社長の孤独力番外編!「社員がすぐ辞めてしまう」|経営ノート

社長の孤独力番外編!「社員がすぐ辞めてしまう」|経営ノート

「社長の孤独力」番外編

本コーナーでは、2019年6月に日本経済新聞出版社から出版された、新谷哲の著書「社長の孤独力」の内容を解説するとともに、本書では書ききれなかったポイントもご紹介します。経営者へのアンケートで集めた1000個の悩みをジャンル分類した本書から、毎回1テーマを取り上げます。なお、本コーナーは、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の「社長の孤独力 番外編」を編集して掲載しております。(2019年10月配信)

第12回「社員がすぐ辞めてしまう」

本日は、『社長の孤独力』2章1項「社員がすぐ辞めてしまう」を解説いたします。

先に結論を言いますと、愛情を持って接すれば社員は辞めません。本でも書かせていただきましたが、社員は必要とされていないとか、孤独感や疎外感を感じると辞める可能性が高くなります。

私が経験した悪い例になりますが、過去にうつ病になった社員を出したことがあります。その社員は、私が一番叱っていた人間でした。ある時、叱りすぎるのをやめよう、と私は自分の姿勢を変えます。叱るのをグッと我慢したのです。そうすると、なぜかその社員はうつ病になってしまいました。今その理由を考えると、急に叱られなくなったことで、本当の意味で私に嫌われて無視されているのではないか、と社員が感じてしまったのではないかと思います。

私は無視したつもりはございませんが、そんな感覚を持たれてしまったと思います。そういう意味では「最近、調子はどう?」など、何かしら声をかけることが重要です。日報の提出をさせているのなら、あれやこれやと書くことが重要です。

また、会社に合わない社員には辞めていただくことも、方法の1つです。やはり会社に合う社員、合わない社員はおりますので、会社に合わない社員には辞めていただいてもよいと思います。その一方で、会社に合う社員が辞めることは問題です。会社に合うのに辞めるのは、居心地が悪くなっていることが理由です。解決する方法として弊社では、人事評価とライフプラン面談をしています。人事評価では半年に1回、部長クラスの人間が、部下の評価を面談で必ず伝えます。また年に1回行うライフプラン面談では、私が全社員に「このような感じで人生を送れば?」とアドバイスをします。このような形で、社員のことを気にかけている、と伝えれば辞めていく社員は減っていきます。

ただし、会社に合わない社員は、どうしても辞めてしまいます。そのような社員を減らすためには、合わない社員を採用しないことを考えるべきでしょう。ぜひ、社員が辞めないように、愛情を持って社員に接してください。

 

新谷 哲 WizBiz株式会社 代表取締役社長

1971年 東京生まれ。大学卒業後、東証一部上場のコンサルティング会社に入社。銀行、信用金庫の融資開拓コンサルタントを皮切りに、仙台支店長、東日本事業部長、執行役員を歴任。その後、常務執行役に就任し、経営コンサルティング部門や営業部門、サービス提供部門を統括。

2010年に独立し、WizBiz株式会社を設立。現在、経営者向けネットメディア「WizBiz」を運営。日本国内では、経営者の会員登録数でNo.1のメディアとなっている。また、経営者向けサービス提供としては、ネットだけでなく、リアルの場も力をいれており、年間300回以上のセミナーを開催し、年間4000名を越す経営者が参加。その集客力は、各方面からも注目を集めている。著書に「社長の孤独力」(2019年6月発売。日本経済新聞出版社)がある。

※新谷哲の回答へのご質問・ご相談がある方はご遠慮なくお問い合わせください。

本コーナーで掲載する経営相談は、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の社長の孤独力 番外編「社員がすぐ辞めてしまう」を編集したものです。文中に登場する社会環境や企業情報、数字情報、その他の各種事象は、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

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