こさないような組織風土、企業文化がアルバイトに浸透すれば、バイトテロ問題は解消するでしょう。ぜひ、経営理念を作り、浸透させてください。

 

新谷 哲 WizBiz株式会社 代表取締役社長

1971年 東京生まれ。大学卒業後、東証一部上場のコンサルティング会社に入社。銀行、信用金庫の融資開拓コンサルタントを皮切りに、仙台支店長、東日本事業部長、執行役員を歴任。その後、常務執行役に就任し、経営コンサルティング部門や営業部門、サービス提供部門を統括。

2010年に独立し、WizBiz株式会社を設立。現在、経営者向けネットメディア「WizBiz」を運営。日本国内では、経営者の会員登録数でNo.1のメディアとなっている。また、経営者向けサービス提供としては、ネットだけでなく、リアルの場も力をいれており、年間300回以上のセミナーを開催し、年間4000名を越す経営者が参加。その集客力は、各方面からも注目を集めている。著書に「社長の孤独力」(2019年6月発売。日本経済新聞出版社)がある。

※新谷哲の回答へのご質問・ご相談がある方はご遠慮なくお問い合わせください。

本コーナーで掲載する経営相談は、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の3分コンサルティング「アルバイトに、バイトテロを起こさせない方法とは?」を編集したものです。文中に登場する社会環境や企業情報、数字情報、その他の各種事象は、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

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