企業向けテナントは今後どうなる?

本コーナーでは、経営者、社長、後継経営者、起業予定者などから頂戴する会社経営に関するご相談に対して、WizBiz株式会社の代表であり、経営コンサルタントである新谷哲が独自の視点で経営上のアドバイスや解決方法をご提示いたします。なお、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の「3分コンサルティング」を編集して掲載しております。

相談内容:「セミナーはコロナが収束しても、ウェブが主流になるのでしょうか?」

  • ご相談者:K様
  • 業  種:ビル経営

初めまして。都内でビルを経営するAと申します。これまで企業向けにテナントの貸し出しをしていましたが、テレワークの浸透などで、空きが目立つようになりました。

この空きをどうにかしようと、企業や個人向けに貸し会議室などを行おうと考えております。30人以上が入ることができるため、セミナー会場などで需要があるかと思ったのですが、気になることがございます。セミナーの流行を知るために色々と調べて、ほとんどがウェブセミナーになっており、リアルでの開催が珍しくなっていると感じました。そこで、月200回以上のセミナーを開催する、新谷さんに質問がございます。今後のセミナーですが、コロナが完全に収束しても、ウェブが主流になるとお思いでしょうか?活用方法を根本から見直すつもりですので、ご意見をお聞かせいただければ幸いです。

ご相談者へ回答(回答者:新谷 哲)

おっしゃる通り、セミナーはウェブでのオンライン開催が主流となり、リアルの開催は減っていくでしょう。弊社では全てのセミナーがオンラインへと移行をしました。また、「経営者を50人ほど集めるので、オンラインセミナーをやって欲しい」などのご依頼も多く頂くようになりました。私自身、先日も、ZOOMで資金調達について、20分ほどお話をさせて頂いたところです。セミナー主催者側にも、受講者側にもメリットがあるので、この流れはコロナが収束しても続くと考えられます。

一方で、リモートワーク・テレワークも浸透し、オフィスの縮小をされる企業様も増えています。今後も貸し会議室の需要は高くなると予測をされています。しかし、冒頭でお話したように、リアルでのセミナーは減少しています。そのため、1人で利用をできる個室や、4~6名でミーティングのできる部屋など、オフィスを縮小された方々に焦点を当て貸し会議室の運営をされてみてはいかがでしょうか?ご希望がございましたらご相談に乗らせていただきますので、ぜひお声がけください。

新谷 哲 WizBiz株式会社 代表取締役社長

新谷 哲

1971年 東京生まれ。大学卒業後、東証一部上場のコンサルティング会社に入社。銀行、信用金庫の融資開拓コンサルタントを皮切りに、仙台支店長、東日本事業部長、執行役員を歴任。その後、常務執行役に就任し、経営コンサルティング部門や営業部門、サービス提供部門を統括。
2010年に独立し、WizBiz株式会社を設立。現在、経営者向けネットメディア「WizBiz」を運営。日本国内では、経営者の会員登録数でNo.1のメディアとなっている。また、経営者向けサービス提供としては、ネットだけでなく、リアルの場も力をいれており、年間300回以上のセミナーを開催し、年間4000名を越す経営者が参加。その集客力は、各方面からも注目を集めている。

※新谷哲に経営相談をご希望の方はこちらよりお問い合わせください。初回のみ無料で承ります。

本コーナーで掲載する経営相談は、Podcast「社長に聞く!in WizBiz」で配信中の3分コンサルティング経営者の課題解決!「企業向けテナントは今後どうなる?」を編集したものです。文中に登場する社会環境や企業情報、数字情報、その他の各種事象は、原則、収録当時のものですので、予めご了承ください。

『社長の孤独力』抜粋版(PDF29ページ)
無料プレゼント中!

『社長の孤独力』(新谷哲/著) の【抜粋版】を無料プレゼントしております!

71の課題の中から「資金・人材・売上・採用・後継者」の5つを抜粋いたしました。銀行からお金が借りれない社員がすぐに辞めてしまう売上を伸ばしたい、など、具体的なお悩みの解決策が掴めます。ぜひご覧ください。

無料プレゼントの詳細はこちら

関連記事